戦え!!正義の兄弟戦士ジャスティスカイザー
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第三十五話 小栗大尉!弱虫ペダルは面白い!!その四
「今回のことよ」
「ああ、今回の戦いか」
「それのことか」
「あれだろ、話の最初に弱虫ペダル出たからな」
「自転車だな」
「そうよ」
まさにそれだというのだ。
「今回はそれでいくことになったから」
「そうか、やっぱりな」
「この作品の法則だな」
「話が出た競技が戦いの種目になる」
「いつもの展開だな」
「だからいいわね、競技の場所はね」
そこはというと。
「関西一周よ」
「おい、大きく出たな」
「関西一周かよ」
「弱虫ペダルより走ってるじゃねえか」
「小野田君が優勝したあれな」
一年の時だ、尚ゴールまでやけに時間がかかった。
「あの時の箱根編よりも走るんだな」
「俺達の場合は」
「作者も競技の場所に悩んだのよ、二秒位」
それ位考えた、その結果として出た結論だ。
「それで関西一周になったのよ」
「スタート何処だよ」
「それで何処になったんだよ」
「八条駅よ、ゴールもね」
終わりの場所も既に決まっている。
「兵庫から大阪、和歌山、三重、奈良、京都、滋賀って回って」
「それでか」
「神戸に行くんだな」
「そうなったんだな」
「いつもながらいつも決まるな」
「そういうことでね、尚自転車が壊れることはないから」
そういうことでのトラブルを描く作品ではないからだ。
「そこは安心してね」
「そうか、それで関西一周か」
「じゃあ安心して行くか」
「気兼ねなくな」
「今回も勝つか」
「そして勝ってな」
「買うぜ」
ここで言葉が重ね合わされる。
「今回は平田裕香さんな」
「あの人がいいな」
「最近は声優さんメインだな」
「そっちの方も才能ある人だからな」
演技力も備わっている人だ、尚礼儀正しい人としても有名らしい。
「戦国乙女とかよかったな」
「ああ、伊達マサムネな」
「しかし身体はな」
「ぷにぷにしていいんだよ」
伊達にグラビア出身ではない。
「それであの人だよ」
「今回はあの人でいくからな」
「いや、ジャスティスカイザーになってからコレクションが増えるぜ」
「どんどんな」
「平田裕香さんの写真集とDVDな」
「今回はこの人でいくぜ」
「勝てたらね」
瞬は調子に乗る二人にクールに返した。
「今回こそは勝つから」
「今回こそもだぜ」
「そこは訂正してやるからな」
「俺達は常勝なんだよ」
「常勝の天才なんだよ」
某銀河皇帝の様にだ。
「どんな状況、どんな相手でも勝つ」
「それも華麗にな」
「あのローエングラムさんみたいにな」
「今回も勝つぜ」
「その皇帝さんと同じ声の王子勝率暗黒時代の阪神以下よ」
瞬は意気込みを見せる二人二こう返した。
「特にフリーザ戦以降ね」
「あの王子は只の噛ませだろ」
「悟空が出るまでの時間稼ぎだろうが」
「いきがって出て来て惨敗だろ」
「精々ページを稼いでな」
それがこの王子の仕事だった。
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