| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

サクラ大戦7人目の隊員

しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

間章2 帝都と巴里の平和な一日篇
  間章2 帝都と巴里の平和な一日篇 巴里での出会い

 
前書き
この章は時間軸無視で、巴里と帝都での日常を中心にする予定です 

 

太正15年7月上旬・・・

大神が、悪夢を見ている頃・・

真宮寺姉弟は、すみれとアイリスと再会していた。

「お久しぶりですさくらさん」

「すみれさんお久しぶりです」

「やっほー直哉君」

「アイリス元気だった?」

「うん元気だよ」

「直哉君も、さくらさんも、新婚旅行は、満喫してますか?」

「ええ、ですけど、怪人たちの動きが、組織だって動き出したので、正直今の巴里華撃団には、少々不安がありますね」

「そこで直哉君が、すみれとアイリスを呼んでくれたんだよね?」

「そうだよアイリス、だってお姉ちゃんとすみれさんは、最初の頃よく喧嘩してたしね」


「「直哉君」さん」

「そんな事思い出さないで」

「そうですわ」

さくらとすみれは、顔を赤くしていた。

「それで直哉君、アイリス達はどうすればいいのこれから?」

「もう少し、加山さんとの約束の時間まで、あるから少し観光しようか?アイリス」

「うわーい、ほらさくらも、すみれ行くよ」

「あ、待ってよ直哉君」

「待ってください」

すみれとさくらは、慌てて、直哉とアイリスを追いかけた。

そして4人は暫し巴里観光を楽しんでいた。加山からの連絡を受け、4人は世界の花博覧会場に行き、4人は桜の木の後ろに隠れ、大神達を待った。


そして、その時が来た。

「お久しぶりです。大神さん」

「なっ、まさか本当に、さくら君なのかい?」

「大神さん、私も夢のようです。花の都で大神さんと再会出来るなんて」

「ああ、夢のようだ」

「夢じゃないよ、お兄ちゃん、アイリスお兄ちゃんに会いたくて巴里まで来たんだから」

「アイリス君も来たのか?」

「確かに、夢のような出来事ですわね、中尉」

「すみれ君まで」

「きゃあああああ。東京の花組の皆さーん」

「ぐえええ」

「あれ今何か、当たったような」

「さくら君、直哉君は来てないのかい?」

「直哉君ならここに・・・あれ」

「さくら、直哉君ならあそこで、気絶してるよ」

アイリスが、直哉の事を、さくらに伝える。

「え、きゃあああ。直哉君しっかりして」


これが直哉とエリカの衝撃的な出会いの始まりだった。


「ごめんね。大丈夫?」

「ヒッ」


直哉は、エリカの顔見ると、すぐに真後ろを向き、さくらに抱っこされながらガタガタ震えていた。

「あーあ、直哉君。本気で怖がってるよ」

アイリスがそう言うと、すみれが続けて言った。

「仕方がありませんわ、初対面であんなことされたら」

「ですね、初期の大神さんの時みたいにならなきゃいいですけど」

「いい!!さくら君いつまでその事を言ってるの」

「大神さん巴里華撃団の方のフォローしなくていいんですか?」


「え、」

「エリカ嫌われちゃいました、えーんえーん」

エリカは大声で泣き始めてしまったが、大神のフォローで泣き止みさくら達をシャノワールに案内する事になった。

その後もいろいろな事があったが、今では直哉とさくらにとっては懐かしい思い出となっていた。





 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

全て感想を見る:感想一覧