【魔剣転生】少女と魔剣のダンジョン攻略!
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少女との出会い編
vs.オークジェネラル
前書き
はーっい暁のライですよぉ〜ん
ちょっと戦闘シーンが少ない!という指摘を受けましてですね…なんと!今回は戦闘シーンが主流となっております!
次回には獲得したスキル、およびステータスは発表したいと思います!
ではでは本編、初めて行きましょう!
キラキラときらめく3つの太陽。
もちろん全てが太陽というわけではなく太陽に匹敵するほどの恒星が存在しているということ。
しかし俺はその3つの太陽よりも目の前に広がる光景に目を奪われていた。
キラキラと太陽の光を反射する海、先ほどまで雨が降っていたのか葉っぱから零れ落ちる雫
幻想的な光景が俺の前に広がっていた。
その光景をよく目に焼き付けた俺はその場から離れる。目指すは海があった反対方向。
俺のプログラマーの勘が『こっちに強い魔物がいる』と告げたのだ。
実際に海の近くには強い魔物が出るゲームは少ない。普通平原や森、巨塔や洞窟に強い魔物が沸くのだ。
5分近く移動し続け山を越えた先には広大な森が広がっていた。
そして森のど真ん中にはなぜか円状に広がる平原があった。
俺は不審に思いその平原へと向かい始めた。
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オーク、ハイオーク、グリーンオーク
この森にはオーク系の魔物が多く生息しているらしく降りてきた俺はオーク系の軍団に遭遇しまくっていた。
そして今俺の周りにいるオーク系の数は気配察知によると20体。
しかもオークの上位種ハイオークやブルーオークが混じっており俺は美味しい餌と見なしていた。
他のハイオークともブルーオークとも一線を置いて巨体をもつ一匹のオークが俺に向けて持っている槍を向けると『ぶごぉぉぉぉ!!!』と叫ぶ。
するとハイオークとブルーオークが前にでて、オークが弓を構えた。
ここに来て初めての多種族の連携。
俺はオーク達に命令を出したオークのステータスを見ると驚きが隠せなくなった。
豚鼻族・将軍(オーク・ジェネラル)
そのステータスにははっきりと将軍の文字が入っていて周りのオークよりも強いことを示していた。
俺が驚いている時オーク達の構えていた矢が放たれた。
その矢を合図にブルーオークとハイオークは俺に突っ込んでくる。
ブルーオークが俺にむけ棍棒を振おうとした瞬間、俺は《溶解液》を発動し刀身に溶解液を浸らせると地面に平行に回転を始める。始めに俺に棍棒を振おうとしたブルーオーク、そして近くにいたハイオーク、ブルーオークに俺の刀身がかすり、かすったところからドロドロに溶け始めていた。
溶解液…なんという溶解力である…
仲間の無残な死に方を見て恐怖を覚えたのか弓を構えていたオークは次々と逃げ出し周りにはオーク・ジェネラルだけになっていた。
オーク・ジェネラルは持っている槍では歯が立たないと思ったのか槍を放り投げ腰に装備していた鈍く光を反射する一本のロングソードを抜き取った。
先ほど持っていた槍とは違い全て金属でできているそのロングソードは明らかに冒険者か、商業者を襲い手に入れたとわかる。
しかもところどころ錆が入っており切れ味もさほどないと感じさせた。
オーク・ジェネラルがロングソードを縦に振おうとすると俺は溶解液の発動を解除し一度受けてみようと念動力で刀身を横にする。
そしてオーク・ジェネラルの攻撃が振るわれると俺は盛大に弾き飛ばされた。
念動力Lv.2になった俺はかなり強く支えられている自信があった。
そして俺は自身のステータスを見ると先ほどの攻撃の前《硬化》を使っていなかったことを悔やんだ。
耐久力175/463
耐久力が圧倒的に減っていたのだ。
俺はこの数分このオーク・ジェネラルの攻撃しか受けていなかった。
ということはオーク・ジェネラルの攻撃だけで288の耐久力を持って行かれたのだ。
恐るべし攻撃力。俺はオーク・ジェネラルを見くびっていたようだ。
俺がステータスを確認している間にもジェネラルは次の攻撃に移ろうとしていた。
さすがに次は食らうことはできない。
そう悟った俺は一撃必殺の必殺技を使うことにした。
通常スキル《剣術》及び通常スキル《溶解液》を発動すると剣術レベル2で覚えられる高速突き(ハイスピードフェンシング)でジェネラルの心臓付近を狙い、突く。
オーク・ジェネラルはその一撃必殺の高速突きを喰らうと雄叫びをあげることもなく倒れた。
最初は剣なのに剣術スキルなんて使えるのか?と思っていたが使えた。勝手に体が動いてくれるらしく問題なく使えたのだ。
それを確認していなかったら今頃俺は二回目の死を体験していただろう。本当に手強かった。
そしてこのオーク・ジェネラルに教えられたことが一つだけあった。
それは、『油断せず戦いましょう。』ということだった。
後書き
今回もなしです!投稿ラッシュ中です!
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