戦え！！正義の兄弟戦士ジャスティスカイザー

「そうなるな」
「ですね、左翼の残りカスでもないと」
「そう思いますよね」
「そういうものだ、だからだ」
「売れれば正義っていう事実もですか」
「どれだけストーリーがマンネリな作品でも」
　そしてグダグダ展開でもだ。
「売れるって事実も」
「結局は受け入れるしかないですね」
「しかも自分が詰まらないと思っていてもだ」
　その某週刊漫画誌の漫画でもというのだ。
「他の人もそう思っているか」
「そうとは限らないですね」
「百人いれば百人の好みがありますから」
「他の人は面白いと思っている」
「そういうものですね」
「皆がそう思っているとか言う奴はだ」　
　某２ちゃんねるでよくいる荒らしの様にだ。
「他人の考えが認められない、自分が絶対と思っている奴だ」
「某２ちゃんの注意書きでもありますね」
「頭のおかしな人の主張の一つで」
「そういう奴本当にいますしね」
「そういう奴に限って詭弁をまくしたてますし」
「そういう輩しかいない」
　それこというのだ。
「そういうことを言う奴はな」
「そういうことなんですね」
「自分が面白くないと思っていても他人がそうとは限らない」
「それもわかったうえで漫画を読め」
「そういうことですね」
「面白い漫画を他の人に勧めることはいい」
　このことはというのだ。
「しかしだ」
「他の人に読むなとか言う」
「それはあってはならないことですね」
「若しそうしたことをしたら」
「もう頭のおかしな人になってしまいますね」
「そうだ」
　まさにだ、そうなるというのだ。
「君達もそのことがわかっているならいい」
「そうですか」
「そういうことなんですね」
「売れたら正義」
「そして他人に面白くないと同意を求めるな」
「その二つは守れ」
「絶対に、ですね」
「そういうことだ、そしてこの作品は人気がない」
　悪田部は厳然たる事実をまた話した。
「だから何時打ち切りになってもおかしくない」
「嫌な話ですね」
「第四クールまできて打ち切りもありますか」
「連載は最後まで続くかどうかわからない」
「今回で打ち切りもありますか」
「そのことは気をつけてくれ」
　くれぐれもというのだ。
「わかったな」
「はい、それじゃあ」
「そういうことで」
「打ち切りは避けます」
「何としても」
「そうする、ではな」
　こう話してだ、そしてだった。
　二人は悪田部にだ、こう言った。
「読者に読めって言いますか」
「それしかないですね」
「じゃあ今これ読んでる読者に言いますか」
「毎日読め、そして他の人にどんどん勧めろ」
「こう言いますか」
「ここは」
「そこは君達に任せる、そして戦いはだ」
　それはというと。