戦え!!正義の兄弟戦士ジャスティスカイザー
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第三十五話 小栗大尉!弱虫ペダルは面白い!!その五
「あんなのと一緒にするなよ」
「俺達が言ってるのは皇帝の方だよ」
「同じ声なら聖闘士とゴーストハンターとかいるだろ」
「戦隊ものの敵役も味あったし幽遊白書でもいい敵やってたぞ」
その某野菜王子は別にしてだ、ここでその野菜王子の顔がアニメ化の際は背景に出るが目には犯罪者の写真に対して行われる黒い目線が入る。
「そういうのは強いだろ」
「デビューはウィングマンだったしな」
「ウィングマンはエニックススクウェアがパソコンゲームでシリーズ化してたぞ」
「隠れた名作だぜ」
知っている人は知っている。
「あの頃はエニックスっていったけれどな」
「スクウェアと合併前でな」
「まだドラクエとかも出してなくてな」
「エニックスさんパソコン専門だったんだよ」
子供は知らない話だ。
「全く、俺達をあんな王子と一緒にするな」
「あんなの噛ませの時間稼ぎのへたれだろ」
「あの作品悟空以外は全部そうだけれどな」
「ストーリーは究極のマンネリ、ワンパターンだったからな」
「というか作者ドラゴンボール嫌いよね」
瞬は二人の台詞からこのことを察した。
「褒めたことないないじゃない」
「だってよ、フリーザ編以降酷いだろ」
「その野菜王子との地球での戦いの時から露骨だったけれどな」
「ストーリーはマンネリでぐだぐだでな」
「どんなキャラ出ても悟空までの時間稼ぎだろ」
主役で締めるかららしい。
「その悟空の戦いもあからさまな引き伸ばしばっかりでな」
「アニメだって二十分殴り合いとかあったんだぞ」
「変なオリジナルにバンク」
「とにかく時間稼ぎばっかりだっただろ」
「作者あの漫画にうんざりしてジャンプ読まなくなったんだぞ」
「ジャンプ自体が嫌になってな」
本当のことである。
「ジョジョ第三部と食戟のソーマまでジャンプアニメも観てなかったんだぞ」
「今もニセコイや銀魂観てないぞ」
「杉田智和さんも阿澄佳奈さんも好きなのにな」
「特に杉田さんが出てるアニメは絶対に観る主義でもなんだぞ」
「そこまでジャンプに拒否反応持つ様になったんだぞ」
「ドラゴンボールからな」
「そこまでドラゴンボール嫌いなのね、作者」
はっきり言おう、日本の漫画界に燦然と輝く駄作それがドラゴンボールだ。
「徹底的過ぎるじゃない」
「元々嫌いになったらとことんいくけれどな、作者」
「ドラゴンボールもそうなんだよ」
「今じゃ見向きもしないぜ」
「魔人ブウ編以降ストーリー全然知らないぜ」
ジャンプでの最終回も知らない、読んでいないし今後も読むつもりは全くない。
「だから野菜王子って言われてもな」
「噛ませとしか認識してないぜ」
「それで、皇帝なのね」
「ああ、そっちだよ」
「銀河皇帝なんだよ俺達は」
これまた大きく出た。
「常勝の天才」
「今まで一回も負けてないだろ」
「常に勝ってるだろ」
「常に勝ってるのが何よりの証拠だぜ」
「勝っていてもね」
冷めた目でだ、また突っ込みを入れる瞬だった。
「皆の目には気付いてるでしょ」
「天才はいつも評価されないだろ」
「ゴッホを見ろよ、ゴッホを」
今度はこの画家を引き合いに出した。
「評価されなかっただろ」
「天才はそうなんだよ」
「その生涯絵が一点しか売れなかった」
「悲劇の天才だな」
「最近の研究ではゴッホが生前評価されだしていたのよ」
瞬は作者がゴッホについて書いた時に調べたことを話した。
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