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FAIRY TAIL~水の滅竜魔導士~

作者:山神
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真の最強

 
前書き
今週号のカラーのウェンディ・・・あれダメだろ?何がダメかは俺の口からは言えないが。
だがどう考えても狙っているとしか思えない・・・可愛いからいいけど。 

 
第三者side

『あれからかなりの時間が経っていますが、いまだにこの豪雪は止まることを知りません!!魔水晶(ラクリマ)ビジョンは真っ白な状態!!何がどのような展開になっているのか!?』

レオンの破滅の冬(フィンブル)が発動してからすでに10分は経過している。にも関わらず、彼の魔法は術式で守られているドムス・フラウを除いたクロッカスの全域をいまだに覆っており、大魔闘演舞の出場者たちがどうなっているのか、実況席すらわからない状況が続いていた。

「長い・・・長すぎる」

イライラした様子でそう言ったのは妖精の尻尾(フェアリーテイル)の現マスターマカロフ。彼は腕を組みながら、胡座をかいている足をユサユサと激しく揺すっており、試合の進行がわかることを今か今かと待っていた。

「いくらなんでも長すぎませんか?初代」
「そうですね・・・これだけの魔法ならそんなに長くは続かないと思っていましたが・・・あのレオンというもの、私の予想を遥かに越える大魔力の持ち主のようです」

真っ白な画面を見つめてマカロフとメイビスはそんな話をしている。

「みんな・・・大丈夫なのかな?」
「何心配してんだよ。あいつらならこれぐらいなんともないって」

不安そうな顔をしているレビィに対して笑みをこぼしそう言うのはカナ。条件はどのギルドの魔導士も同じなのだ。彼女はそう考えているらしく、かなり心に余裕を持っているようだ。

「だけどよぉ・・・シリルにこの魔法は意味ねぇだろ?」
「確かにそうだな。あいつの目ならこの視界でもレオンを捉えることは可能だろ」

ワカバとマカオの言う通り、視界を遮り、優位性を持って戦うのが目的であれば、こんなものは意味がない。意味がないならすぐにやめてしまいそうなものだが、それでもレオンはこの魔法をやり続けている。となるとたどり着く結論はただ1つ。

「この視界以外にも、何か狙いがあるのでしょう。それが何なのかはわかりませんが」

レオンが破滅の冬(フィンブル)をやり続けている狙いはシリルの体温を奪い、動きを鈍らせること。視界を遮れないことなど彼にはわかっていた。だが、相手に自分の魔法が当たる速度まで落ちてきてもらえばいいと思い、この魔法を発動したのだ。
しかし、それをメイビスたちは知るよしもなかった。





















その頃、彼らと同じようにドムス・フラウで魔水晶(ラクリマ)ビジョンを観戦しているこのギルドは、勝利を確信しているのか、大半のメンバーが笑みを浮かべていた。

「やっぱりすごいやぁ、レオンは」
「この魔法を打ち破れるものなど誰もいないわ」

人型のラウルとシェリアのいとこ、シェリーがそう言う。

「あいつ強すぎだよ!!何起きてるかわかんねぇだろ!!」
「キレんなよ」

ただし、試合の進行状況が一切わからないことでかなり苛立っているものもいるようだったが。

「うるさいねあんたはさっきから!!回すよ!!」
「おおーん!!もう回ってるよ!!」

騒がしいトビーを指をクルクルさせることで回転させて黙らせるオーバ。目を回したトビーを見て満足したのか、オーバは彼を回転させるのをやめて前を向く。

「運が悪かったね、マカロフ。今あんたたちが向かっているのは敗北への道なんだよ」

癖なのか、両手の人差し指を立てて糸巻きのようにクルクルと手を動かしているオーバら不敵な笑みを浮かべている。

「なんたってこっちには聖十大魔道序列5位にまで上がったジュラがいる」
「その上の4人にはどうやっても追い付けそうもないけど」

オーバの隣にいたシェリーがそう言うと、彼女は不機嫌そうな顔をしてシェリーを睨む。

「あいつらの話はおやめ。クルクルするよぉ!!」
「ひぃぃ!!もう回ってますわぁ!!」

トビー同様にシェリーを回すオーバ。

「イシュガルの四天王・・・あいつらは人間じゃないんだよ。つまりジュラは人類最強の魔導士ということさね。だが・・・」

吹雪が吹き荒れ、真っ白になっているビジョンを見上げるオーバ。そんな彼女は頭の中に1人の少年の顔を浮かべる。

「レオンはそのジュラさえも越えうる存在。いや・・・イシュガルのBIG3、ノーラン、カミューニ、リュシー・・・奴等が出来なかったイシュガルの四天王越えだってやることができるほどの才能があの子にはあるんだよ!!」

