異世界で幼女無双
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第一話
自分は実家住まいでフリーター、見た目はお世辞にもいいとは言えない30代のおっさん
二チャンとかやってた唯の一般人である
じゃあこれはなんだと中庭の池に映る今の自分の姿を見てみる
「・・・・・・」
ストレートのサラサラの黒髪に透き通るような白い肌、背の高さは子供で心は大人・・・
廊下から中庭に繋がる階段に座って空を眺めて絵になっている美少女の俺(30歳)はため息をつきながら呟く
「どうしてこうなった」
いやほんとに夢だと信じたい、夢にしてはリアルだな~と思っているがそう信じたい・・・いやもう現実を受け入れよう、気が付いたら神様の説明もなく科学のかけらもない魔法とかがある全く知らない世界のしかも大国の一人のお姫様に転生していた
・・・人に話したら狂人扱いされそうだ
「いったん落ち着こう」
うん、落ち着こう。さっきも色々考えてたら混乱して叫んでしまったしね、誰も通らなくてよかったよ
とりあえず色々この世界のことで知ったことを挙げて整理しよう
まずこの世界は全く知らない世界、んでもってコンビニも電気もない、そのかわりに魔法があったりする、よくあるRPGの世界な気がする
そしてここは世界に四つある大陸の一つに存在する大国、名前は「サイルド」です、そのなかのとんでもなくでかい西洋風のお城に住んでるお姫様が俺「セリア」
さきほどは一人でいたから叫べていたが、普段人の前では特典かどうかは知らんが表情が顔の筋肉死んでるんじゃねーのかというほど動かなくなり無口になる・・・そのせいで自分の印象はあまりよろしくない、双子も姉妹もいなくて両親はふつうにいい人、あとこの国っていうかこの世界ではキリストみたいな宗教が信じられている
「はぁ・・・」
うん、よし!もう何言っても仕方ない、この世界で生きていくことにしよう、せっかく魔法とかが使える世界にきたんだしね、ポジティブにいこう
・・・そうなれば第一目標!まずこの城での自分の印象を上げよう!そうしよう!
そうして俺は空に拳を上げて気合を入れ、この世界を生きてくことに決めたのである、第三部完ッ!
って平和な生活が続くと思ってました
ー兵士長ー
セリア様が生まれたのは嵐の日だった
セリア様の目つきはとても鋭く暗く、心を閉ざしたように人と関わりを持とうとしない
そんなセリア様は当然というべきか周りに避けられ、王家の恥とも言われている、悪魔の生まれ変わりとも言われている
・・・実際はそんな生ぬるいものではなかった、
あの日、あの時、あの場所でのセリア様を知る者はこう言う
怪物、化け物・・・破壊紳
・・・まさしくそうとしか言えなかったのである
後書き
・・・を乱用しすぎかね?
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