幻奏破戒浪
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精霊使いと半妖と存在意義とブレイドダンス
始まりの世界
そうして彼は彼女となった
前書き
Au96「新しい話をお送りしましょうね」
黒「タイトルからして嫌な予感しかしないのだが」
白「僕が大活躍するんですね分かります」
Au96「いや個人的な今回のメインは前半の黒の戦いよ?」
白「悔しいです」
黒「・・・すごい、ただただすごい」
白「これが僕、ガントレットディケイダーの力さ」
ディケイダーってことはこれ世界の破壊者の力か?とんでもないもん拾ってたな・・・
しかし鈴仙の力を借りたが本体以上のスペックが出せると思うんだが気のせいだろうか?なんて考えていたら頭の中に白とは違う声が響いた
鈴仙(以下鈴)「それは個体の差ですぅー。能力自体は大差ないですし半妖の身体能力が何故か玉兎のそれを上回ったんじゃないですか?」
うんわけわからん☆
白「個体の差じゃないよ。黒の力の上に玉兎の力を丸々上乗せしたんだ」
・・・どゆことや
鈴「要するに今あんたは半妖+玉兎とかゆう訳わからん状態になってるわけ」
俺の半分の妖怪何かわからんのだが聞くところによるとなかなか強力なやつらしい。それ+玉兎となるとなかなかの物だろう
クレア「目で見えるほどの神威があいつの中に集まっている!?あんな状態で繰り出す攻撃をまともにくらったらただじゃすまなさそうね・・・」
クレアは本能的な恐怖を覚え、それをかき消すように鞭を振るう。
黒「距離感の波長を操ればいいのかな?鈴仙」
鈴「そうね。てか私じゃなくても霊夢や魔理沙でも良かったんじゃないかしら?」
白「黒は今幻想郷の住民と同化してる。今なら飛ぶことができる筈だよ。スペカとか弾幕も鈴仙程度の物なら使えるはずだよ」
鈴「私程度ってどうゆうことよ。喧嘩売ってんの?」
白「買ったところで私には勝てません。断言できます。」
黒「喧嘩すな」
おお、今試してみたらほんとに飛べた。さっきまでどうしても飛べなかったのに
クレア「どうなってるのよ!?ただでさえさっきから一発も当たらないのになんであんた浮いてるのよ!?」
クレアのことを完全に放置してた・・・でも説明めんどくさいしこのまま放置でいいか。さてこれからどうしよう。一発スペカでも使ってみるか
黒「鈴仙行くよ」
鈴「?」
スペルカード――「幻朧月睨(ルナティックレッドアイズ)」――
黒金の眼が真紅に輝く。そしてその周りには大量の神威の弾が生み出される
クレア「は!?こんな量の神威の弾を出したら普通の人間なら10秒持たずにぶっ倒れるわよ!?なんなのアイツ!!」
黒「・・・さっさと終わらせようか」
大量の神威の弾がクレアに殺到する。それは常人に捌き切れるものではない。精霊使いとてその例外ではない。始めは耐えていたがだんだんと押され始めそして真紅の少女は狂気の弾幕に飲み込まれた
クレア「・・・はっ!!ここは?」
確か黒金とか言う男の放ったとてつもない量の神威の弾幕に押し切られて、飲み込まれて、それから・・・
黒「やっと目を覚ましたかクレア・ルージュ」
クレア「クレアでいいわ」
黒「そうか。じゃあクレアここはどこだ?」
俺は最も知りたかったことをクレアに聞く
クレア「オルデシア帝国の精霊使い育成学校アレイシア精霊学院の外れ、精霊の森よ」
黒「学園か・・・ちょっと学園長に会わせてくれよ。いろいろと大声ではできない話もある」
別の世界から来たとか、帰れないとか、ガントレットディケイダーとかね
クレア「できるかわからないけどできる限りやって見るわ」
黒「ありがとう」
やべえクレア超優しい。涙でそう
クレア「ところで黒金」
黒「黒でいいぞ」
クレア「なら黒。あんた苗字は?」
やべえ一番聞かれたくないところだ
黒「ええっと・・・そのー・・・えっとねー・・・」
正直苗字なんて2000年以上前に貰ったものだから忘れた。半妖だと以上に長生きでどうでもいい事を忘れてしまう
黒「聞かないで?」
