魔法少女リリカルなのはVivid 剣聖と呼ばれた騎士
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プロローグ
前書き
ぱっとの思い付きの一つ。
これも全て…オルランドゥおじいちゃんが強すぎるのがいけないんだ…(汗)
三人称side
炎が舞う戦場の中、フードを被った老いた騎士と光彩異色の少年と少女がなにかを話していた。
「―――――陛下、――――殿下…ここは私が食い止めます…早く行ってください」
「何を言っているのですか――よ!あなたがここで犠牲になる必要は…!」
「ハハハッ!この雷神シドのあだ名を持つ私がここでくたばるような者とでも?
…否、断じて違いますぞ、陛下。このシドが負けると思いか?…安心してくださいませ陛下
私はここで敗れたりはしませぬ――――殿下…陛下のことをよろしく頼みましたぞ」
高らかに笑いその騎士は二人の王に語る。
「…わかった…死ぬなよ…オルランドゥ伯」
「ハハハッ!ご冗談を…このオルランドゥ。ここで死ぬ男ではありませんからな!」
「シド…わかりました…ご武運を…」
「陛下達も…かならずや生きて会いましょうぞ」
騎士の後ろ姿を背に二人の王は走り出す。
「…さて…さっさと現れればどうだ?」
その姿を見届けた騎士は剣を鞘から抜き、周りに話しかける
すると突如火が消え、万を超える軍勢が騎士…オルランドゥの前に並んでいた。
「悪いが…ここから先は一歩も通さん…!」
「ふん!たった1人で何ができる!…かかれぇぇぇぇぇ!!」
「「「オオオオオオォォォォ――ッ!」」」
団長格である男の掛け声に応じ。周りの兵士達がオルランドゥに襲い掛かる
「――不動無明剣ッ!」
そうオルランドゥは唱える、すると剣に氷が纏わりつく。
オルランドゥはその剣で周りは薙ぎ払うと
氷の刃が天高くから無数に降り注ぐ
「ガァァ!?」
その降り注ぐ巨大な氷の刃が地面に突き刺さった衝撃で
突風が巻き起こる。するとオルランドゥのフードがはずれ、白い髪と金色の瞳が明らかになった。
「なっ!?…まさか雷神シドか!?」
「け、剣聖が相手だと…!?俺はそんなの聞いてねぇ!に、逃げるぞ!!」
「ひ、怯むなぁ!例えあの剣聖とはいえ…これだけの数を相手にすればひとたまりもない筈だ!
かかれぇぇぇぇぇ!!」
周りの兵士達は怯えるが団長格の男はそう言い放つ。
それを聞いたオルランドゥは苦笑し呟いた後、大きく息を吸い、叫ぶ。
「やれやれ…人気者は辛いですなぁ…
…スゥ…我が名は!シドルファス・オルランドゥ!!剣聖の名を授かりし…聖王に仕える騎士である!
我が君主の前に立ちはだかるという覚悟…私に対する宣戦布告と解釈した!
この雷神シドの首…取れるものなら取ってみよぉぉぉ!!」
そう叫ぶと同時に地を駆ける――
・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・
・・・
「はっ!?…夢落ちですか…もう年ですかなぁ…」
騎士である男。シドルファス・オルランドゥはそう言い目を覚ます
「うむ…今日も良い天気になりそうですな…さて陛下を起こさねばなりませんな」
この男。騎士であるが同時に自らが仕える主の世話係でもある。
「陛下!朝でございますよ!!」
この時の彼はまだ気付いていないだろう……後に多くの国を巻き込む事になる
大きな戦争が起こる事を…
To be Continued...
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