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戦え!!正義の兄弟戦士ジャスティスカイザー

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第四十二話 竹田大尉!アメフトはハード!!その十二

「その巽さんにしてもな」
「早見沙織さんもな」
「あとダントツで小林ゆうさん」
「ここまで来るとレベル高いぜ」
「小林ゆうさんの絵は凄いでしょ」
 瞬もこう言う。
「伊達に画伯という仇名じゃないわよ」
「画伯っていうかな」
「もう想像を絶するものがあるよな、あの人の絵は」
「初夢の絵とか犬の絵とかな」
「何が何だかわからないからな」
「多分売れば相当高値よ」
 売るとしたら、というのだ。
「あの人の絵はね」
「だろうな、日笠陽子さんを描いてもな」
「日笠さん仰天してたしな」
「アマゾンの化けものみたいとか言ってたな」
「実際アマゾンには化けものはいないけれどな」
 化けものみたいな生物は非常に多いがだ。
「いや、声優さんは胸だけじゃない」
「絵もなんだよな」
「そっちにも注目」
「それもまた声優ファンの楽しみ方だぜ」
「そうね、じゃあね」
 ここまで話してだ、瞬は二人にあらためて言った。
「今からいいわね」
「ああ、それじゃあな」
「試合やるか」
「さて、今回は紗綾さんだ」
「紗綾さんゲットだぜ」
 やはり煩悩から言う二人だった。二人の部屋の写真集やDVDはもう相当な数になっている。勿論全て視聴し読破している。
 二人は瞬時にだ、それぞれのスーツの上から。
 アメリカンフットボールのプロテクターを付けてだ、こう言った。
「準備完了!」
「これでいけるぜ!」
「クローンも出したしな」
「後は何とでもなるぜ」
「まあそうしてくると思ったわ」
 サッカーのサムライブルーのカラーリングのユニフォームの上にやはりサムライブルーのプロテクターを付けてだ、瞬が出て来た。
「スーツの上から付けるってね」
「というかお約束だろ」
「こうした格好になるのはな」
「怪人だって着ぐるみの上から付けるしな」
「これでいいだろ」
「私もそのことについては言わないわ」
 特に、と言う瞬だった。
「そのことはね」
「ああ、じゃあな」
「何としても勝つぜ」
「手段なんか選ぶかよ」
「絶対に勝つからな」
「だからスポーツマンシップは守りなさいよ」
 瞬はこのことについては咎めた。
「いいわね」
「へっ、スポーツマンシップ守って負けたらどうなんだよ」
「それじゃあ意味ないだろ」
「結局勝てばいいんだよ、勝てば」
「勝った奴が正しいんだからな」 
 二人のスタンスも変わらない。
「あと作者アメフトのことは知らないからな」
「これ書いてる時点でな」
「だから描写はかなりいい加減だぜ」
「何も知らないからな」
 それでも勝負の題材にアメリカンフットボールを選んだのだ。
「さあ、どうした試合になるか」
「楽しみだな」
「ルール知らないでも書く!」
「とりあえず試合開始だ!」
 こうした話をしてだ、そしてだった。 
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