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サクラ大戦7人目の隊員

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決戦!!命のある限り後編

日本橋地下での天海との戦いから3日後の早朝帝国華撃団は、江戸城攻略の作戦会議をしていた。今江戸城は、難航不落に近い強力な妖力を放っていた。

そして江戸城から放たれる妖力の強さに比例し、帝都内部を徘徊する脇侍衆の大きさが、巨大化していた。

「何てことだ、こんなに早く江戸城が脅威になるとは」


「大神落ち着け、直哉翔鯨丸の火力で、江戸城の防衛を抜くことは可能か?」

「うん少し危険な方法をとらないと、駄目だけど」

「よし、大神翔鯨丸で、江戸城に急襲するぞ、準備しろ」

「ちょっと待ってください司令、何故直哉君に質問しただけで、決まるんですか?」


「直哉とさくらお前たちの力のことを、俺が言っていいか?」

どうする?さくらお姉ちゃん」

「ええ、余り直哉君の力については、家の血筋の件と同じくらいの秘密にしなければいけないんですがね」

「いいか大神直哉はな、特定の条件かで、未来を見ることが出来るんだ」


「ええーー未来をですか?」


「ああ、俺もそれ以上知らないがな」

「ええー司令もですか?」

「ああ」

「さくら君、直哉君の力について、教えてくれないか詳しく」

「大神さん、それは無理です」

「それは、何故だい?


「それは直哉君を守る為ですよ、直哉君の力の正体を知った人が、直哉君を悪用されるのを避ける為ですよ」

「悪用て、俺はそんな事しないぞ」

「別にこれは、私たちでも当てはまる事ですけど、特にアイリスはわかるかもね」

「え、私が、?」


「大神さん、自分が、霊力と言う物を、知らないで、自分の子供がそういう力を持っているの知ったとき、どうしますか?」

「それは・・・自分の子供に、恐怖感じるかも、知れないね」

「怪物とかいいそう」

!!

「直哉君大丈夫?今のは貴方に向けたものじゃないからね」

「どうしたんだい?直哉君は」

「直哉君はそういう言葉をかけられながら、実の両親に捨てられ、最初は善意で直哉君に接していた人が、直哉君の力を知ると、性格も変わり、直哉君を道具のように、使う人がいたり」

「それは・・・酷い」

「そんな時私のお父様が、直哉君の噂聞いて、直哉君を保護したんですけどね」

「その時の僕は、誰も信じられなかった。さくらお姉ちゃんでも、一馬さんや米田さんでもね」

「だって人を信じると、ろくな事がなかったからね」


「それに大神さんには、悪いですけど、僕は完全に大神さんを信用してないので、これ以上僕の過去も含めて言いたくないです」


「そうか、ならまず俺が、君をもっと信頼していくことにするよ」

「俺たちは、仲間でであり、家族だからね」

「少尉」

「お兄ちゃん」

「「隊長」」

「大神はん」

「「大神さん」」

「おっと、話が脱線したが、大神出撃命令を出せ」

「はい、帝国華撃団出撃せよ!!目標地点江戸城」

「「「「「「了解」」」」」」



そして、帝国華撃団花組は、翔鯨丸に乗り、江戸城に向かった。


だが、その道中様々な迎撃装置からの攻撃をかわしながら飛行を続けるが、江戸城への攻撃もするが、江戸城には効かず、最終手段として、翔鯨丸自体で体当たりすることにした風組みだったが、敵の抵抗により予定の箇所よりずれた場所に体当たりをし、そこから花組を出撃させたが、そこには紅のミロクと魔装機兵朱雀がいた。

「久しいね帝国華撃団あれから、お前たちがどれだけ強くなったか見てやるぞ」

「喰らえ妖雷波ーーー」

朱雀から放たれた雷は結界となり朱雀を倒さなければ脱出不可の状態になった。

そして、ミロクとの戦いが、始まった。

戦いは、結界内を、自由に、移動できる朱雀が有利だったが、勝負は意外な幕切れだった。

それは、朱雀の結界の影響を受けていた、帝国華撃団大神機の刀が、背後から朱雀を貫いた。


「な、何故お前が動ける?まさか童がこんな小僧に敗れるとは・・・」

そして、ミロクとともに朱雀は爆発した。


そして、帝国華撃団は、江戸城の最上階に進むと、そこにはもう一人の葵叉丹がそこにいた。

 
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