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戦え!!正義の兄弟戦士ジャスティスカイザー

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第四十話 明石大尉!元ネタは日露戦争のあの大佐さん!!その七

「この後は雑炊だ」
「河豚雑炊だぜ」
「さあ、これ食ってな」
「琵琶湖まで行くか」
「ふむ、河豚か」
 二人が食べている四人用の座敷にだ、突如としてだった。
 悪田部が出て来てだ、こう言った。
「いいものを食べているな」
「あっ、悪田部さんどうも」
「今回もいきなり登場されましたね」
「私は神出鬼没だ」
 自分で言う。
「しかもだ」
「しかも?」
「しかもっていいますと」
「全話登場を目指している」
 悪田部のささやかな野心だ。
「今のところ君達と西郷元老、そして私が全話登場しているが」
「さらにですね」
「全話登場ですね」
「それを目指されてますね」
「そうなのですね」
「そうだ、その為には何でもする」
 それこそというのだ。
「こうしていきなり出て来ることもだ」
「そうですか、だからですね」
「今回もいきなり登場されたんですね」
「確か悪田部さん今は西成におられましたけれど」
「同じ政党の議員さんへの支持を集める為に」
「いや、不埒な学校教師がいてだ」
 日本では実に多い、それこそ素行の悪い教師や人格に深刻な問題のある教師なぞ道端の石位多くいる。
「公務員でありながら政治活動を繰り返しあまつさえ生徒に極左教育を教え過激派と癒着していたのでだ」
「よくいますね、そんな教師」
「公立学校の先生って公務員なんですけれどね」
 だから政治活動は禁止されているのだ。
「けれど普通に政治活動しますからね」
「日教組がなくなっても」
 この時代でもだ。
「そうした教師残ってますから」
「日帝衆に成敗されても」
「それでもですね」
「いますから」
「そうした屑教師がいたのでだ」
 それこそというのだ。
「南港で泳いでもらったのだ」
「一生、ですね」
「そうしてもらったんですね」
「ついでに女生徒へのセクハラ行為を隠蔽していたこともわかったので」
 実に模範的な左系教師である。
「そうしていたのだ」
「ですjか、足にコンクリートを詰めて」
「そしてですね」
「ずっと海の底にいてもらってるんですね」
「そうですね」
「そうだ、そうした仕事をしていたが」
 これも仕事のうちである、悪田部にとっては。
「出番が欲しくて来た」
「そういうことですが」
「よくわかりました」
「いや、この作品らしいですね」
「そして悪田部さんらしいです」
「私は超能力も使えるのだ」
 その三白眼での言葉だ。
「瞬間移動、テレパシー、透視とな」
「ううん、それはいいですね」
「どの能力も凄く使えますよ」
「テレパシーでギャンブルの時考えを読んで」
「あと奇麗な人を透視するとか」
 勿論その服を透視するのだ。 
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