サクラ大戦7人目の隊員
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帝都を狙う新たな敵黒鬼会現る
銀座での戦闘後帝劇に帰還した帝国華撃団は、それぞれの部屋に向かっていたが、直哉とさくらは米田に呼び止められた。
「すまねえな、直哉とさくら、今の内に紹介したい奴がいるんだ」
「「紹介したい人ですか?」」
「そうだ、入って来い」
米田がそう言うと、一人の若い男性が、司令室に入って来た。
「司令この方は?」
さくらが、米田に質問する。
「ああそいつは・・・」
「お姉ちゃんこの人は月組の隊長さんだよ」
「ええーーこの人が」
直哉の言葉に驚くさくらだった。
「さくらこいつが、月組隊長の加山雄一だ」
「初めまして真宮寺さくらさんと直哉君でいいのかな?」
「「はい」」
「俺は今日から君達の護衛兼直哉君の部下として動く事になったので、宜しく」
「え、僕の部下ですか?」
「ああ、君は米田司令が動けない時、司令官するんだろ?」
「ええ、そうですね」
「君は知らないだろうけど、今帝国華撃団には、二人の総司令官がいるんだ」
「「ええーーーー」」
加山の言葉を聞いて、驚きを隠せない直哉とさくらだった。
「一人は、米田司令、そして、二人目は、君さ、真宮寺直哉君、ちなみにさくらさんも、総司令補佐として通達されてますよ」
「えええーー何時の間に」
「米田司令通達してたんですか?」
「ああ、花組以外全部署に通達したぞ」
「だからですか、風組の三人の様子がおかしかったのは」
「それに直哉君とさくらさんは、司令と言う肩書きがなくても、護衛対象なんですよ」
「私達に流れる血ですか?その理由は?」
「ええ、そうです」
さくらの問いに、素直に答える加山だった。
「そう言う訳だからよ二人共宜しくなこの事は、大神にはまだ言うなよ」
「「了解」」
そして直哉とさくらは、自室に戻り就寝した。
それから数日後・・・
大神は、米田から呼び出しを受けていた。
その話の内容は、先日襲撃してきた、葵叉丹と鬼の仮面を、被った男鬼王と名乗った者について話を、していた。
「長官あの鬼王と名乗った男は何者なのでしょうか?」
「俺にも、わからんが、あの葵叉丹・・・いや山崎を復活させたのは鬼王と言う奴だろう」
「大神、気をつけろよ。今回の事件長引きそうだぞ」
「はい」
「おっとそうだった、大神。今日新たに新隊員来るから宜しくな」
「えーーー」
大神は米田の言葉を聞いて、慌てて花組隊員総出で、新隊員を迎える準備を開始した。
お昼・・・
新隊員を迎える準備を終え、後は新隊員を待つだけとなった時、直哉とさくらは、アイリスの異常なテンションの高さに注意していたが、その時新隊員の迎えるため会談を滑り台のように下りるアイリスだったが、そこで起きてしまった。
アイリスが、バランスを崩し、階段から飛んだ時新隊員のレニによって助けられた。
アイリス、さくら、直哉はレニに近づき自己紹介をしたが、レニの反応は薄かった。
その後、レニの歓迎会は始まったが、楽しい歓迎会の終わりを告げる時は、突然やって来た。
劇場に緊急出動を知らせるサイレンが鳴ったからである。
そして隊員達は、地下司令室に集まった。
「長官敵は、どこに現れたんですか?」
「ああ、敵は鶯谷に現れたようだぞ大神」
「鶯谷ですか」
「そうだ大神、奴等はそこで、前線基地を建設中のようだぞ大神。今月組に調査もさせているが、今出撃死、すべての資材を破壊するか、必要最低限の資材を破壊するか、大神が決めろ」
「今回の作戦はすべての資材を破壊する方向で行きます」
「それで・・いいんだな大神?」
「はい」
「ならば、大神出撃命令を出せ」
「はい。帝国華撃団出撃せよ!!目標地点鶯谷!!」
「「「「「了解」」」」」
そして花組は、鶯谷に急行した。
黒鬼会鶯谷前線基地予定地では・・・
大量の脇侍改が、大量の資材を運んでいた。
「帝国華撃団参上!!」
そして花組は作戦を開始した。資材の中には、脇侍が隠されていたりして、多少のピンチもあったが、大神の作戦は、成功した。
「その直後何者かが花組の前に現れた。
「お前は何者だ?」
「俺か?俺は黒鬼会五行衆筆頭の金剛だ。
「さて俺達も遊ぼうぜ、出でよ魔装機兵大日剣そして、行け金剛脇侍よ」
そして、帝国華撃団VS黒鬼会五行衆筆頭金剛との戦いが始まった。
戦いは、直哉とさくらの新型量子甲冑双天武の活躍で、花組の勝利となった。
「やるじゃねえかお前ら一応名を聞いておこうか」
「俺は大神・・・」
「てめえのなはどうでもいい」
「そんなーー」
大神はショックを受けた。
「俺はお前らの名が知りたい」
「私の名は、真宮寺さくら」
「僕は真宮寺直哉」
「さくらに、直哉か、覚えたぜまた会おう」
そう言って金剛は、撤退した。
「大神さんそれより、いつものやつやりましょうよ」
「ああ、そうだないくぞ」
「「「「「勝利のポーズ・決め!!」」」」」
金剛の襲撃から2日後の朝米田は、影山サキと二人で陸軍関連の会議に出かける為帝劇を後にした。
その様子を見た直哉とさくらも覚悟を改めてしていた。
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