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サクラ大戦来訪者は私の幼馴染

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帝国華撃団の夏休み5 結婚式のその後2


太正14年8月中旬・・・

大神のとんでもない行動から3日経った日、帝国華撃団は、帝劇に戻っていた。

帝国華撃団現役隊長の不祥事として、帝都中に広まってしまったのだった。隊員達が一番恐れていたさくらと直哉の結婚報道に関しては、帝都に住む人からあの二人漸く結婚したのか,良かったあの二人は、お似合いだから何時するのか気になってたの等、好意的に取られていた。


「良かったお兄ちゃんのせいで、二人の結婚が世間にばれたけど、直哉お兄ちゃんとさくらが被害受けなくて良かった」

「そうですわね」

「とんでもない事をしたもんだな、隊長は、これからどうなるんだ?」

「普通に考えたらクビやろうな」

「だよなあ」

「でも直哉さんの事ですから、少尉さんを手放さないと思いますよ」

「うん噂でだけど巴里に、帝国華撃団をモデルケースで新部隊の立ち上げがもうじき、行われるらしいよ」

「もし隊長がここを離れるとしたら、行く場所はそこしか無いと思う」


「少尉さんがいなくなれば、直哉さんへの倍増しますし」

「そうやね、今は静かやけど、異世界の襲撃や黒鬼会が動くかわからんしなあ」

「ええそうです、本来はそれらが片付くまでは、少尉さんには、いて欲しいですけど」

「でも当事者の二人は、たまらないでしょうね」

「だよね、直哉お兄ちゃんが余計苦しむ結果になってるし」

「そうですわね、司令としては隊長不在にするわけには行かないし、そして、プライベート的には追い出したいはずですし」

「全く隊長が、こんな問題を引き起こすとはね」

「そう言えばさくらさんと、なのはちゃん達は何処に行ったんです?」

「ああ、すみれ実はね、西洋亭のマスターがこの件を聞いて、タダで何でも食べてくれと言ってたから行ってるよ」

「そうなんですの?」

そのころ西洋亭では・・・

お嬢さん大変だったな今回は」

「ええ、でもいいんですか?私達だけ、タダで食べても」

「ああ、お嬢さん達は、うちの常連だからね、それにお穣ちゃん達が来てくれる事で、売り上げも好調だしな」

「それでも悪いですよ、タダなんて」

「いいからいいから、気にしないで食べてくれ」




そのころ大神は・・・


大神自室

「はあ、昨日はやりすぎたな、いくら感情的に、なったとは言え直哉とさくら君の結婚式の邪魔をするなんて、俺は馬鹿だった。さくら君と直哉の関係を知りつつもそれを認めたくない俺もいたから、直哉もさくら君との関係を俺には、言わなかったんだろう」

「俺を先輩と立ててくれていたから、直哉は、俺のいないところで式を挙げようとしたのに、俺はそんな事も知らずに騒いでみんなに迷惑をかけていた」

「駄目な先輩だなあ俺は」


トントン

「はーい開いてるよ」


「先輩昨日はすみませんでした、先輩のいないところで式を挙げようとした僕達が、先輩を怒らせてしまって」

「いやいや俺の方が悪かった直哉、お前は俺が傷つかないようにしてくれてたのにな」

「何でお互いが謝る事になるのでしょうね?」

「そうだな、まあそんな時もあって良いんじゃないのか」

それもそうですね」

大神と直哉が和解した時緊急出動を知らせるサイレンが鳴った。

!!「先輩」

「ああいくぞ、直哉」

二人は地下司令室に向かった。




 
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