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戦え!!正義の兄弟戦士ジャスティスカイザー

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第四十話 明石大尉!元ネタは日露戦争のあの大佐さん!!その九

「だが、だ」
「そうした人に間違っても手を出すと」
「そうなることは覚悟した方がいいですね」
「竿切断されてトイレに流されてジ=エンドとか」
「あるんですね」
「そうだ、阿部定だ」
 まさにだ、尚この女性の最期はわかっていない。流石に二〇一五年時点では亡くなっていることは間違いないが。
「そうなってしまう」
「ですよね、だからそうした人には手を出さない」
「絶対にですよね」
「そうして後の難儀を避ける」
「そうすべきですね」
「どうしてもそうした人と遊びたいならだ」
 そう思えばというのだ。
「風俗に行くことだ」
「はい、人妻風俗ですね」
「そこに行くべきですね」
「一応人妻さん、彼氏持ちということになっている」
 実は独身さんであるということもある、風俗ではそうした設定もあっていいしそれをわかって楽しむ場所でもある。
「中には二十八歳と言って四十過ぎの人が出て来ることがある」
「いや、それアウトですよ」
「歳十歳以上サバ読むとか詐欺ですよ」
「よくこの人どう見ても二十五じゃなくて四十だろって人いるらしいですけれど」
「十九歳でもう白髪と皺あるとか」
 最後はかなり極端なケースだ。
「年齢のそうしたことは」
「ちょっと、ですよね」
「安心しろ、私は八十歳の人と遊んだことがある」
 そこまでする悪田部だった。
「中々よかった」
「悪田部さんそうした意味でも凄いですね」
「年上ってレベルじゃないですよ」
「八十五歳だった」
 その年齢の方とそうしたことをしたというのだ。
「それもまた経験だ」
「いえ、俺達守備範囲四十八歳までなんで」
「熟女も好きですけれど」
「人妻じゃなくてバツイチさんとか」
「あと未亡人さん限定で」
「そうか、しかしあえて言う」
 また話す悪田部だった。
「テレパシーを使えるならそうしたことを見極める、なくとも少しでもそうした気配がある相手にはだ」
「手を出さない」
「そうしないと駄目ですね」
「そうだ」
 まさにというのだ。
「気をつけることだ」
「リアルだと」
「何があっても」
「彼氏持ち、人妻には手を出すな」
 相手がいる人にはというのだ。
「私もそうしている」
「ですよね、ですから俺達も」
「そうした人にはリアルでは手を出さないです」
「竿切られるとか怖いですから」
「しかもトイレに捨てられるとか」
 二人共白子を食べつつ蒼白になっている、その顔が。
「もう人生終わりですよ」
「それこそ」
「人生の楽しみのどれだけがなくなるか」
「わかったものじゃありません」
「食い、飲みだ」
 悪田部は唐揚げも食っている、河豚は唐揚げにしても実に美味い。尚これはおこぜにしても同じである、
「そして遊ぶ」
「その遊ぶがなくなるから」
「だからですね」
「もうそれはするな」
「最初からですね」
「そういうことだ、浮気をして奥さんに切られた話もある」
 口で噛み切った話が雅亜公先生の漫画であった。 
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