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銀河鉄道物語 リリカルな異世界[地球]

作者:stk
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模擬戦と事件解決

 
前書き
長かったこの小説もほとんどの折り返し地点
今回でこの章は修了します。
 

 
人とは言い出したことに責任を持たなければならない。
そして他の動物とは違うのだからしっかり反省して、次に生かさなければならない。
そんな常識を忘れるようならば、その人は人間失格であろう。
反省なくして成長なし。
この言葉をしっかり覚えてほしい。
もしかしたら宇宙の生活の発展に繋がるであろう。
宇宙暦2059年 生命哲学者ポリアス・アルケミー

人とは約束を守らなければならない。
それは決して破ってはいけない大切な物であるから。
人として最低限のマナーである。
宇宙暦2074年 心理哲学者カウル・アルケミー

偉人達の台詞にもある通り、自分のしたことにしっかりと責任をとり、反省をしなければならない。
最もこの言葉には対抗がある人もいるかも知れないがそれを克服することが大切なのである。
これに気づくことが出来れば初めて人として何かをやり遂げたと言うことになるだろう。



未来はなのはたちに無理やり連れてこられて模擬戦を行うことになった。
しかしこんなに大人数を相手にすることがきつかった未来は、なのはに提案をした。
「必殺技のぶつけ合いでどうかな?」
「それじゃあ未来君が危ないんの。」
「それはこの模擬戦事態だと思わないのか?」
「だって模擬戦だよ。安全に決まっているよ。それに怪我をするのは未来君一人だから。」
そうそう僕だけ・・・って僕が怪我をする前提なんだ。
怖い怖い。
「まあ良いよ。未来君の提案を呑むけど私の前で倒れないでね。」
「わかってるよ。」
未来の提案を呑んだなのはは皆の元に帰っていった。
未来は、必殺技のモードを決めていた。
一方なのは達は、
「一番最初に綾ちゃん、それからシグナム、美花ちゃん、フェイトちゃん、私、はやてちゃんで良いよね。」
「文句ないよ。」
「私も。」
それぞれが一致した。
未来も準備が出来ているようだった。
「兄貴行くぞ。ギガンテンハンマー。」
「ブラックライト。」
未来の放ったブラックライトは綾のディバイスを飲み込み綾に当たった。
「なのは、やっぱりやめようか?」
「ほんなら私が行くで。リイン行くで。」
「はいです。マイスターはやて。」
「「ユニゾン、イン。」」
二人がユニゾンをするが未来は余裕の表情を保っていた。
「未来君行くで、ラグナロクブレイカー。」
「真実の理を闇から照らせ、ブラックライト。」
二人の魔法は壮絶な物だった。
「なのはちゃん、危ないから下がっといてな。」
「兄貴の野郎今度は全力だ。これだとはやてが危ねー。」
「どう危ないの?」
なのはが綾に聞くと、
「兄貴が使っているのはブレイク式。ブレイク式は攻撃専門の術式なんだ。それを全力でやっちまったらアース式位しか対等には戦えねー。」
「加奈ちゃん、はやてちゃんを助けて。」
「分かっています。古の地に存在する我らの神よ、我の前に立ちはだかる敵に雷を、ゴッドブレイク。」
3つの魔法がぶつかり、全部の魔法が打ち消された。
「一体一って言ったじゃん。なんで加奈も参加しているの?」
「未来中将やりすぎです。」
「結構楽しかったのにな。ほなまたやろな。」
はやては一人隊舎に向かった。
「それではこれで僕は帰るから、楽しかったよ。」
未来と護衛の二人は駅に転移した。
「だから勝手に転移魔法使っちゃ駄目なの。」
なのはは少し怒っていた。

一方、はやては、
「クロノ提督、やはり未来君に悪気が会ったわけでは無いようです。それに理由をハッキリしているんで裁判の起こしようもないです。」
「そうか。いつも悪いな。」
「それが仕事ですから気にせんといて。」
「上層部には俺から言っておく。」
通信を切ると、はやては感じた、
[私たちの早とちりやったんやな。後で未来君に謝らないといかんな。]
そして皆、はやてと同じことを思っていた。
いつ謝りに行ったかは秘密らしい。
そしてもっと言うならば、未来は今回の事を全然怒っていなかった。
[むしろ自分達の対応を悪かったからおあいこ。]
と言うことをいったらしい。
皆はもちろん未来にたいして、
[未来君らしいね。]
と、それだけを思ったらしい。
「君たちも仕事があるんだから早くした方が良いと思いますよ。何時でも会えるのですから。」
「そうやな。本当にごめんな。」
はやてが最後に謝り部屋を出ていった。
はやてに続いて機動6課のメンバーが出ていった。
そして最後になのはが、
「未来君は変わらないんだね。」
と言い出ていった。
機動6課の気配が消えると未来は、
「カレンさん、いつまで隠れているんですか?」
そこにいたのはフッケンバイン一家の首領になるカレン・フッケンバインだった。 
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