サクラ大戦来訪者は私の幼馴染
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お見合い騒動と帰ってきた仲間後編
花組が神埼邸に向かった後帝劇では・・・
「さてそろそろ行きましょうか?かえでさん」
「ええ、そうね直哉君」
紫藤直哉と、藤枝かえでは、翔鯨丸の準備を終え、翔鯨丸で、神埼邸に向かった。
そのころ花組達は・・・
「すみれ君待ってろよ」
「はあ、出来る事なら、直哉君と行きたかったよ」
大神とさくらのテンションが両極端なので、他のメンバー対応に困っていた。
そして神埼邸に、着いた。
「へへ案の定鍵がかけられているぜどうするよ隊長?」
笑顔で大神に聞いてくるカンナだった。
「仕方が無い時間が無いし、気が引けるが、カンナ・・・頼むよ」
「ちょっと待った大神」
「何だこの声は?」
そして現れたのは、大神の同期の加山雄一だった。
大神たちが神埼邸に着く前・・・
「すみれお嬢様、お見合い相手の方が到着しました。忠義様がお呼びです」
「わかりました。すぐに参りますとお爺様に伝えて」
すみれがそう言うと、老執事はすみれの部屋を出て、主人の元に向かった。
すみれは老執事がいなくなるのを見て、小さな声で、呟いた。
「少尉さん」
そう言ってすみれは、お見合い相手の待つ部屋に向かった。
そして時は戻り、現在・・・
「お、お前は、加山どうしてここにいる?」
「大神海はいいなあ、もうすぐ海開きだがな、大神ここは俺に任せろ」
加山がそう言うと、神埼邸の扉が開いた。
「大神行け、そして自分の目的を果たせ」
「ああ、ありがとう加山」
そして大神達が見えなくなった時、さくらが加山とであった。
「さくらさん貴女はこちらから行ってください直哉司令がそのポイントに、翔鯨丸と来る手はずになってるので、そちらと合流してください」
「はいわかりました」
そのころ、大神達は、神崎家のSPと一騒動を起こしながら、すみれのお見合いの部屋を目指していた。
そのころお見合い会場では、すみれの祖父が、仕切って、お見合いを進行していた。
「すみれなんか言わんか、せっかく日野君が来てくれてるのに」
「お父様」
「まあまあ、貴方落ち着いて、すみれさんも、お話してみないことには、何もわかりませんわよ」
「お母様」
そして、お見合いが終盤に差し掛かった時、大神とカンナがお見合い会場に、乱入したのだった。
「「ちょっとそのお見合い待ったー」」
「誰だね?君達は」
「俺は、帝国華撃団花組隊長の大神一郎です」
「同じく、桐島カンナだ」
私の事を知っていて、長年帝国華撃団を、援助してきたこの神埼忠義の顔に泥を塗る、無粋なマネを君達はするんだね」
「ええ、長年帝劇を援助してい頂いたのは感謝してますけど、今回のは言わせていただきます」
「すみれ君の意に沿わぬ、結婚を押し付けるのは、納得できません」
「そうだぜ爺さん」
「ふむそれで大神君、君に質問じゃが、君はこのお見合いを壊してすみれをどうするのじゃ?」
「すみれ君は・・・連れて帰ります」
「少尉・・・」
「大神君それでいいんだな、それが帝国華撃団の総意となるのじゃよ」
「ええ、構いませんわ」
その時藤枝かえでが、現れた。
「貴女は?」
「私は藤枝かえで、帝国華撃団副司令をしています」
ドーーーン
その時、爆発音が聞こえた。
「間に合ったわね」
「そうですな、これも直哉司令の描いたシナリオ通りですな」
「お爺様どういうことですか?」
「すみれ詳しい話は後でする、お前はお前の使命を果たしなさい」
「はいお爺様」
「大神君達も出撃しなさい」
「了解です」
そのころ直哉とさくらは・・・
「フフここまで持ったねだがこれまでだ、死ね紫藤直哉」
「クッさくらちゃんごめんねここまで見たいだ」
「直哉君諦めちゃ駄目だよ」
「さくらちゃん」
「直哉君あれを見て」
「あ、あれは皆」
「何故、奴らがここに量子甲冑付きで来る?水弧め嘘をついたな、ええいこうなったら、紫藤直哉だけでも殺す」
「「そんな事は、させませんわ」させねえよ」
「何!!ぐぎゃあああ」
「許さんぞ、この私に傷をつけた報い晴らしてくれる」
「こちらも直哉さんとさくらさんの受けた痛みを返して差し上げますわ」
そして戦いは、帝国華撃団の勝利だった。
「それでは行きますよ、勝利の・ポーズ」
「「「「「「「決め!!」」」」」」」
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