サクラ大戦7人目の隊員
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6章 活動写真&特別篇 最終回 宿命の兄弟対決
さあ、直哉最後の時だ、死ね」
双武二式が、真双焔武に、最後の攻撃をした時、直哉から裏直哉の意識が表れた。
「よう、漸く会えたな、兄さん」
「ほうお前は、珍しいな、俺の分身体になり切れなかった、闇の一部よ、直哉に憑依していたか」
「兄さん直哉は、やらせない」
「ふっ貴様如きが俺に勝てると思うなよ」
行くぞ桜花!!」
「はいお父さん」
「さくら姉さん俺達も行こう」
「ええ」
そして改めて、宿命の兄弟対決が再開された。
「ほらほら、どうした、直哉よ先ほどまでの勢いは?」
「グッ強いだけどこれぐらいで、弱音を吐いてちゃ、意味がねえ」
「そうよ。直哉君私たちは、3人でこれまでのピンチを切り抜けて来たんだから」
「さくら姉さん」
(そうだよもう一人の僕)
「直哉・・・」
「わかったぜ相棒」
「フンそんな、トラウマ如き出、精神崩壊を起こす宿主を選ぶとはな」
「なあ、桜花?」
「そうですね、あなたがお父さんの一部と認めません。死になさい。破邪剣征・桜花放心」
双武弐式に乗る桜花は桜花放心を放つ。
「そんなの避けれるぜ」
「直哉がそう言って避けた直後・・・「破邪剣征・桜花爛漫」
桜花が連続で桜花爛漫を放った。
「うわあああ」
「きゃあああ」
真双焔武は攻撃に耐えられず吹き飛ばされた。
「どうした?この程度の実力で、俺と桜花を倒すだと、よく言えたものだな」
「ぐわあ」
双武弐式は、直哉の乗っている箇所だけを狙い、打撃攻撃を加える。
「ぎゃあああ」
次々と、打撃攻撃を受け、ついに直哉は、両手両足を動かせなくなっていた。
「さあこれで、最後だ。心静かに死ね、真宮寺姉弟よ」
双武弐式の刃が、動けない真双焔武に、襲い掛かる。
「だめえーーーーー」
さくらの叫びが奇跡を起こした。
各階に残った、二つの帝国華撃団全員が天守閣に集結したのだった。
「なっばかな!!こんな事起こせるはずない」
「一体何をした?真宮寺さくらーーーーーーーー」
「俺たちが連れて来たのさ、護法リングの力でな」
「何者だ?」
「鬼神ZENKIここに現臨」
「何だと!!鬼神なんてこの世界にいるはずが・・・」
「お前には関係ねえ、くらえヴァジュラー」
「ぐわあああ。おのれーー」
「いまだ全員の最強技で倒せーーーー直哉さくら」
「「「「「「「了解」」」」」」」
「馬鹿な、こんな事があってたまるか」
「貴方達の時間は、終わったんです。ゆっくり寝てください」
「ありがとうね、私達を止めてくれて」
「イヨサン」
でも貴女達にはこれからも想像できない事件が起きるから、気をつけて」
「はい」
そして全員の必殺技を受けた双武弐式は、消滅し、江戸城も消滅した。
それから数日後・・・紫藤直哉たちが元の世界に戻ってから2ヵ月後巴里からエリカがやって来た。
一冊の本を携えて。
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