かつてイシュガルの四天王に継ぐ上位序列を獲得してきた3人の魔導士。オーバの見方ではあるが、レオンはその3人が出来なかったとされるイシュガルの四天王の序列に食い込むことすら可能だと言うのだ。

「ただ・・・あの子は2年もの期間を棒に振り、さらには1年間イップスに苦しんだ。そのブランクのせいでまだ上の評価を獲得することは出来ていない・・・」

魔法学校の校長と評議院の議長に才能がないと影で言われ、それで魔導士を一時は諦めたレオン。だが彼はある出会いで自分に最も適した魔法を修得することが出来た。しかしその直後にまたしても襲ってきた悲劇。そのせいで彼は得られるはずの評価を全くいられずに今の位置にいる。

「この戦いが終わった時、あの子は最強にふさわしい魔導士になってるはずさね。例え相手がBIG3を倒していようが三大竜を1人で制圧していようが関係ない。勝者はレオン・・・これは決まりきった事実なんだよ」

確信にも似たオーバの自信。それを聞いている蛇姫の鱗(ラミアスケイル)の面々は皆同じ考えだったらしく、勝利を確信した笑みをこぼしていた。






















シリルside

「勝負だ!!レオン!!」

真っ直ぐに敵である少年を見つめる。少年は俺の方を向き、大きく目を見開いていた。

「2つの属性か・・・グラシアンさんたちの時も出さなかった段階を俺に出してくれるとは・・・光栄だな」

4日目のトリプルバトル。あの時俺は1対3の状況でも水天竜モードにはならなかった。こう言ったらスティングさんたちに申し訳ないけど、あの人たちははっきり言って予想よりも弱かった。ドラゴンフォースを発動した時は負けるかもと思ったけど、実際に戦ってみると俺のドラゴンフォース・・・いや、この水天竜モードの方がずっとずっと強かったように感じた。あの人たちなりに何かあったのかもしれないけど、いつも通りの戦い方で勝てるような人たちだったから。
だけど、こいつは違う。ただ単に力でねじ伏せにくるタイプなのかと思ってもいたけど、意外と頭脳的なところもある。俺が付け入る隙があるとすれば魔法発動までのわずかなタイムロスなんだけど、今は俺の体がかじかんでるせいで速度が落ちてる。だけど、このモードになればその分を埋めることはできるはず。
そして、風を体に纏っただけでは終わらない。

「アームズ!!バーニア!!アーマー!!付加(エンチャント)!!」

頭上、左右に3つの魔法陣を展開する。攻撃力上昇と速度上昇、そして防御力上昇の魔法だ。本当はイルバーニアとかが使えるといいんだけど、あいにく俺にその技量はない。ウェンディほと付加魔法を得意としてないからだ。

「だけどこれで・・・」

速度も攻撃力も防御力も上げた。下げられた分はきっちりと高めたはずだし、いけるはず!!
俺は腕に水を集中させ、レオンへと突っ込む。

「っおお!!」

俺の拳はレオンにヒットさせることは出来なかった。だけど、

「っ・・・」

わずかに赤くなった頬を押さえるレオン。命中は出来なかったがかすらせることはできた。さっきまでは当たらなくなっていたから、確実に速度は上がっていると考えていいだろう。

「まだだ!!」

だけどこれで俺は満足しない。確実に攻撃をぶつけてこの吹雪を止ませる。そうしなければ勝てないだろうし、よく考えたら他の皆さんも厳しい戦いを強いられてしまうはず。だったら少しでも早くこの魔法を止めないと・・・
パンチとキックではなかなか当たらない。だったら広範囲の魔法で逃げ場を無くす!!

「水天竜の・・・翼撃!!」
「ぐおっ!!」

両手を翼のように広げ、羽のような形になった水と風の合わせ技でレオンを空中へと打ち上げる。

「よし!!これなら・・・」

ようやく魔法を当てることができた。それに、相手は移動困難な空中に今はいる。一気に流れを変えるチャンスだ。

「改良版・・・」

両手首を合わせ、へその前に持ってくる。そして魔力を全開で高めた後、それを突き出すようにして水と風を放つ。

「天竜水!!」

レオンへと真っ直ぐに放たれた新技は、俺に背中が向いてしまっている彼を完全に捉えた。

「ぐあああああ!!」

悲痛な叫びと共に、周辺に何があるのかさえわからなくなるほど吹き荒れていた吹雪が・・・止んだ。



















第三者side

突然荒れていた天候が落ち着いてくる。そしてグレイとリオン、それぞれにピッタリとくっついていた少女2人にも、はっきりと敵の存在を見通すことができるようになる。

「吹雪が・・・止んだ?」

上半身裸の青年は戦いの最中、先程までとはうって変わった青空を見上げてそう言う。

「シリルくん!!レオンくんを倒したということでしょうか!?」

少し興奮気味にそう言うのは名前が上がった少年と同じ水の魔導士である女性。大金星を上げたと思われる少年のことを考えると、嬉しくて仕方ないようだ。
一方こちらの2人は動揺を隠しきれないでいた。

