サクラ大戦7人目の隊員
しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。
ページ下へ移動
狙われた天使と少年・・・そして動き出す新たな悪意後編2
「フフ、流石ですね。帝国華撃団と言う方々は、仲間が連れ去られたというのに、冷静で、なおかつ、無能な貴方達、巴里華撃団に私の事を教えるのですからね」
「我等が無能だと!!、馬鹿にするな」
グリシーヌがコルボーに向かって、突撃した。
「その行為自体が、無能と言うのです」
コルボーは闇に紛れ込んだ。
「さて、始めますか、我が愛しい天使よ」
「愛しい天使て、私のことですか?」
「そうです、私は貴女と、あの少年に、恋をしたのです」
「私と、直哉君にですか?」
「そうです。貴女がたの力は、この私の闇をも打ち消す程の力を、感じました」
「だから私は、あなた達二人を、殺したいほど愛してしまったんですよ」
「出でよ私の蒸気獣セレナード2」
コルボーは自分のカラス型蒸気獣セレナード2を召喚した。
ついに巴里華撃団VSマスクド・コルボーとの最終決戦が始まった。
そのころナーデルを追いかけていた帝国華撃団は・・・
「いやあああ。出だしからやられるなんてーーー」
ナーデルの最後の叫びだった。
「マリアはん直哉君かなり危険やで、あと少し遅かったら、死んでても、おかしいない状態や」
「マリア、さくらのほうも、直哉ほどじゃないけど、やばい状態だ」
「そう仕方がないわ、二人は怒るかも知れないけど、翔鯨丸を呼んだから一度二人を帝都に連れて帰るわよ」
「それが良いやろな、直哉君怒るやろうな」
「それしかねえよ、直哉は、只の隊員じゃねえしよ」
「そうね、隊員でもあるし、総司令官でもあるから」
そして、翔鯨丸が着いた、直哉とさくらを乗せ、一路帝都に向かって行った。
「グッ強い、やはり空を、飛んでいられると、厄介だ、何とかして飛行装置を破壊できないか?」
「大神さん私が、何とかして見ます、どうせコルボーの狙いは私ですから」
「危ないよ、エリカ」
「そうだ、その役目は、隊長に任せろエリカ」
「グリシーヌさんなんで、私には命を大事にしろといって、さくらさん達は見殺しにしようとしてたんですか、私からしてみたらグリシーヌさんもコクリコも、皆怪人みたいです」
そう言ってエリカはコルボーに突撃しかけた。大神がエリカの援護に回りコルボーと対峙していた。
「何だと!!我等が怪人と変わらないだと」
「確かにそうかも、僕たちは誰が、好きだから嫌いとかで、助けを求める人を決めちゃいけない気がする。だって直哉君,ナーデルにやられただけじゃ、あんなにボロボロにならないと思わない?」
「それに直哉君は、エリカの事を嫌ってたんだよ、それでも何かから、エリカを、守って傷ついていたら、僕たちは仲間を助けてくれた人を見殺しにしかけた事になるんだよね」
「確かにな、恩人なら、お礼をするべきだな」
「なら早く、あの怪人を倒して、直哉達に謝るか?」
「そうだね、そうしょう」
そして一致団結した巴里華撃によってコルボーとセレナード2は、爆発した。
そして大神達はシャノワールに帰還後直哉達の状態を改めて聞かされることになる。
ページ上へ戻る