究極の生命体となりモンスターハンターの世界に転生しました
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05 アハッ!ギルドナイトって怖いね!
前回のあらすじ
瞬殺☆
「はぁ…疲れた。」
クルペッコを瞬殺して、ロックラックに帰って来た。見える景色は一緒なのだが、何かが違う。いつもガヤガヤしている集会所がシーンとしている。人がいないわけでは無い。だが、人々は俺に視線を向けている。いや~照れちゃうな~!あははは!
「おい貴様!」
「はい?何でしょう。」
後ろを振り返ると、ギルドナイトシリーズを纏った青年がいた。それも一人では無い。1.2.3…5人いる。あれ?俺のファン?嬉しいな~!
「ちょっと来てもらおうか。」ガシッ
「うぇい?」
声が裏返ってしまった。今、帰って来て疲れている(本当は全く疲れていないけど)人に突然着いて来いって言う!?何々!?ホモなのこの人達!?
「あの…離してくれません?」
「だが断る。」
「えー…。」
何処に連れて行かれるんだろうなー!もしかして、公衆トイレとか!?うわぁぁぁぁぁ!!嫌だぁぁぁぁぁ!!
ーーーーーーーーーー
「………。」
「「「「……。」」」」
「ウホッ、いい男。」
なんか一人危なしげなギルドナイトがいた気がするけど、気にしない気にしない!さて、今俺は飛行船に乗っている。ギルドナイトの話から盗み聞きした事を纏めると…
・俺はドンドルマの大長老の所に連れて行かれる。
・昔、俺みたいな転生者がいた。
・彼奴らは転生者を“あの一族”と呼んでいる。厨二臭ェ…。
といった所か。まぁ、取り敢えずここからドンドルマまで半日かかるらしい。その内にここから脱出する方法を考えないといけないな…。
因みにギルドナイトは全員武器を持っている。右から大剣、ランス
、チャージアックス、双剣、ライトボウガン。いくら怪我が一瞬で治るとはいえ、痛いものは痛い。
「大長老様の前では知っている事を全て吐くんだ。いいか?」
「へいへい。別に俺はどうだっていいよ。」
吐く事なんて微塵も無いのに、なんでだろう。やっぱり“恐れ”から来ているのだろうか。あ、一つある。ここから逃げ出す方法。ん?何々?落ちたらギルドナイトも死ぬんじゃ無いかって?ふふふ…そんな事百も承知さ。よし、作戦決行!
「なぁ、どんな事を聞かれるんだ?」
「それは…。」
その時だった。
ブワァァァァ
「「「「「「!?」」」」」」
突如飛行船が大きく揺れる。あれ?これってかなりピンチじゃね?やべぇ!取り敢えず逃げないと!外に出ると、目の前には灰色が広がっていた。雨雲の中に入ったんだろう。よし、今の内に…!
キュアァァァァァァァァァ!!!!
「何っ!?」
雲の中に甲高い咆哮が共鳴する。
「まさかっ!」
あばばばばばばばばばばば!!!こんな時にアイツが来るなんて!ソイツは風と共に神々しいオーラを放っており、近づけば吹き飛ばされそうな程の強風を纏っていた。そのモンスターの名前は…
「嵐龍、アマツマガツチ!」
「キュアァァァァァァァァァ!!!!」
「ぐはっ!」
風により宙に飛ばされた。背中にシャガルマガラの翼を生やし、空を飛ぶ。
「何だい、大層なおもてなしじゃあないか!それじゃあ、俺もそれに…応えなくちゃな!」
次は腕を金獅子、ラージャン。頭をイビルジョーにする。多分見た目はかなりカオスになっていると思うがそんな事どうでもいい。今は目の前の敵をどうするかだ!
「そして、ザ・ワールド!」
俺のザ・ワールドの可動できる範囲は500m。原作のDIOよりも何百倍と高い。
「行くぞ!」
「キャァァァァァァァァァ!!!!」
続く
後書き
嵐を纏う龍VS究極の生命体!
どちらが勝つでしょうか!では!また次回!
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