サクラ大戦来訪者は私の幼馴染
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帝国華撃団の初陣
帝国華撃団としての初めての戦闘が始まり少し経った頃・・・
直哉は脇侍を操る人物の顔を見て、ある人物を思い出していた。
「この人もしかして、山崎さん?でも山崎さんなら、米田さんが気が付くだろうし、違うのだろう、さくらちゃんの初陣しっかり見ないとな」
上野公園・・・
戦いが始まり、帝国華撃団は叉丹の召還した魔装機兵脇時を全滅させた。
「どうだお前の手駒は全滅させたぞ残るはお前だけだぞ」
「ふ、たがが、脇時を全滅させた程度で、喜ぶとはな」
「何!!」
「いいだろう。出でよ神威」
叉丹が魔装機兵を出した瞬間直哉のいる司令室に通信が来た。
「直哉司令我々は怒動いたら良いですか?」
「マリアさん。大神隊長そこにいませんか?」
「いえ、私はまだ隊長より司令を信頼してるので」
「そうですか、ならマリアさんと、すみれさんは、さくらさんを援護しながらさくらさんが倒しきれない時にトドメをお願いします」
「すみれ、さくら聞こえたわね」
「はい(直哉君が私に期待してくれてる頑張るぞ)
「了解ですわ(さすが直哉さん私達に平等に、目立つチャンスを用意してくれるなんて)
「さすがあの人の子供ね瞬時に、さくらとすみれのやる気を出させるなんて」
「なあ、俺には指示はないのかい?」
「ええ、自分が先輩に指示を出すなんて出来ませんよ」
「どうして?」
「良いか、大神お前が、現場に行ったら、司令なんだ。そんなお前に、俺たちが指示なんてさせるわけねえだろ」
「しかし直哉は先ほど指示を・・・」
「あれは、3人が自発的にこちらの意見を聞いてきただけだ、最初から指示した訳ではない」
「そんなーー」
そして米田が通信を切った。
「米田さん良いんですか?大神さんにあんなこと言って?」
「良いんだよ実際3人は、大神よりお前を信頼してるみたいだしよ」
「ぷーーアイリスも大神のお兄ちゃんより、直哉お兄ちゃんを信頼してるもん」
「そうかい、それはすまねえなあ、アイリス」
「僕も嬉しいけど、それじゃ大神さんの立場がね」
「?」
「おっと、戦闘が終わるようだぞ」
上野公園・・・
お、おのれーー」
「マリアさん、すみれさん援護をお願いします」
「わかりました。でもさくらさん失敗しても良いですわよ、そうすれば、私が直哉司令に良いところ見せれますから」
「了解よさくら」
「行きます破邪剣征・桜花放心
さくらが放った桜色のビームは、神威に直撃した。
「うおおおお」
そして神威は機能停止し、葵叉丹が出てきた。
「やるな、帝国華撃団とやら、だが、我等の活動は始まったばかりだ覚悟する事だな」
そう言って、叉丹と神威は消えていった。
その夜・・・
上野公園では、帝国華撃団花組全員と米田支配人とナオヤを加えたメンバーで夜桜見物に来ていた。
「直哉君も今日はお疲れ様」
「さくらさんもお疲れ様です(さくらちゃんのかっこいい姿も見れて嬉しかったよ)
!!
「直哉さんお疲れ様でした」
「あ、すみれさんもお疲れ様です」
「何で、直哉さんが隊長じゃないのかしら?」
「自分より先輩のが、支配人の理想に近いからじゃないですかね?」
「確かに、そういう考え方も出来るわね?」
「あ、マリアさんお疲れ様です」
「さくらさん達も大変でしょうけどこれから頑張って行きましょう」
「「「「おー」」」」
こうして帝国華撃団の初陣は、終わったのだった。
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