サクラ大戦7人目の隊員
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大神の試練 紐育篇3 試験内容発表
紐育・・・
リトルリップシアター内
大神達は、サニーサイドと別れ、舞台に行くとラチェットがついに、試験内容を発表をした。
「大神さん貴方とそのパートナーのエリカさんと共に、来週に控えるショウにでてもらいます。その上で、ダンスをしてもらいます二人で」
「「ええーーーー」」
「何だって!!」
「ええーなんで私までーーー」
「それは、エリカさん大神さんが、巴里華撃団の隊長だからですよ」
「「ええどういう事だい?」ですか」
「つまりですね、紐育と巴里での試験結果次第で大神さんが帝国華撃団から、巴里華撃団へ、移籍するかしないかを決める試験なんですよ」
「何だと!!それは本当なのかい?さくら君」
「ええ、残念ですが、本当の事ですよ大神さん」
「これも米田司令の意見でして、一応言っておきますね、大神さんが帝国華撃団に残れる手段は・・・」
「「残れる手段は・・・」」
「紐育、巴里で出される試験内容を完全にクリアーする事です」
「もしニューヨークもしくは、巴里で、失敗した場合は現地の華撃団に入れとの事です」
「そしてそれは、パートナーのエリカさんも適応されますからね」
「「ええーーー」」
「それでは、大神さん、エリカさん頑張ってください。私は直哉君に頼まれた仕事をして来ますから」
「ラチェットさんよろしくお願いしますね」
「ええ、わかったわ、さくらさん」
そう言って、さくらは大神達と別れ、サニーサイドの待つ支配人室に向かった。
リトルリップシアターの支配人室・・・
「失礼します」
「ああ、待ってたよさくらさん」
「サニーサイドさん今回私達、帝国華撃団からの要請を受けていただきありがとうございます」
「いやいやこちらとしても、帝都と巴里で、三度も霊的災厄を食い止めた、大神一郎を直接見たかったからね」
「直接見た感想は?」
「実にいいねえ、彼は内で働いて欲しいくらいだよ」
「でも帝国華撃団の司令も凄い事をするね、彼ほどの人材を放出するんだからね」
「まだ放出は、正式には決まってませんがね」
「ああ、そう言えばそうだったね」
「でもこういう形で、移籍するかしないかを決めるとはね、君の弟も面白いね」
「ありがとうございます」
「でもこのやり方のが、その人物の本音を見ることが出来るからね」
「そうですね、人間の本当の気持ちが出て来ますからね」
「そう言う意味では、来週のショーが楽しみだね」
「そうですね、あ、それでは、帝都に連絡するので失礼します」
「はいはい」
そして、さくらは支配人室を出て行った。
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