サクラ大戦7人目の隊員
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説明と協力要請
「皆さん改めてよく来てくださり、ありがとうございます。ささやかですが歓迎会を準備してるので、千明さんと、楽屋の方に行ってください」
「わーい歓迎会だ」
隊員達は喜んでいた。
「じゃあ直哉君。皆を楽屋に案内するよ」
「はい、千明お姉ちゃんお願いします。あ、直哉さんと、さくらさんは、残ってくださいもう少し、お話があるので」
「「はい」」
そしてさくらと、紫藤直哉以外のメンバーは、千明と共に楽屋に向かった。
「それで直哉君僕達二人に話があるのは、もしかしてこの世界の帝都に軍人が多く街にいた事と、なんか関係してるのかな?」
「ええ、流石ですね直哉さん、そこまでわかるなんて」
「そりゃあね、さくらちゃんが僕の名前を呼ぶたびに、軍人たちが反応するからね」
「ええ、そこで二人に、ご相談があります。二人もご覧の通りこちらの帝都は再び、陸軍のクーデターが発生するかもしれません。現に、僕たちの帝国華撃団は、陸軍上層部の横槍で、余り派手に動けない状態なんです」
「成る程、簡単に言えば、君達の動けない部分を僕達に動いてもらいたいと言う事かな?」
「はい、有り体に言えばそうですね、現に大神さんを呼び戻しているので、その間だけ僕達に、力を貸してください」
「さくらちゃんどうしょう?」
「直哉君。もう決めてるんでしょう、そうじゃなかったら神武と桜武を持って来ないでしょ」
「それじゃあ」
「ええ、真宮寺直哉司令、私共の力で良ければ協力させていただきます」
「ありがとうございます。紫藤直哉司令」
ただし直哉君が、僕達も指揮するのが条件です」
「え、何故ですか?直哉さん」
「当然じゃないか、ここは直哉君の世界なのだから」
「わかりました直哉さん」
それじゃあ僕たちは、楽屋に行かせて貰うよ」
「はい楽しんでくださいね」
そして紫藤直哉たちと入れ違いで、直哉の姉さくらが、支配人室にやって来た。
「直哉君、直哉さん達との話どうなった?」
「あ、お姉ちゃん何とか協力して貰える様になったよ」
「そう、よかった」
「これで、大神さんが、帰ってくるまでに、あれを使わなくて済みそうだよ」
「それに、直哉さんのほうでも、こちらの帝都の異様さを感じてたみたいだし」
「出来る事なら、直哉さん達がいる間は、何もおきないほうがいいけどね」
「そうね、でもそういう訳には、行かないでしょうね」
そんな真宮寺姉弟の不安は的中してしまう。
その訳は、陸軍に出向中織姫が、謎の量子甲冑と共に帝劇を襲撃してきたのだった。
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