素直な事を言う。忘れた方じゃなくて聞かれたくない方を素直に言うするとクレアはなんとなく察したのか
クレア「ならいいわ」
と意外とあっさり諦めてくれた。このまま何も聞かないで欲しいn・・・
クレア「でも、もうひとつの質問には絶対に答えてもらうわよ」
そんなことは無かったわかってたよこんちくしょう
クレア「あの急激に跳ね上がった神威と最後の技のことよ」
ルナティックレッドアイズが気になるようです
黒「神威は元々封印されてた。その封印を若干といただけだ。最後の技はその神威の一部を弾として展開しただけだ」
クレアがなにか言いたそうな顔をしていたがちょうど校舎についたのでその事を言うと渋々引き下がってくれた
そんでもって今学園長の部屋にいる。クレアは外で待ってる
黒「異世界から来ました。黒金です」
ものすごく美人な学園長に自己紹介する。美人なんだがなんか魅力を感じないんだよなー
グレイワース「アレイシア精霊学院学院長グレイワース・シェルマイスだ。大体のことは胡散臭い少女に聞いた」
ゆかりんマジ優しい
グレイワース「今日から君はこの学院の生徒となるのだが・・・ここは女学院なのだ」
廊下見てだいたいわかった
グレイワース「なので君には今日から女性として生活してもらう」
黒「あんたなにいってるんだ?」
素直な感想である
グレイワース「心配するな。制服ならある」
黒「そうゆう問題じゃなかろ」
グレイワース「任意で性別を変えられるのだろう?」
黒「・・・なんで知ってんねん」
おおかたゆかりんがバラしたんだろう
グレイワース「入学おめでとう。ミス黒金」
黒「・・・」
どうしてこうなった
グレイワース「寮は最上級の部屋を用意させよう。ああ、安心したまえ禊の場は大量にある。ほかの姫巫女達に見つからないのは君の実力ならば容易いことだろう?」
黒「・・・問題はそこじゃないよね?」
グレイワース「ああそうだ今ここに君にぴったりのサイズであろう制服がある。ここで着てついでに女体化がどうゆう物か見せたまえ」
黒「俺の話を聞いてくれ」
学院長が話を聞いてくれません(泣)
グレイワース「ちなみに拒否権はない」
俺には決定権が無かった
黒「わかったよちくしょうめ。更衣室はどこだ?」
グレイワース「そんなものはない。今ここで着替えろ」
これを羞恥プレイと言わずに何と言う
黒「せめて更衣室を」
グレイワース「ここで着替えることに何の問題がある?私はお前の裸体を見ることに何のためらいもない」
俺には人権も無さそうだ
白「諦めな。先に僕に変わってから着替えをすればなんの問題もない」
黒「うぅ、ちくしょう・・・じゃあ明日から白、頼むわ学園生活」
白「そこまで丸投げされるとはね」
そういいながら黒金の体が光はじめ、髪が伸びて体格が変わり光が収まった時には可憐な銀髪金目の少女がいた。
ちなみに制服を見事に着こなした白の最初の一言は
白「一応言っておくけど僕達には禊は必要ない」
だったそうな。
その日、アレイシア精霊学院の全ての若手狩りを目的にした学生グループが一人の精霊使い(?)の少女に駆逐されましたとさ。
その噂を聞いて挑んできた高ランクの学生も全員駆逐されました。
その銀髪金目の少女は一日で誰もが認めるアレイシア精霊学院最強の生徒になりました
白「黒・・・ここの学生・・・弱くない?」
黒「ガントレット使わずに駆逐できたところを見ると否定できないな」
どうなることやら。
後書き
Au96「しゃぁ!!学院に編入まで行ったァ!」
黒「なん…だと…」
白「ばかな…」
Au96「絶対やれないと思われてた(´・ω・`)」
Au96「しばらく日常編やろうと思う。そんでもってカミト入学はやるけどフィアナの入学は飛ばそうかなって」
黒「どうやって次の世界に?」
Au96「そこら編は次回にゆかりんに説明してもらおうかと」
白「そっか。じゃあ今回も誤字脱字の指摘お願いします」
Au96「こんな雑な文でもついてきてくれる読者様がいるなら幸いです。次回もまた会いましょう」
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