真拳使い転生者のリリカル転生
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奥義6. 俺の物語はまだまだこれからだ! いやマジで。最終回じゃないよ?
前書き
お久しぶりです。
そして申し訳ありませんでした。
前回の投稿後直ぐに更新するつもりだったのですが執筆中にデータが消える、電池切れでもないのにいきなり使用しているPCの電源がブチ切れるという事件が何度もあり鬱になって投稿を停止してしまいました。
今回やっと無事書き終えたので更新を再開します。
それでは奥義6、始まります
※今回は基本ギャグ無しです、ごめんなさい。
試合を終え実力を認めてもらえた俺は恭也さんをテープから解放し握手を交わした。
「凄いな、過信しているわけではないがこの俺に勝つとはな。」
「いや、運が良かっただけですよ。」
てか俺自身あなたに勝てたことに驚いてますからね。
だって恭也さんって言ったらいろんな二次創作とかでメチャクチャ強くかかれてるじゃん?
そんな恭也さんに勝ったなんて…。
まあ本気じゃなかったんだろうけどな、神速使ってなかったし。
実際使えるかわからんけど。
「まさか本気を出してないとはいえ負けるとは思わなかった。」
あ、やっぱ本気じゃなかったんですね。
本気だされてたらどうなってたことか。
まあ俺もまだ他にいろんな奥義あるから似たようなものだけど。
「グソッ。【お疲れ様です。】」
気が付くと、いつの間にか俺と恭也さんの足元にグソクがおり俺に濡れタオルを渡してきた。
別に汗かいてないけど一応受け取っておこう。
「おう、グソク。サンキュ。」
「グソッ。【どうぞ。】」
「あ、ああ。ありがとう。」
グソクは恭也さんにもタオルを渡し恭也さんもそれをやや複雑そうな顔をしながら受け取る。
まあまさかダイオウグソクムシからタオルを渡されるときが来るなんて思ってもなかっただろうからな。
「遊助君!」
そんな事を考えていると、なのは達ギャラリー組も俺と恭也さんのところへやってきて誘拐された3人が俺を囲んで色々感想を述べてきた。
「凄いよ遊助君、お兄ちゃんに勝っちゃうなんて!」
「本気じゃなかったらしいけどな。」
本気出されてたら超奥義とか実力によっては下手すりゃ究極奥義を出しかねなかっただろうしな。
一般人相手だからできるだけ使いたくないけど。
「それでも凄いよ!あの恭也さん相手だもん!」
すずかよ、それは俺でも思ってる。
「あんた本当に人間?」
「一応人間だ。」
転生者だけどな。
てかアリサよ、それだとまるで恭也さんが人間じゃないみたいに聞こえるぞ。
その恭也さんは今忍さんとお話中(O☆HA☆NA☆SHIにあらず)みたいだけど。
俺は気になったので恭也さんの方を見てみる。
「まさかあなたが負けるなんてね。」
「すまない、不甲斐ない所を見せてしまったな。」
「ううん、そんなことない。かっこよかったわよ♪」
「忍…。」
「何?もしかして私がこれくらいの事であなたから離れると思ったの?」
「…。」
「…もう、バカね。」
忍さんは恭也さんの腰に手を回し恭也さんを抱きしめる。
「私はどんな事があっても恭也から離れたりしないわ、絶対にね。」
「忍…。」
「恭也…////」
そう言って二人は目を閉じ抱きしめあった。
そんな二人からはどこか近寄りがたいオーラが感じられた。
なんかこう、ピンク色な甘い感じの。
可笑しいな、勝ったのは俺の方なのに恭也さんの方が良い思いしてるように感じるぞ。
「あらあら恭也ったら♪」
「僕達も昔はあんなだったなあ。」
そんな恭也さんを桃子さんは微笑ましく、士郎さんは懐かしむような感じで見ていた。
「何言ってるの士郎さん。私達は今でもそうでしょう?」
「桃子…////」
「士郎さん…////」
と思ったら何故か二人までもがイチャイチャタイムに入りだした。
あなた達もですか。
鮫島さんたち召使い組もやや離れたところから微笑ましそうに恭也さんたちを見ていた。
ちなみに今までセリフはなかっただけでちゃんとファリンさんもいますよ?
