忘れ去られし古伝
しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。
ページ下へ移動
一説目・・・
EXQUISITE CORPSE
5話
そんな魔神の力は、強すぎた。
神々は、対策を練り、魔神を駆逐する算段を出す。
一番怖いのは、殺した対象者が全て魔神に変わるからなのだ。
後にも先にも、そんな力は、この魔神1人だった。
やっぱり、命の契りを俺は斬ってる。
それが駄目なのかなあ。
御意。
また、それか。
お前か?
世界を荒らし回ってんのはよ?
またか、、
返事しないんだろうなあ、、
殺す!見たいな事しか、、
かかって来いよ。
いつもの喧嘩でも、たまに心を踊らせる者がいた。
魔神は絶対に、そんな者は殺さなかった。
話が出来る雰囲気。
魔神は知っていた。
な、なあ。
友だ、、ち、、
てめえ見てえな化けもんとなれるかよ!ハアハア…
さっさとハア、、ごろぜやあああ……
魔神は、理解した。
俺は、そんな、類い。
出逢うだけで敵なら、、、
出逢ったら、殺してやる。
その者の腹を裂き、見慣れた臓物を赤いな、ここは黒いなと、冷静に考えたその時。
本当の、魔神になった。
ページ上へ戻る