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SAO~脇役(?)の異世界日誌~

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第九話 黒の剣士とトラップマスター (前編)

 
前書き
どうも、ゆっくり雪です
お気に入り登録してくれたt23様ありがとうございます。
嬉しくて死にそうです。

さて今回はほぼ未定だった原作のお話、黒の剣士編です。あとトラップマスターはジョー君のことです。
後は見てのお楽しみです。 

 


 どうも、ジョセフだ。俺は今アインクラッド第三十五層にきている。
 俺達があの二十五層をクリアしてからどんくらいたったのか、メリーは二十五層ボスのLAボーナス
 ユニークスキルの"暗黒剣"を使いゲーム攻略に結構貢献している。
 ギルド「風」はリンさんが実力を上げ"流星"と言われるようになったメイにリーダーの座を譲り
 今やトップギルド「血盟騎士団」に匹敵するほどになった。

 閑話休題。

 さて何故俺がこんなところにいるかと言うと気まぐれ····ではなく急にキリトに呼び出されたからだ。

 「おっいたいた····って··。キリトお前また女の子落としたのか?」

 「んなわけ無いだろ!」

 「えっ···?いやそんな··。」

 「はいはい。んで?俺を呼び出した理由は?あとその嬢ちゃんはだれだ?」

 「まぁ理由はまた後で。この子はシリカ、ちょっと前に迷いの森で会ったんだ。」

 「え?あの竜使いシリカ?」

 「あ、はい。ビーストテイマーのシリカです。」

 「これはこれはご丁寧に。俺はジョセフだ。よろしくな。」

 「はい!よろしくお願いします!」

 「····で、だ。キリトと一緒にいるのとテイムモンスターが見当たら無いのは関係あるのか?」

 「ああ。それが····。」

 どうやらキリトが迷いの森にいたときに丁度ギルドメンバーと喧嘩別れしたシリカがゴリラっぽいモン
 スター、"ドランクエイプ"に襲われてたらしく、それをキリトがたすけたが···· 

 「それでか···」

 「はい、ピナは死にました。だけど私が必ず生き返らせてみせます!」

 「まーそれはいいがシリカは中層プレイヤーだろ?四十七層へ行くのはちょっとキツイんじゃないか?」

 「そこは大丈夫。俺の持ってる装備で10レベ位は底上げできるから。」

 「相変わらず馬鹿げた性能の装備もってんな···」

 「どうせこれは女性用装備だから俺は使えないよ。」

 「まぁそんなことより腹減ったんだが。」

 「「あ」」

 どうやらもう夕飯時なのを忘れてたらしい。まぁ何はともあれ俺達は宿屋兼飯屋「風見鶏亭」へ向かった。

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 俺達は何のトラブルも無く風見鶏亭に到着した。
 途中ロザリアとか言う雑魚キャラ臭がプンプンする女が嫌味をいいに来たがあれはノーカウントの方向で。

 「ここのチーズケーキがすごく美味しいんですよー!」、とシリカ。

 「そうなのか。楽しみだ。」とキリト。 

 「チーズケーキもいいが俺はショートケーキ派だ。」と俺。

 ···うんどうでもいい。

 俺は夢のショートケーキ1ホールに夢中になっていたがその間キリトがシリカにオレンジプレイヤー、
 レッドプレイヤーについて話していた。
 ···話の途中シリカの顔が赤かったのを見ると多分落ちたな。
 全くキリトの天然タラシっぷりにはあきれるぜ。
 アスナが可哀想···

 「ぐはっ!?」

 「?」

 「どうかしたかジョセフ?」

 「い、いや何でもない···」

 実際何でもない無く無いけどね!
 でも··何処からともなくレイピアが飛んできて俺の背中に刺さってる何て言えないもんね!
 まさかアスナがやったのか?だとしたらどんだけエスパーだよ。メリーもたまに俺の思考読むし。
 ···とか考えながら背中にてをやってレイピアを抜こうとする、が


 「無い!?」

 意外ッ!それは殺気!

