揺るがぬ生き様
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NARUTO
N.4
今オレは三代目と対談している。
「それで、死神よ用件はなんじゃ」
「実は人員が不足してると考えていまして、引き抜いてこようかと」
「成程、お主の提案により里は大きく変わったが、それに伴う組織の人員不足か…」
「ええ、それと波の国の物からの依頼があったと記憶していますが」
「そうじゃの、たしかタズナという者じゃCランク任務じゃな」
「恐らくガトーカンパニー関連かと…」
「なに!?」
「それと雇っている忍びに霧の鬼人がいるそうです。なので引き抜こうかと…」
「……相分かった。途中でカカシには伝えるのじゃぞ、それと同行を許可する」
引き抜きが成功すれば俺の負担も減る。組織をダンゾウ様と俺で回しているが如何せん手駒が少ない。
その会話の後受付所にて、第七班に任務が言い渡される。
「お主ら達には次はCランクの任務をやってもらう。……ある人物の護衛任務だ。
それとこの任務にはナルトも付く」
「入ってきてもらえますかな」
「なんだァ?超ガキばっかじゃねーかよ!
……とくにそこの一番ちっこい奴…お前それ本当にニ「試してみるか?」…」
背後から刀を出す。
「ナルトよ、そこまでじゃ」
爺ちゃんが自然なフォローをしてくれた。
これで嘗めないはずだ。
「兄貴来るなら言えよ」
「多由也、少し余裕ができたからこれただけさ」
「ナルトがいるなら安心ね」「…あぁ、しくじったら地獄行だけどな」
サクラとサスケ…よく分かってるじゃねえか!
「おほん!わしは橋作りの超名人タズナというもんじゃわい。
わしが国に帰って橋を完成させるまでの間、命をかけて超護衛してもらう!」
「ナルト、お前の事は俺も聞かされていない。後で教えろ」
「了解、カカシ先生」
―――――――――――――――――――――――――――
波の国side
「ねぇ…タズナさん、タズナさんの国って【波の国】でしょ?」
「それがどうした?」
「ねぇ……ナルト、その国にも忍者っているの?」
「いや、波の国に忍者はいない。だが他の国には大体存在している」
「へー、じゃあ外国の忍者と接触はないのかな~?」
それに反応するタズナを確認するみな。そして進行方向の水たまりに気が付き
サクラと多由也が丸薬を投下する。
「「ぐわぁあああ!!熱い!痛い!辛い!ぐあぁああ」」
「はぁ~、まったくお前たちは優秀だな…本当」
「「「「常識」」」」
まぁ猛獣と耐久マラソンとか、火あぶりとか色々やったからな。異常を察知しなければ即座に愛の鞭が飛ぶしな。
「さてと…タズナさんちょっとお話しがあります」
カカシの言葉に焦るタズナ
「こいつら霧隠れの中忍ってとこか……」
はい、みんな弱すぎない?とか思うのはやめよう。
「何故我々の事を察知できた」
「数日雨も振っていないのに水たまりなんてあるわけねぇだろボケ」
「多由也、口調が荒いよ…」
「さて、サスケ~幻術で目的を吐かせようか」
俺がそう言うとサスケは写輪眼を使い幻術にかける。
「…目的…タズナ…抹殺……」
「で、タズナさん我々はアナタが忍に狙われてる。なんて話は聞いてない
これだとBランク以上の任務だ。説明していただけますね?」
この後はタズナのどうでも言い話が始まる。そして勘違いしていたので拳骨を落とした。少し涙目だ
しばらく進むと気配が変わる。そして攻撃を感じみな身を伏せる。タズナは女子二人により転ばせて避けさせていた。
「コイツは確か…」
来たか。取りあえず俺はカカシ以外の三人を手と目を使いタズナの護衛をさせる。
