戦え!!正義の兄弟戦士ジャスティスカイザー
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第三十六話 佐藤大尉!ちはやぶる!!その八
「沢口靖子さんみたいな人がいてもな」
「性悪のブスが大半かよ」
「俺達正義のヒーローを応援しない」
「それだけでアウトだよ、アウト」
「大和撫子いねえのかよ」
「やっぱり絶滅したか」
「アホか御前は」
堺市在住のご老人松岡さん(モブです)が言ってきた、声はチョーさんが相応しい。
「というか御前等か」
「あん?何で俺達が馬鹿なんだ爺」
「墓穴に片足突っ込んでぼけたのかよ」
「爺、余生は大事にしろよ」
「変なこと言ってるとお孫さん達に嫌われるぞ」
「そんなことばかり言う連中が好かれるか」
これが松岡さんが二人に言うことだった。
「それにこの娘達は正真正銘の大和撫子じゃ」
「何処がだよ」
「このブス共の何処が大和撫子なんだよ」
「俺達嫌ってるだろ」
「それで何処が大和撫子なんだよ」
二人にとっては自分達を応援する日本女性が大和撫子なのだ。それでこう言うがチョーさんは冷静に返した。
「大和撫子は心じゃ」
「つまり俺達を応援する」
「その心じゃねえか」
「その心がねえ奴の何処がなんだよ」
「大和撫子なんだよ」
「大和撫子の心!それは!」
ここでいきなりジョジョのツェペリさんの様なポーズになる松岡さんだった。姿も荒木飛呂彦先生画の様になる。
「ことの善悪を知る心じゃあああああーーーーーーーーっ!!」
「おい、いきなりこの爺元気になったぞ!」
「さっきまで腰曲がっててヨボヨボだったのにな!」
「それで何でだよ!」
「何でチョーさんの声で叫ぶんだよ!」
「というかまたジョジョネタかよ!」
「作者が大ファンの上坂すみれさんみたいにジョジョネタ使うな!」
上坂すみれさんを応援しない者は声優さんを知らない者だ。あれだけ素晴らしいロシア声優さんは他にはいない。
「ネタ尽きたか!?」
「というかアニメのジョジョ第三部観たからか」
「だからジョジョネタ多用してるんだな」
「ジャンプ読まないってのに」
「というかこの爺実は元気なんだな」
「さっきの絶叫を聞いたらそう思えるな」
「齢百歳、まだまだ若い者には負けんぞ」
素に戻って言う松岡さんだった。
「大戦中も頑張ったわ」
「というかこの爺そんな歳か」
「あの戦争にも参加してたのか」
「じゃあもうすぐガチでお陀仏だな」
「くたばったら念仏位言ってやるか」
「その態度よ、態度」
チアガールの娘の一人がまた言って来た、口を歪ませて。
「それに性格と行動、全部が最低だから」
「だからってのか」
「あんた達俺を嫌うってのか」
「俺達の何が悪いんだ」
「性格とか聖人君子だよ」
「いえ、全然」
女の子は冷めた目で右手を横に振って二人の言葉を否定した。
「自分と向かい合ったら?ちょっと」
「超絶美形のスーパー主人公だな」
「魔法科学校の劣等生の主人公レベルのな」
「完璧過ぎるのも怖いぜ」
「そのうち妹からいつもお流石です、お兄様って言われる様になるな」
「その妹の声は早見沙織さんな」
「もうそれは決まってるからな」
作者は早見沙織さんも好きである。
「俺達に妹いなけれどな」
「姉貴も兄貴も弟もいないぜ」
「だから妹キャラになるな」
「そんなキャラ欲しいな、この作品にも」
「リアルの妹はうざいだけよ」
こう突っ込む、別の女の子が。
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