| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

伝説となった狩人達

作者:さいぞう
しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

十九人目
SYMPHONY OF DESTRUCTION
  九話

龍刀。




いきなりだ。
いきなり注文しやがった…


ああ、素材は全て揃ってたぜ?


ありゃ何処かでよ、あの巨龍殺って来たんだな。
角がまだ、生々しいぬくもりを持ってたからよお…









兄さん、あんた竜人だろ?

龍刀なんて持っていいのか?









いつできる…









まあ…そうだな。
要る材料は全部あるから、半日ってとこだな。








その時また来る…








その注文をよ。
俺はきっちり造ったよ。仕事だからな。



龍刀を渡す時…


あの兄さん、黒い稲光をよ…

全身に囲いながら出て行ったよ。



死にてえのかな…そう思ったがなあ…



あ?

眼の色?


綺麗な銀だったよ。珍しいよなあ…









紅蓮なんてよ。

俺ら竜人が持ったら三日で死ねる代物だ。


お前はもう知ってるだろうが…

竜の弱点は、竜人の弱点でもあるからな。




これで、奴が普通に生きてたらもう…


何をしても勝てねえだろうな… 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

感想を書く

この話の感想を書きましょう!




 
 
全て感想を見る:感想一覧