| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

詩集「棘」

しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

淋しさと苛立ちに埋もれながら



久しぶりに顔を見せた君が
傍で笑ってる…
感情に委せて好きと言えたら…

ずっとこのままではいられない
そんなこと分かってるけど…
手をとり君を僕へ引き寄せ
強く抱きしめたら…どうするかな…

淋しさと苛立ちに埋もれながら
この愛しさを抱いて歩いてく
きっと隣に君はいないけれど
それでも想い続けてくよ…


降りしきる花弁のような雪
どこまでも白く…
清らかで冷たい冬の象徴

君は僕なんていらないよね
いつかは誰かと寄り添い…
何も知らずに笑顔を向けて
「幸せです」なんて…言うのでしょう…

淋しさと苛立ちに埋もれながら
この哀しみに包まれ立ち尽くす
未来なんて見えやしないけれど…
いつまでも君を愛してるよ


一時の感情に流されてる訳じゃない
気づけば君が僕の中心で…
ずっと想ってるんだよ…だけど…

淋しさと苛立ちに埋もれながら
この痛みを影へと押し込めて
誰にも言えないこの恋の先に…
君の姿…夢に見る…

淋しさと苛立ちに埋もれながら
この愛しさを抱いて歩いてく
きっと隣に君はいないけれど
それでも想い続けてくよ…



 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

感想を書く

この話の感想を書きましょう!




 
 
全て感想を見る:感想一覧