「なんか今凄く雑な扱いをされた気がします。」
「?何を言ってるのファリン?」
ファリンさんがなんか言ってるが気にしないでおこう。
ちなみに美由希さんはというと…。
「う~、私も早く彼氏作ってあんな風にイチャイチャしたいよ~(泣)」
涙を流して悔しがっていた。
まあその内いいことありますよ。
「ところで遊助君、少し聞きたいことがあるのだが。」
そんな美由希さんを心の中で同情していると不意に士郎さんが俺に問いかけてきた。
イチャイチャタイムはもう良いんですか?
まあとりあえず話を聞こう。
「君の力と実力は大体わかった。しかし何故君のような子供がこんな力を持っているんだい?」
ああ、そのことか。まあ当然そう思うだろうな。
皆も「確かに…。」と俺の方を向く。
しかしここで「神様に転生させてもらって特典で貰った。」などと言っても信じてもらえないだろう。
なのでここは…。
「昔(昨日)知り合い(始めてあった)の爺さん(神様)に教えて(特典として)貰いました。」
と神様云々を誤魔化して説明した。
「いや、そのお爺さん何者よ。」
「さあ?あんまり気にしてなかったから聞かなかったし俺もそこまで長い間一緒にいたわけでもないから。」
横からアリサが質問してくるが流すように誤魔化す。
転生云々の話以外話してないからあながち間違いでもない。
「うむ、しかし何故教わろうと思ったんだい?」
「教わったというか、流れで?」
「流れで!?」
「いや、小さい頃ってよくヒーローごっこしたりするじゃないですか。」
「今でも小さいでしょうが。」
アリサ、うるさい。
「そんな感じで俺も必殺技的なものの練習をしてて。」
「恭也も昔よくやってたわね~♪」
「か、母さん!////」
「んでそれをたまたま通りかかった例の爺さんが目撃し、一緒になってやってたらそのまま割りとマジな修行に発展して。」
「何してんのよあんた。」
「気が付いたら免許皆伝してました。」
「ホントに何してんのよあんた!」
まあウソですけどね。
しかし士郎さんは「そ、そうか…。」と微妙な表情を浮かべながらもそれで納得してくれた。
「まああんまり使う機会ないんですけどね。今回はたまたま役に立ちましたけど。」
これからやたら使うことになるだろうけどな。
「だがそれで今回は君に助けられたんだ、今回の急な試合の申し出の詫びも含めて何かお礼をしたいのだが…。」
「じゃあ夕飯まだなんで何か奢ってください。時間的にも腹減りました。」
「欲望に忠実か!!」
「「あはは…。」」
アリサに突っ込まれその光景を見てなのはとすずかが苦笑いする。
だってもうなんだかんだで19時回ってんだぞ?
しかも誘拐犯との戦闘と恭也さんとの試合で尚更だ。
その後士郎さんに「それぐらいなら全然構わない。」と了承してもらい夕飯をご馳走になった。
ちなみに月村家とバニングス家の人達もせっかく皆集まってるのだからということで桃子さんのお誘いで一緒にご馳走になり盛大な夕食会になった。
その際士郎さんに親御さんの許可は大丈夫なのかと聞かれ親はもう(設定上)他界しているということを話したら高町家、月村家、バニングス家の3家から養子にならないかと誘われることになったが丁重にお断りした。
だって養子になったら自由に行動できなくなるじゃん。
皆最初は必死で俺を説得しようとしたが困ったときは頼らせてもらうという事で妥協してもらった。
更に今更だが俺のことが気持ち悪くないのかという話にもなったがそのときなのはが…。
「そんな力なんて関係ないよ!遊助君、なのは達のこと助けてくれたじゃん!それになのは達、友達でしょ!」
と言ってその言葉に皆も頷き優しく受け入れられた。
なんと心の広い人達だろうか。正直先ほど嘘ついたことに少し罪悪感を感じた。
そして夕食を食べ終え、黒太陽真拳奥義『黒炎テレポーテーション』で家に帰り一日を終えた。
そのときグソクに【なんという真拳の無駄使い。】と言われた(書かれた?)が気にしないことにした。
さて、とりあえずいろんなことがあった転生2日目はこれで無事終えたがまだ俺のセカンドライフは始まったばかりである。
神の爺さんの手紙によればもう少ししたら原作が開始される。
その時こそ俺の真のハジケライフが始まる!
俺の物語はまだまだこれからだ!
あ、最終回じゃないからね?
後書き
最後もっとギャグっぽくするつもりだったのに文が考えつかなかった…、文才欲しい…。
誤字脱字、その他おかしいと思ったところがあったら報告お願いします。
星ノ瀬 竜牙さん、前回の感想で直ぐ更新すると言いましたが遅くなってしまいました。嘘ついてごめんなさい。
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