「バカな・・・氷の神となったレオンが負けるはずが・・・」
「レオンのあれはすごい魔法なのに・・・」

リオンからレオンが元通りになったことを聞いたシェリアは、かつては上にいた自分をあっさりと・・・それも優に越えてしまった少年がやられたことに唖然としている。

「あいつのおかげでようやくまともに戦えそうだ。ジュビア!!2人で一気に片つけんぞ!!」
「はい!!」

大好きな男性の言葉に嬉しそうにうなずくジュビア。実は彼女の中でおかしな妄想が繰り広げられていることは、誰も知ることはなかったが。


















破滅の冬(フィンブル)が・・・止んだ?」

全身ボロボロの格好のジュラがそう言う。それに対するこの男も、彼に負けず劣らずの状態である。

「やりやがったな・・・あいつ・・・」

自分たちに目の前の驚異に挑む勇気をくれた少年・・・彼の勝利に、その男は笑みをこぼしていた。だが、目の前の聖十の男は近くにある魔水晶(ラクリマ)ビジョンを見上げると、口元を緩める。

「どうやら、やられたわけではないようだな」

何度も何度も切り替わっているビジョン。その映像から一瞬だけ映った金髪の少年を見て、彼はそう呟いた。

「残念だったな、おっさんよ。あのガキが負けるなんて想像できなかっただろ」
「いやいや・・・シリル殿なら万が一は考えておったよ。もっとも・・・まだ負けてはいないが」
「は?」

自身の目で確認しようと映像を見上げるラクサス。そこにはなんとか立ち上がろうとしている1人の少年が目に入った。

「ちっ。しぶとい奴だぜ」

まぁ、俺も人のことは言えねぇか、と小さく呟く。それからラクサスはジュラを見据える。
さっきまでレオンの破滅の冬(フィンブル)で互いにノーガードの打ち合いとなっていたため、2人は目も当てられないほどにボロボロになっている。
だが、逆に言えば2人の体力に今はほとんど差がない状態とも言えるのだ。

「ここまで来たらあとは・・・気持ちだな」

絶対に負けない!!仲間のために勝つ!!その想いが自分にはある。その想いは彼を越えているはず。ラクサスはそう考え、拳を握る。

「さぁ、決着をつけようぜ」
























「はぁっ!!」
「ごはっ!!」

雪が止むと、そこに現れたのは両者ともに傷だらけの2人の女性。この吹雪が吹くまでは緋色の女性だけが全身ボロボロで、黒髪の女性は全くの無傷だった。それなのに今は、無傷だったはずの女性さえも傷だらけで、緋色の妖精と対して変わらない状況になっていた。

「おのれ・・・妾をここまで追い詰めるとは・・・だが・・・」

ニヤリと笑うは剣咬の虎(セイバートゥース)の最強の女。彼女は押されっぱなしになってきたこの状況でも、それだけの表情を浮かべる理由があったのだ。それは・・・

「視界が回復すれば、ここは妾有利に違いない!!」

そう言い、目の前に空間を作り出して爆発させるミネルバ。それも1度だけではなく、何度も何度も、容赦なくエルザを攻め立てる。

「そなたにこれを避ける力は残されておるまい。さぁ、王者の前にひれ伏すがよい!!」

両手を広げ、高らかにそういうミネルバ。だが、

「見切った!!」

彼女の前にエルザが一瞬で現れたのだった。






















『よ・・・ようやく!!ようやく視界が回復しました!!』

待ち望んでいた試合の映像に観客たちは大騒ぎ。それもかなり試合の展開が進んでいるようで、最後の間際をギリギリ見ることができることにおおはしゃぎの様子。

「やれやれ・・・やっとかぁ」
「どうやらレオンの魔力切れと言うわけではないようですね」

試合の内容を一瞬で把握したのか、メイビスがそう言う。彼女の予想通り、レオンは魔力が切れてしまい破滅の冬(フィンブル)を引っ込めたのではなく、シリルの魔法を喰らってしまい、維持できなくなってやめざるを得なくなってしまったのだ。

『さぁ!!いつの間にやら展開が大きく変わっている!!グレイとリオン、ジュビアとシェリアたんで別々に戦っていた4人が合流し、タッグバトルとなっている!!
さらには先程まで防戦一方だったエルザも、ミネルバを攻め立てているぞぉ!!』
『他にもラクサスくんとジュラくん、共に激しくぶつかり合っていたみたいだね』
『シリルとレオンもかなりの激戦を繰り広げていたみたいカボ』

