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ソードアート・オンライン~共鳴の宴舞台~

作者:提供者
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SAO:アインクラッド〜共鳴しあう絆の中で〜
  フォルテ抹殺されるの巻

 
前書き
一行でわかる前回のあらすじ

リークさんが爆弾魔になってフォルテの死に様が楽しみ( ̄▽ ̄)モウナニモコワクナイ 

 
「す、い、ませんでしたぁぁぁぁああああ!!!」

第48層主街区、リンダースにて

フォルテがダッシュ&土下座&謝罪でどこかの建物に飛び込んでいた。

ついでに&をもう一個付けて……

「遅いわぁっ!」
「えちょっ、かふッ……!」

飛び蹴り。&ダウン。
増えた&の数二個だったね。一個じゃなかったね。

「覚悟はできてるんだよねぇ〜?」
「あと32秒でできます」
「だが断るッ!」

会心の一撃!

「がはっ……がはっ……がはっ……(エコー)」
「え、何今のどうやったの」

その日、アインクラッドでも屈指の実力を有するプレイヤーが、ピンクの悪魔(リズベット)によって滅せられた。

「まだ生きてます……」

え、生きてんの?まじかー。
フォルテ復活を待ってれば次回遅れてもいいと思ったのになー。

「間違っても作者のあなたが言うことではないでしょう……」

冗談だよー。

「今回のあとがきを楽しみにしててくださいね……」

……え?ちょ、フォルテさん?

閑話休題。

店の中で縛られたフォルテにリズベットが質問をする。

……ドSか?

「で?なんでこんなにに遅れたの。理由次第によっては許してあげても……」
「寝てました」
「よし許さん」
「ひぎゃあああぁぁああぁあああっ!?」
「ちょっとリズー?」

フォルテが割とガチな方で悲鳴をあげていると、店の奥から一人の人物が現れる。
フォルテと同じようにアインクラッドの中でも屈指の実力を有する一人。
通称、《閃光》の二つ名とその美貌で知られる血盟騎士団の副団長。

アスナの姿があった。

「なんかすごい声聞こえたけどなにして……」

こちらに目を向けた瞬間、彼女の言葉と表情が止まった。

今の状況を客観的に見てみよう!

1、縛られて床に転がっているフォルテ。
2、フォルテを踏みつけているリズ。
3、臨時休業の看板。
4、ロウソクとかあったら完璧だったのに。

「失礼しましたぁぁぁ……」
「「違うよ!?」」

盛大な勘違いをして顔を真っ赤にするアスナに同時に突っ込む。
あと臨時休業はともかくとして最後の情報なんの関係が……?

「いいいいや、これはただのご褒美で、決してお仕置きとかじゃ……」
「リズさーん!?逆!逆ですよ!?冷静な顔でどんだけ内心混乱してんですかあなた!?」
「あ、私のことは気にしないで続けてください……」
「待ってアスナさん!?違うんです!あなたの想像は多分全部誤解です!リズさんも何か言ってくださ……」
「どうせ私なんて……」
「何があったああああ!?僕が喋ってる間にあなたの身に何が起こったんです!?もしかしてさっき間違ったから?だとしたらまだセーフ!セーフですから、弁解をしてください!おい作者!?性格間違えすぎでしょう!ああ待ってアスナさん! 話を聞いて!僕の声聞こえてますか!?ラグってんの?聞こえてないの!?行かないで!というか助けて!この縄解いてぇぇえええ!!」

閑話休題part2。

「で、どんな用事で呼んだんですか?」
「あーちょっとクエスト手伝って欲しくて。まぁアスナ来ちゃったからいいかなと思ったんだけど話し込んじゃってさー」
「それに私はこの後用事があるしね」
「こっちの予定は聞かなかったくせに……」
「あ"?」
「ごめんなさい」

作者 は プライド を 生贄 に リセット を 使用!
ナニモナカッタヨ。ナニモ。
キミハナニモミテイナイ。イイネ?
ご都合主義とか気にしない。

「そのクエストってこの時間からでも大丈夫ですか?」
「うん。でももう遅いし、明日からでもいいんじゃない?」
「明日は攻略が、というか今日は休みなんです。うちのギルド」
「え、珍しいね?フォルテ君のとこって結構頻繁に探索してたよね。何かあったの?」
「ああ、昨日フロアボスと戦いまして……」
「「え」」
「あ」

言った直後、しまったという顔を浮かべるフォルテ。
その表情が逆に信憑性を高めていた。
この場には偶然ながらアスナもいる。言い方を変えれば、攻略組の一人。
ボス攻略にあたって参謀を任されるほどの実力者がボス攻略に呼ばれない筈かない。
逆に言えば。

「ねぇアスナ、血盟騎士団も青龍連合も、昨日ボス戦になんか行ってないよね……?」
「う、うん。というか、どこかのギルドがボス攻略に行くなんて話、一言も聞いてないよ……」

勝手に自分たちだけで行って来ちゃったぜてへぺろ。

「「……」」
「あ、あははは……」

乾いた笑いと冷めた空気。
耐えられなくなったフォルテは……

「失礼しますッッ!!」
「させるかっ!」
「えい」
「のわぁああ!」

ドンガラガッシャーン。

フォルテ は 逃走 を 試みた!
しかし 失敗 して しもた!
……ん?訛った?

