戦え!!正義の兄弟戦士ジャスティスカイザー
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第三十九話 松田中佐!サーキットの狼!!その十三
「あの人もいいな」
「まあそれでも作者はこの三人押しだぜ」
「特に南條愛乃さん」
「南條愛乃を笑う者は南條愛乃に泣く!」
この言葉も出た。
「静岡に足向けて寝られないな」
「南條愛乃さんの出身地な」
「ここ実は作者が応援してた大石大二郎さんの出身地だしな」
「近鉄のセカンドのな」
一番セカンドだった、盗塁王を四度獲得しており守備もよかった。しかも小柄であるがパワーも備えていた。
「あの人もいてな」
「佐倉綾音さんも静岡出身だったな」
「作者がお世話になってる人の奥さんも静岡生まれだし」
「高校の同級生でもいたしな」
「静岡最高!」
「お茶に蕎麦に蜜柑もあるぜ!」
あとは今川義元さんだ。静岡は実にいいところである。間違っても只の新幹線の通り道だけの場所ではない。
そうした話をしてだ、二人は言った。
「じゃあな」
「これから静岡行くか」
「それで蕎麦食うか」
「新幹線で一気にな」
「この作品勝負の場所は関西限定だけれどな」
「別に食いに行く場所は何処でもいいんだよ」
その静岡でもだ。
「じゃあ静岡行くか」
「勝負も終わったしな」
「ついでに駿府城見るか」
「義元さんか家康さんに挨拶しとくか」
こんなことを言って鈴鹿を去ろうとした二人だった、だがその二人がハングオンに乗った時にあの人が来たのだった。
「天誅!」
「なっ、この一撃は!」
「まさか!」
二人は天高く吹き飛ばされながら前回のことを思い出していた。
「またあの幽霊のおっさんか!」
「岩崎の爺か!」
「あの爺、また出て来たのか!」
「極楽にいてろ、爺!」
「違う!」
返事が来た、そしてそこにいたのは。
鬼だった、その鬼は。
「我は大獄丸なり!」
「おい、鬼まで出たのかよ!」
「この作品ゲスト多いな!」
二人は空中で態勢を立て直し膝を折って着地してからその大獄丸を見て言った。自然と向かい合った状況になってる。
「しかも声は堀秀行さんか」
「豪華だな」
「そうだ、作者のリクエストだ」
アニメ化の際はお願いします。
「わかったな」
「ああ、声優さんのことはわかったぜ」
「そっちはな」
「あんたがどうして出て来たかはわからないがな」
「坂上田村麻呂さんに倒されただろ」
伝承ではそうなっている。
「そのあんたが何だ」
「何の用なんだよ」
「いきなり出て来たけれどな、例によって」
「何で生きているんだ」
「そんなことはどうでもいい!」
堀秀行さんが言うに相応しい言葉だ。
「この作者の作品は普通に死んでも復活する!」
「なっ、それで終わりかよ!」
「車田正美先生の漫画みたいだな!」
「それを簡単に言うなんてな!」
「強引だなおい!」
「そうした作品だ、とにかくだ」
また言う大獄丸だった。
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