忘れ去られし古伝
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一説目・・・
EXQUISITE CORPSE
4話
お?
来たか。
休みをやって久しいが、お主、、
召喚士としては、か、変わらぬようじゃな、、
まあよい。
ん?
似たような本を読んだと?
それは、私も話したかいがあると言うもの、、、
何と!!
記されたものを述べてみよ!
何と、、、
生物は全て殺したとあるか、、
人間も果てしなき愚か者じゃ。
その馬鹿も、会う事なく書いたのじゃろうな。
ならよい。
魔神に会って書いたのなら、滅ぼす対象じゃ。
恐れて恐れて、人間にはどうしようもなく強い。
それなら、間違ってはおらぬ。
それだけなら、簡単じゃ。
恐れたらよい。
会ったのなら、そういう訳にはいかぬがな。
恐れの対象者として、必要かも知れぬ。
それは、人間も危機にあると思わねばならぬぞ?
俺の姿が嫌いなのかな。
何が普通なんだろうな。
俺は、どうしたらいいんだろう、、
皆、敵だった。
あの時感じたドキドキは、いらつきに変わり、怨みに変わる。
これも、心の底にあった。
怨み。
安らがないけど、、
すっきりになるなあ。安らがないけど。
魔神は、殺すたびに力をつけた。
自分では理解していない。
普通に余裕で殺せた。
何か解らぬ力は、自分を強くし、成長させ、、
進化をもさせていく。
友達って楽しいんだろ?
なってくれよ!
御意に、、
自分が殺した者は、皆、魔神の類いになった。
友達が出来たとはしゃいで見たが、、
返事は、鳴き声と変わらなかった。
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