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詩集「棘」

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恋しい淋しさを抱いて



君から返ってきた短いメール
それがとても嬉しくて愛しくて…
どうしたら一緒にいられる?
考えてみたけど…思いつかなかった…

冬のよどんだ空…
光は雲に遮られて
遠い君を想い…
心まで暗くなってしまう

恋しい淋しさを抱いて
眠る…夢の中で会えたら…
君は僕へと…微笑んでくれる?
幻でもいい…近くに感じたいよ…


君にとっての僕は何なのかな?
近しい友達…それとも赤の他人?
手をとって未来見つけたい
一方的な想い…嫌われちゃうかな…

今年も終わりだね…
そんな風に言えない距離は
越えること出来ない…
壁のように立ちはだかってる…

恋しい淋しさを抱いて
歩く…夜の風に凍える
僕は君へと…話しかけるよ
もう少しだけ…傍にいてもいいかな?

恋しい淋しさを抱いて
彷徨う…明日の光求め
一緒にいられた時は思い出
今はもういない…恋しさが募るだけ…

恋しい淋しさを抱いて
見上げる…雪の舞う冬の空
ずっと待ってるよ…君が愛しいから
幻でもいい…近くに感じたいよ…



 
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