サクラ大戦7人目の隊員
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2章 最終回 乙女達の挽歌3 土蜘蛛との決戦と機関部防衛戦
高高度から飛来する降魔兵器を撃退した花組だったが、その直後五行衆の土蜘蛛が、やって来た。
「久しぶりだね、帝国華撃団今度は私が、貴様らの相手をしてやる」
「出でよ降魔共、さあ、降魔よ、ミカサの機関部を破壊しろ」
!!何だと」
「おっと行かせないよ大神一郎貴様は私が殺してやるよ、ありがたくおもいな」
「クッ仕方がない、さくら君、直哉君君達の双天武が、この中で一番足が、早い土蜘蛛は俺たちが何とかするから、君達は機関部へ行け」
「「大神さん、了解です」」
「行かさないよ、真宮寺姉弟」
土蜘蛛が、機関部に向かおうとする、双天武を襲う。
「きゃああ。うわああ」
「いかん、皆土蜘蛛を、取り囲め」
「「「「「了解」」」」」
大神達が、土蜘蛛を取り囲んだ。
「さくら君達は、今の内に機関部に急ぐんだ」
「「はい」」
二人は機関部に向かった。
ミカサ機関部・・・
「かなりの数の降魔がいるよ、お姉ちゃん」
「そうね、一気に行くわよ、直哉君」
「いいよ、お姉ちゃん」
「「破邪剣征・桜花放心」」
二人の技である桜花放心で、機関部にいる降魔の約半分が消滅したが、残りの半分が一斉に双天武に襲い掛かる。
「ここからが正念場だねお姉ちゃん」
「そうね、でも私たちは、こんな所でやられる訳にはいかない」
「そうだ、もう一人の僕を助けないといかないから」
「「こんな所で巻けるわけにはいかない」」
さくらと直哉の霊力が爆発的に、高まる」
「「「破邪剣征・桜花爛漫」」
二人の霊力が最高状態時のみに、使える奥義桜花爛漫を放った二人は、一時的に霊力が、枯渇気味になるのだった。
そのころ大神達は・・・
土蜘蛛の特殊能力によって苦戦を強いられていた。土蜘蛛の能力は、いわゆる壁抜けである。
「はっはっはどうだい帝国華撃団、この能力がある限り、私の目的は果たせるのさ」
「何だと!!お前の目的とは.何なんだ?」
大神が、土蜘蛛に聞く。
「私の目的は、どんなことをしてでも、貴様等帝国華撃団の母艦を潰す事さ」
何だと!!」
その時紅蘭が、天武の異変の気がついた。
「何なんや、この異常な力の上がり方は?」
「そんな事、させないぞ土蜘蛛、食らえ、狼虎滅却・快刀乱麻」
「ふ、そんな技が聞くものか」
「何!!俺の攻撃が聞かないだと!!」
土蜘蛛の魔装機兵の八葉の特殊能力で、ダメージを与える度、機体が回復したり、壁抜けしたりと、花組は苦戦していたが、法則性を見つけ、土蜘蛛が、空中戦艦ミカサに、特攻する前に、何とか土蜘蛛を倒す事ができたが、天武は使用禁止となった。
「馬鹿なこの私が、貴様等ごときに、やられる訳にはいかない、私は、貴様等に殺される前に、私は自殺してやる」
土蜘蛛はそう言って、ミカサから飛び降りたのだった。
「・・・土蜘蛛・・・そう呟く大神だった。
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