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 今俺達は宿屋の一室にいる。何かキリトがレアアイテム使ってシリカに四十七層の情報を教えてる。
 あいつどこであんなアイテム手に入れてるんだ?

 「あららー。寝ちまった。」

 「ん?···まぁ仕方無いだろ。見たかんじまだ小学生っぽいし」

 シリカは説明を聞いてる内に寝てしまったらしい。···いや自分の部屋で寝ろよ!

 「···そういえばまだ俺が呼び出された理由聞いて無いんだが。って言うかそこのあんたは」

 「いつまで盗み聞きしてるんだ?」
                  ガチャッ

 俺はドアを開けずっと盗み聞きしてた失礼な奴に説教しようとしたが-------

 ダダダダダダ····

 「クソッ!逃げやがった!」

 「ま、まぁ取り敢えず今は放って置こう。」

 「だな。じゃあ話の続きと行こうか。」

 
 「ああ。お前を呼んだ理由だけど··」

 キリトによるとシルバーフラグスっていうギルドがオレンジギルドのタイタンズハンドに壊滅させられた
 らしく、生き残ったシルバーフラグスのリーダーが敵討ち----監獄に入れるだけだが----を攻略組プレイ  ヤーに頼んで回っていた。そしてそれを偶然通りかかったキリトが引き受けた。ということだ。
 ·····というか。

 「それ俺呼ばなくてもいいだろ?」

 「いやー。お前対人戦得意だろ?保険用に」

 「いやそうかもしれないけど···正々堂々やるならキリトの方が十倍強いだろ。」

 「オレンジプレイヤーが正々堂々くると思うか?」

 「ぐっ····確かに···」

 「目には目をっていうだろ」

 「それ遠回しに俺をオレンジ呼ばわりしてるから。まぁ確かにやり方がオレンジっぽいとは言われるが」

 「そんな汚い手つかってんのかよ?」

 「あぁ。ワイヤー使ったりトリック使ったりetc···」

 まぁそれだけじゃないんだが。

 「まぁそう言うわけだから頼むぜ!」

 「なんか釈然としないけど···まぁ良い。だがその代わり今度メシ奢れよ?」

 「ああ。それくらいならお安いご用だ!」

 「それじゃあ超高級の焼き肉を···(ボソッ」

 「え?」

 「イヤナンデモナイZE」

 こういうのはその時になっていえば断れないから今は内緒にしとこう···聞いた時のリアクションがたのしみだ。

 「そういえば対人戦なら俺よりメリーの方が強いじゃん。頼まなかったのか?」

 「いや~頼んだんだけど···」

 「けど?」

 「お礼に超高級の焼き肉たのまれちゃってなー。」

 意外と俺とメリーは似た者同士だということが判明した。
 とまぁ話も一段落ついたところで·· 

 「じゃあそろそろ俺も寝るとしようか~」

 「あぁお休み···ってシリカがいるの忘れてた···。」

 「そういえば寝てたな。」

 「シリカの部屋には鍵が掛かってて入れないし···どうしたもんか。」

 「そうだな···。ベッドも一つしかないし···あっそうだ!」

 「何か良い案あったか?」

 「一緒にねたらどうだ?」

 「できるか馬鹿野郎!」

 即答された。良い案だと思ったんだが。

 「まぁ後は自分で考えてくれ。」

 「ちょ、俺を見捨てるのかー!?」

 「Good night KIRITO」

 「無駄に発音いいな!」

 この後キリトは一時間迷ったが結局椅子で寝たらしい。
 次の朝キリトの部屋で寝たのを思い出したシリカが顔を赤くしたのはご愛嬌。

 ←to be continude···

 

 
  
 
 

 
後書き
はい!今回はシリカ編に見せかけた何か(笑)でした!
遠くから殺気を飛ばしジョー君の背中に突き刺すアスナさん。書いてて自分で軽くホラーだと思いました。
さて今回は戦闘シーンが有りませんでしたが次回はしっかりタイタンズハンド(噛ませ)と戦います。
そこでタイトルの名前も回収します。
ちょっとペースが落ちるかも知れませんが次回も読んでくれたら幸いです。 
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