サクラ大戦7人目の隊員
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旅行先での襲撃
熱海旅行3日目の早朝・・・
帝国華撃団の副隊長のマリアは、隊長の大神の部屋に、やって来た。
「隊長失礼します」
「マリア、どうした?朝早くから」
「隊長実は、我々が、熱海に来てからですが、何者かに監視をされている可能性があります」
「何だって!!、それは本当かい?」
「ええ、私は常に、何者かの、視線を感じてますから」
「それが本当なら、支配人に連絡しなくては」
大神は米田に、連絡をしようとした時マリアに止められた。
「あ、隊長支配人は、今仙台ですよ」
「あ、そうか、直哉君とさくら君の結婚式に、行ってたな」
「そうです紅蘭が、キネマトロンを使った時、米田支配人の声がしましたし」
「確かに今直哉君達に知らせるには、いかないしな」
「ええ、ですねさくら達も、心配するでしょうし」
「とりあえず俺たちだけで対応する事にしよう」
「了解です」
そして大神とマリアの捜索が始まった。
「あ、お兄ちゃんにマリアおはよう」
「「おはようアイリス」」
「アイリス皆で、海に、行くから今から楽しみなんだ、お兄ちゃんマリアまた後でね」
アイリスはそう言って、大神達と別れた。
「アイリスは、この旅行楽しんでるな」
「ええ、そうですね、皆の為にも、早く犯人を見つけないと、ですね隊長」
「ああ、そうだな」
そして、大神とマリアは、調査を続けていた。
そのころ米田と共に帝都に戻って来た直哉とさくらは・・・
「支配人、やはり熱海方面に二つのキネマトロンの反応がありますね」
「ふむ、そうか直哉、やはりサキ君が熱海にいるんだな」
「ええ、それが、影山サキとしてなのか?それとも五行衆水弧としてなのかは、わかりませんが」
「俺としては、前者の方が、気分的にはいいんだがな」
支配人室で、米田と直哉が、話していると、さくらが飲み物を持ってきた。
「二人共、少し休憩したら、どうですか?」
「ああ、さくらありがとうな」
「ありがとう。さくらお姉ちゃん」
米田と直哉は、さくらから飲み物を貰い飲んだ。
「それで支配人、私たちはいつ熱海に向かえばいいですか?」
「そう慌てるな、さくら、熱海のほうでも、マリアが、大神に教えてる頃だし、向こうで証拠を見つけたら、こちらに連絡が、来るだろう」
「そういうことだから、さくら直哉と休んでいいぞ」
「え、支配人でも、いつ出撃するかわからないのに」
「だからだよ、直哉の存在は、帝国華撃団の中で、皆の弟だしな、それに直哉、お前を、引き抜こうとする華撃団が、いくつか、存在している」
「「え!!」」
直哉とさくらは米田の言葉を聞き、驚いていた。
「僕もしかして、異動させられるんですか?」
直哉が、米田に聞く。
「駄目ですよ直哉君がここからいなくなるのは」
「そんな事したら俺の命に危険が、迫るからしたくないぞ」
「だがなそう言う依頼もあるのは事実だ」
「でも前大戦の功労者の大神さんには、依頼はなかったんですか?」
「ああ、今のところはないな」
「ええ、何でですか?」
「どうやら海外、特に紐育や、巴里では前大戦の功労者は直哉と見てるらしい、だから引き抜きが、多いんだ」
「でも僕が海外に行くとなったら必然的にお姉ちゃんも行くんですけどね」
「ええ、私もなの?直哉君」
「そりゃそうだよ、お姉ちゃん裏直哉の封印できるのは、お姉ちゃんだけなんだよ」
「まあ裏直哉の件もあるから、一時的に直哉とさくらを派遣する事ができるが、それ以外は不可能だからな」
三人が話していると、熱海にいる大神からの緊急通信が来た。
「支配人、大変です黒鬼会の襲撃があることを掴みました。至急光武をお願いします」
「了解した。今から翔鯨丸を発進させる」
そして大神は通信を終えたが、通信中に,洞窟に海の水が入り込んでいた。
大神とマリアは、泳いで洞窟を抜け出したが、マリアは意識を失ってしまった。
暫くするとマリアは目覚め、大神とマリアは、急いで花組の元に向かった。
その道中マリアは、隊長の意気地なし等と呟いていたらしい。
そして、花組と合流した大神は、最後の五行衆水弧と対峙した。
「初めまして、帝国華撃団の隊長さん、私が黒鬼会最後の五行衆で、貴方達の米田を狙撃したのは、この私よ」
「「「「なっ」」」」
水弧の発言に驚く大神達。
「何で司令を撃った?」
「はあっそりゃあトップを堕した方が,楽だからよ、でもねまさか、あんな方法で、混乱を抑えるなんてね」
「あんな方法だと?」
「ええ、そうよまさか総司令官が、二人だったのは誤算だったわね、たしか真宮寺直哉だったわね、もう一人の総司令官は」
「そう言えば敵である私が言うのもなんだけど、何で、この男が、隊長して、直哉が、隊員なの?普通逆じゃないの?」
「ぐはっ」
大神は精神にダメージを受けた!!
「確かに、貴女の疑問は最もだわ、正直花組全員が思ってるし」
「あっやっぱり、そうなんだ」
「ぐわあああ」
大神の、精神は瀕死になった。
水弧と、そんなやり取りをしていると、翔鯨丸と双天武に乗るさくらと直哉が現れた。
そして、戦いが始まり、水弧の乗る魔装機兵宝形と戦っていたその時、金剛と大日剣が現れ、金剛は、双天武と戦い始めた。
「さあ戦おうぜさくらと直哉よ」
「行きます」
二人の戦いはまさに一進一体の状況だった。そして互いの必殺技が放たれる。
「金剛金縛り」
「破邪剣征・桜花霧翔」
二つの必殺技がぶつかり大爆発起こし二人の戦いが続くと思われた時、水弧が花組によって倒されていた。
それを見た金剛は、水弧を連れて撤退した。
戦いが終わると、花組は、熱海から帝劇へ蒸気バスで帰ったのだった。
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