「へ――こりゃこりゃ霧隠れの抜け忍、桃地再不斬君じゃないですか」
「写輪眼のカカシともう一人できるな…悪いが、じじいを渡してもらおうか」
「再不斬まずは…オレと戦え」
「ほ―――噂に聞く写輪眼を早速見れるとは…光栄だね」
「(どういうことだ…写輪眼はウチハ一族で一部の家系に現れる物のはずだぞ)」
どうやらサスケは気になってるようだな。
「忍法…霧隠れの術」
再不斬から殺気が放たれるが俺の殺気でそこは慣らしてある。ある程度なら自分で破れる。
そして再不斬が卍の中央に現れる。即に退避行動を起こしている三人+サスケに連行されるタズナ
「!!」
カカシの背後から攻撃する再不斬、しかしそのカカシは水分身。
「動くな…「!!!」」
「終わりだ」
甘いな、カカシ先生は腐っても忍び刀七人衆この程度のはずがない。
カカシは吹っ飛ばされ水場へ、そして水牢の術にハマる。
「ククク…ハマったな脱出不可能の特性牢獄だ!!」
「さて、カカシは後だ。次はお前らだ」
発言と同時に水分身が現れる。
「甘いな…雷遁 雷吼炮!!」
雷の爆炎を手から生み出し、水分身と水牢の術諸共吹き飛ばす、そして雷遁を刀と体に纏わせ再不斬に迫る。
「水遁 水龍弾の術!!」
再不斬から水龍が放たれるが、背後から既に俺は迫っている。
「ちィ!!(早すぎる…!)」
素の状態の刀では俺の雷遁を纏った刀は止められない。
半ばまで斬り、そしてマーキングをつけた所で蹴りがくる。
だが俺はそれを回避し
「風遁 大突破!」
「ぐわぁああ!…ぐっ!」
これ以上やると死んでしまうので止まる。それに丁度カカシのいる所へ飛ばした。
「終わりだ…お前は死ぬ」
「フフ…本当だ、死んじゃった」
白か…
ここから家に移動した。
だがカカシはまだ写輪眼に馴染んでいないらしく3日動けないらしい。カカシも一応鍛えたが馴染むには柱間細胞とかがないとな…
それとカカシには俺の目的を教えといた。呆れられたが
あとは各自に修行を課すことになった。
さて、サスケに新術教えないとだな…
―――――――――――――――――――――
「では、修行を始めるが各々の課題を言っておく」
「まずサクラ、チャクラを瞬時に腕に溜めて放つ怪力を会得してもらう。
次に多由也、幻術タイプのお前は更なる幻術の奥に踏み込んでもらう。
最後にサスケ、お前はもう一つのチャクラの性質変化だ。以上だ」
「ナルト~、なんであたしは性質変化より先にそれなの?」
「サクラはチャクラの精密操作がうまい。だからこそ出来ると感じた」
「では修行開始!」
多由也は幻術の炎や水を出せる様になった。まだまだ荒いがマスターすれば紅先生以上になるだろう。
サクラはチャクラを瞬時に拳に纏わせる事に苦労しているようだった。量が少なければ発動しないしな。
サスケは雷を出せる様にはなった、千鳥を教えたが本人は俺の雷遁の鎧をやりたい様だった。
カカシには自身が既に万華鏡を開眼しているが、体がついてこれず今だ使えない事を伝えた。
なにかやる気に満ちてるのは気のせいだと思いたい。
俺は影分身を再不斬の元に向かわせ、了承を取り付けた。
ただし再不斬達には、手加減はするがサスケ達と勝負してもらうと伝えた。
白の美男子姿を生で見て、詐欺だろ…と心の中で思ってしまった。
一仕事終えたな、と思ったら
砂で風影につけたマーキングから、風影が危ないというサインが来たので
特性死体(適度な爆散タイプ)を風影と入れ替えて俺の空間に引きずりこんだ。
かなり重症だったので、暫くは動けないがまぁ大丈夫だろう。治療関係は揃ってるしな。
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