サクラ大戦来訪者は私の幼馴染
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今後の話し合いのはずが・・・
直哉は陸軍病院から帝劇に戻ると、大神を含む隊員全員を地下司令室に集合させた。
「直哉お兄ちゃんお話は何?」
「アイリスごめんねもう少し待ってくれる?隊長さんが何か言いたいみたいだから」
「ああ、直哉お前は、何でまたその席に座っている?そこは、米田司令の席だぞ」
「ああ、昨日まではそうでしたね、今日からはここが僕の席なんですよ、わかりました?大神さん」
「何だと!!」
「本当なの?直哉お兄ちゃん、良かったよこれで元通りだ」
「でも皆揃ってないよ、アイリス」
「良いんだよ、直哉お兄ちゃん、織姫とレニも、大神のお兄ちゃんが司令するよりいいでしょう?」
「それはそうですね、実際直哉司令は前大戦を司令そして、さくらさんのパートナーとしてやってますしね」
「そこは僕も同意する。実績のない隊長よりは、部隊として機能すると思うから」
「それでも俺は信じられない、米田司令が、俺でなく直哉を選ぶなんて」
「大神さん。証拠があるので聞きますか?」
「ああ」
「直哉とさくらお前達を呼んだのは、明日俺が、陸軍の会議に行ったら直哉お前が、司令官を続けろ」
「はい」
「さくらも直哉のサポートしてくれよ」
「はい」
「話は、以上だ」
「馬鹿な!!」
「米田司令の後釜は、俺の筈だ。絶対お前が細工したんだろう。直哉」
「・・・ぶち」
「ヤバ、レニ織姫、耳栓の準備いい?」
「いいよアイリス」
「こっちも準備いいですよ」
「大神さん。いい加減にしてください。米田さんは、大神さんではなく直哉君を選んだんです。男の嫉妬はみっともないですよ」
「さくら君。このさいだから聞くけど、さくら君は、俺と直哉のどちらが好きなんだい?」
「おお、お兄ちゃんがついに聞いたよ織姫」
「そうですね。さくらさんは、素直に言うと思いますね」
「僕もそう思う。はっきり言うべきだ」
「私は・・・直哉君を選びますよ、と言うか直哉君しか選択しませんけどね」
「「「おおーー言ったーー」」」
「何だって!!馬鹿な君も、メインヒロインなら何故、主役の俺に惚れないんだ?」
「織姫こんな事お兄ちゃん言ってるけどいいのかな?」
「はあ、大神さん私は、メインヒロインの役割ちゃんとしてますよ、だってこの物語は、大神さんが、主役じゃないんですから」
「誰が主役なんだ?」
「それは直哉君が主役ですよ、そんなの当たり前ですよ」
「何だと!!直哉が主役だと!!、そう言えば俺とさくら君の出会いの記憶がないのは、それが原因なのかーーーおのれーー」
「さくらさんも、大神さんも、これ以上騒ぐと今後一切登場させませんからね」
!!「「それだけはやめて」くれ」
「じゃあこんな事言うのをやめますか?」
「「はいやめます」」
「直哉お兄ちゃんも怒ると怖いね」
「そうですね」
「・・・だね」
「と言うか今回物語進んでないけどいいのかな?」
「まあ休憩なのでしょうね」
「じゃあ皆お疲れ様」
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