特に家の中を散らかすこともなくアスナに足をかけられたフォルテがすっ転んだ。何今の音。

あとリズさん「させるかっ!」とか言ってた割には何もしてないっていうね。

……あれ?見えてないんだよね?聞こえてないんだよね?なんでリズさんこっち睨んでるの……?

「洗いざらい話してもらおうじゃない……!」
「ごめんねーフォルテ君」

俺は……ピンクの悪魔の名称は……何も間違っちゃいなかった……!

とゆーわけで。

「第一回フォルテを吐かせよう大会ー!」
「いえーい」
「い、いぇーい」

上からリズ、フォルテ、アスナ。
なんでフォルテはアスナよりもノリいいのさ。
あ、こいつ悟った目してるや。諦めてやがる。
……第二回もあるのかな?

「まず、ボスはどんなモンスターだった?」
「トカゲを人型にしてモリ持たせたら大体あんな感じです」
「アバウトだけどやけにわかりやすいわね……」
「じゃあ、ギミックは何かあった?」
「えーと、途中から餌が出てきました」
「餌?」
「ちっちゃい魚人みたいなやつで、ボスがそいつを食べると回復します。無駄にリアルに食べられます」
「ちょっとグロい……」
「あと、ラスト一本まで削ると霧だか煙だかを出してきます。効果はちょっとわかりませんでした」
「そこまで削ったんだ!何人くらいで行ったの?」
「うちのギルドメンバーだけですけど」
「……うん?」
「あれちょっと待ってフォルテのとこのギルド何人くらいいたっけ30人くらいだっけ(早口)」
「五人ですけど」
「「…………」」
「……」

フォルテ……
何もそこまで言わなくても……

……聞こえてないねー。

「よーしもう何も驚かない……もう大丈夫もう大丈夫……」
「よく、そこまで削ったね……」
「いや、削ったというか、倒しましたよ?」
「ふぁっ!?」

リズさーん。普通に驚いてますよー。

「倒し、たの?」
「はい」
「フロアボスを、五人で?」
「はい」
「殴っていい?」
「はぃぃいいえ」
「せいやっ」
「ごふっ」

閑話休題part3

「とにかく、私は今の話を団長に話してみるよ」
「うん、なんか、すいませんでした」
「まずアスナのとこの団長さんが信じてくれるかどうかわかんないけどねー」
「まぁ、多分話題にはなってると思うからなんとかしてみるよ。本当に開いてるかの確認もするだろうし」
「まぁ頑張れー」

…………

ねぇもうめんどくさいからこのシーン飛ばしちゃだめかなー。
だめかー。
でもちょっとだけ飛ばしちゃう。

「やっと頂上着いたー」
「結構キツかったですね」
「てか寒い」

あ、違う違う。
行き過ぎ行き過ぎ。
もうちょい前でお願い。

「手伝って欲しいのはこのクエスト!」
「…………」
「ん?フォルテ?」
「……はっ!?読み込みに時間がかかってしまった!」
「なんの話?」

んーここかな。
今ちょっと固まってたけど大丈夫でしょ。

「《クリスタライトインゴット》……?」
「そ、ちょっと前に取得方法がわかったんだけど知らない?」
「残念ですが……」
「まぁ、簡単に言えば龍の巣穴に潜ってその鉱石を取って来いっていうクエスト」
「龍のドロップアイテムではないんですか?」
「うん。普通におちてるから。ただ、気をつけなければいけないことがあるの……」
「え?」
「このクエスト……」
「は、はい」
「受けるのすっごくめんどくさい」
「……はい?」

「やたら話長いんだよ!あのジジイ!」
「リズさーん?キャラ崩れてますよー?ファン減りますよー?」
「ウルサイバカー」
「ロボ化!?」

なんかさ……
地の文少なくない……?(知るか) 
 

 
後書き
フ「さて、今回は僕一人で後書きに登場させてもらいます。提供者?ああ、作者なら先ほどから聞こえなくなりましたよ。心音が」

……ハッ!?俺は何を!?

フ「……チッ。仕留めきれてませんでしたか……」

こらそこぉ!舌打ちするな!怖いこと言うなぁ!

フ「さて、ではぼくはこの後これを滅する用事ができたので早急に締めさせていただきます。ほら、早く言ってください」

これって……ものじゃないんだから……
それでは次回のお話も!

フ「耳を傾けていってくださいね。さて、確かここら辺に青酸カリが……」

結構ガチで来た!?ばいばい!

フ「あ、こら逃げるな!」 
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