サクラ大戦7人目の隊員
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護衛任務後編
「「遅くなりました山口さん」」
「いやいや時間的には、大丈夫だ予約の時間までには」
「さてぼちぼち行くとするかの?」
「「はい」」
三人は、料亭の中に入り、店員さんに予約していた部屋に案内されたのだった。
店員に案内された三人は、部屋の中に入ると、さくらが直哉に聞いた。
「ねえ、直哉君。山口さんてどんな人なの?こんな高級料亭の予約が取れるなんて」
そのころさくら達を尾行していた大神達も高級料亭に着いた。
「どうしょう紅蘭ここ俺たちじゃあ入れない料亭だぞ」
「そんなことうちに言われても打ちは、大神はんに付いて来てと言われたからきたんやけど」
「しゃーないな、あの手で行くしかないわな」
そして、紅蘭と大神は、料亭潜入作戦を実行したのだった。
そのころ直哉さくらは・・・
「えええーー山口さんて、あの海軍大臣の山口さんなんですか?」
「いかにもわしが、海軍大臣の山口和豊じゃ」
「ねえ直哉君私たち、海軍大臣とこんなにフランクな会話をして、大丈夫かな?」
さくらは後々のことを考えて、怖がっていた。
「大丈夫だよお姉ちゃん、実はね僕たちは軍穴部で言えば、山口さんと同じくらいの権限が使えるんだよ」
「ええーー嘘ーー」
「本当じゃよ」
「そうだったんですね知らなかったです」
三人が雑談を始めた直後、芸者に変装した。紅蘭と、余り変装出来てない大神が部屋に入って来た。
「おこんばんは、紅やっこどす」
「神やっこどすよろしゅう」
そして直哉たちは、暫く芸者に、変装した大神達と遊んでいたが、黒鬼会の襲撃が起きて、料亭は、あっという間に、火事になった。
「ふふいいですね人は燃える瞬間を見るのは」
火車は優越感に浸っていた。
「直哉君とさくら君は、山口さんを安全な場所へ連れて行ってくれ」
「でも紅蘭が」
さくらは紅蘭を、心配して動こうとしなかった。
「大丈夫だ!!さくら君紅蘭は、俺が連れ戻して来る」
「大神さん・・・」
「大神さん」
「なんだい?直哉君」
「あの紅蘭お姉ちゃんの、火事に対する反応は異常としか見れなかったんで、連れ戻すとき、注意してください」
「ああ、わかった」
「さくらお姉ちゃん、山口さん僕たちは、脱出しますよ」
「ええ」
「そのほうがいいのう」
そして、三人は脱出するとそこに、黒鬼会五行衆の一人火車が現れた。
「おやおや今回のターゲットが、まだ生きてますね」
「お前は誰だ?」
直哉が目の前の男に、名前を聞く。
「私は、黒鬼会五行衆の一人の火車」
「私の目的は、あなた方三人の命を奪う事です、覚悟してくださいね」
「出でよ、私の魔装機兵、五胡よ」
火車は、自分の魔装機兵を召還して、直哉とさくら、山口を集中的に狙っていた。
「お姉ちゃんこのまま、一緒に逃げるより別々に逃げよう」
「でも・・・」
「うむ、そうじゃのそれが、今わしらに出来ることかも知れん」
「それにもうすぐ皆が、来てくれるからさ」
「わかったわ」
「直哉君無茶しないでね」
「ハッハッハ別れて、逃げても無駄ですよ、出でよ火車脇侍軍団」
火車は自分の親衛隊の脇侍軍団を呼び直哉たちの、作戦を潰したかと思った時、翔鯨丸の砲撃で、脇侍軍団は、破壊され、それと同時に、大神と紅蘭が料亭から、脱出してきた。
「大神君、紅蘭、さくら、直哉君は急いで、量子甲冑に乗って」
「「「「はい」」」」」
「フ、まあいいでしょう、出でよ火車脇時よ」
火車は改めて、帝国華撃団花組と戦う準備をした。
そして戦いは、脇侍を全滅させた帝国華撃団だったが、火車は不敵に笑うのだった。
「はっはっは」
「何が可笑しい火車?」
大神が火車に問いかける。
「いやあなた方が待ちの住民を避難指せた、あの場所には、予め爆弾がセットされていましてね、この起爆装置を作動させればどうなるか?わかりますよね」
「クッ卑怯だぞ」
「なんちゅう奴や」
大神と紅蘭が、それぞれ火車に向かって言う。
火車は勝利の余韻に浸り、油断していた。だがその時一発の銃弾が、火車の持つ起爆装置を貫き、起爆装置は爆発した。
「あれは?マリアさん」
直哉はそう思ったが、火車を倒す事を優先した。
「なっ!!」
「お姉ちゃん、大神さん今です」
「狼虎滅却・天地一矢」
「「破邪剣征・桜花天舞」」
二人の必殺技が火車の魔装機兵五胡を貫いた。
「馬鹿なこの私が、負けるとは、許さんぞ貴様等」
そう言って、火車が、撤退すると同時に、マリアが姿を現わした。
そして花組全員での勝利の・ポーズを決めて帝劇に戻った。
翌日、帝国華撃団花組は、山口の正体を知り、皆大慌てだった。
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