先程まで何もできずにただ待っていることしか出来なかった鬱憤を晴らすかのように次から次へと言葉を発する実況席。
大魔闘演舞も大詰めに差し掛かっていた。



















シリルside

「さすが・・・やっぱりお前は選ばれた男だよ」

足をぐらつかせながらなんとか立ち上がってきたレオン。俺の雲竜水の強化版の魔法を受けたのに、まだ立ち上がることができるなんて・・・だけど・・・

「もう吹雪は終わった!!お前の有利な状況は終了したんだよ!!」

その一言と共に俺はレオンを一気に攻める。パンチにキックを次から次へと繰り出す。最初はレオンも避けていたけど、体が暖まってくるに比例して当たる回数が増えていく。おまけに俺は速度も攻撃力も高めているんだ。これなら・・・

「いける!!」

自然とそんな声が出た。彼の腹部や脇腹、顔を中心に攻めていく。レオンは時おり弾いたりして対応することもできてはいるが、それ以上に俺の攻撃が決まっている。

「早い!!すごいなシリルは!!」

防戦一方のはずなのに、どこか楽しそうなレオン。だけどこのままいけば俺が勝てるはず!!そう思い、水を両手に纏わせて連打攻撃しようとする。
だが、その直後にある異変が襲ってくる。

パシッパシッ

俺の連打をレオンがあっさりと防いだのだ。それも、腕に冷気を纏わせて。

「え?」

一瞬驚愕する。だけど、すぐに気持ちを切り替えて蹴りを繰り出す。しかし、それもレオンの上げた足にあっさりとガードされてしまう。今度もレオンは魔力の冷気で足を覆っており、俺の水と風を合わせた魔法の力に押されることなく弾いたのだ。

「な・・・なんで・・・」

これはおかしい。だってレオンの魔法は威力がある分、発動に時間がかかっていた。それなのに、今のこいつはあっさりと俺の魔法に対応してきた。しかも魔力を帯びていたということは、魔法を発動させていた状態に限りなく近いはず。俺の発動の速度にはレオンは追い付けないはずなのに・・・なんで・・・

「水天竜の・・・」
「氷神の・・・」

思考が一致した俺たちは、同時に頬を膨らませてブレスの体勢に入る。距離はわずか数十センチ。レオンの魔法は発動が俺より遅いから、こっちのブレスが決まってから彼のブレスが発動する時間関係のはず。こっちの魔法が決まれば相手は打ち上げられるからブレスを決めることは出来ない。
勝てるはずの展開だった。それなのに・・・

「咆哮!!」
「怒号!!」

2人のブレスは同時に放たれた。

「「はあああああああ!!」」

意地と意地で魔力をぶつけ合う。だが、俺の2つの属性のブレスは徐々にレオンに押し込まれていき、

「うわあああああ!!」

俺のことを飲み込んだ。

「がっ・・・いて・・・」

後方へと飛ばされ、地面に叩きつけられる俺。近くはレオンのせいでかなりの建物が壊せており、空き地のような場所に俺は落ちたのだった。

「そんな・・・なんで・・・」

痛む体を起こしながら頭の中に浮かんだ疑問を呟く。さっき俺の攻撃が決まらずレオンの攻撃が決まっていたのは、体がかじかんで速度が遅くなっていたからだ。
今は吹雪も止み、体も暖まってきたから速度に問題はない。いや、俺はバーニアまで使っていたんだ。速度は最初よりも早くなっていたはず・・・それなのにレオンは俺と同時に魔法を放てた・・・バーニアは魔力を集中させる速度は変わらないけど・・・それでもこれはおかしい。

「シリル。お前には礼を言わせてもらう」

俺の前にゆっくりとやってきて、そう言うレオン。彼は俺の前で仁王立ちする彼は、不敵な笑みを浮かべている。

「お前とのこの戦いのおかげで、俺は自分の弱点を克服できた」
「弱・・・点・・・?」

脅威的な魔力を持ち、ありえないほどのパワーを持っているレオン。そんな彼の弱点はただ1つ・・・魔力を溜める速度。だけど、今の感じではそれが確かに消えていた。

「まさか・・・」
「ああ。そのまさかだ」

拳を握り、そこに黒い氷を纏わせて見せるレオン。その速度は俺やシェリアの魔力を集中させる速度と遜色ない。

「お前の戦いを見せてもらえたおかげで、魔力の溜め方がわかったんだ。ありがとうな」

弱点を克服し、さらなる進化を遂げたレオン。真の最強へと押し進む彼の目に、一点の曇りもなかった。









 
 

 
後書き
いかがだったでしょうか。
ここに来てまさかのレオンがさらなる進化を遂げてしまいました。
もうこれどうやって彼を倒せばいいんですかね。いや、一応考えてはいるんですが・・・
というかこの2人の戦い・・・決着つくのか心配になってきた・・・ 
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