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戦え!!正義の兄弟戦士ジャスティスカイザー

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第四十六話 福島少佐!いきなりバレンタイン!!その一

                 戦え!!正義の兄弟戦士ジャスティスカイザー
               第四十六話  福島少佐!いきなりバレンタイン!!
 この作品には季節感がない、夏から春になるし秋からいきなりお正月にもなったりする。実に斬新な季節感の作品だ。
 だからだ、間も無く運命の日になろうとしていた。作中では。
「バレンバインか」
「いよいよだな」
 二人も寒空の中話す。
「この前何月だったんだ」
「海遊館に行った時な」
「気付いたら二月か」
「夏になったり冬になったり忙しい作品だな」
「運動会もやったしな」
「それで今回はバレンタインか」 
 つまり二月十四日だ。
「作者はスーパーで働いてるから稼ぎ時だな」
「チョコレート売る時だな」
「そうとしか思えていなくなってるな」
「バレンタインってな」
「ものを売る時だぜ」
 そうなってしまったというのだ。
「しかし急になったな」
「チョコレート食う日か」
「作者は就職前は何とも思ってなかった日だな」
「バレンタインは知っててもな」
「義理チョコを食う日」
「そうとしか思ってなかったぜ」
 かつてはそうだった、そして今は。
「今は仕事の稼ぎどころの一つ」
「それでしかないかなら」
「バレンタインものは毎年書いててな」
「そうでしかないぜ」
「本当にな」
「そんな日だからな」
「けれどよ」  
 ここで瞬が登場した、いつも通りいきなりだ。
「それでも大事な日なのよ」
「多くの人にとってはな」
「チョコレートに運命がかかってるんだよな」
「贈る方にも貰う方にも」
「どちらもな」
「そうよ、とても大事な日なのよ」
 瞬は乙女として二人に話した。
「ただ仕事でチョコレート売る日でも義理チョコを貰う日でもないのよ」
「作者の考えは違うか」
「そこは」
「というか作者そんな考えだからね」
 瞬は作者のことも話した、所謂登場人物による作者批判というギャグではよくある展開を踏襲したのである、
「奥さんも彼女もいないのよ」
「ああ、そういえばそうなんだよな」
「作者今も一人なんだよな」
「彼女いない歴が生年月日から続いてる」
「そうなってるっていうんだな」
「そうよ、もっとバレンタインもよく認識しないと」
 駄目だというのだ。
「作者クリスマスもそうだけれど」
「何かな」
「作者はどっちの日も仕事の日か執筆する日って考えてるな」
「お盆にホラー書くのと一緒でな」
「そう思ってるよな」
「そういうのが駄目なのよ」
 瞬はまた言った。
「もっとね、恋愛を石気しないと」
「恋愛ものかなり書いてるけれどな」
「それでも問題はそこか」
「バレンタインもちゃんと意識をする」
「それが大事なんだな」
「それで今回はね」
 瞬は二人にあらためて言った。
「そnバレンタイン勝負よ」
「チョコを作るのか?」
「料理なら前にやっただろ」
 二人は瞬の話を聞いてすぐにこう返した。 
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