ソードアートオンライン ~蒼き神速使い~
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EX
EX クリスマスクエスト 1
12月24日。クリスマスイブ
キリストが生まれた聖なる夜の前夜で仲のいい仲間、あるいは家族や恋人と仲良く過ごす、そんな夜。
なぜこんな当たり前のことを言い出すのか。事の発端は昨日の夜にさかのぼる。
俺は久しぶりの自由な放課後を満喫していた。
いつもは面倒くさい課題やらテストやらナツとのデートやらで忙しいのだが、今日は何もなく、完全な
フリーなのだった。
インターネットを使って少々遊んでいると、キリトが部屋に戻ってきた。
(現在キリトの部屋を半分ほどいただいている)
キリトはこっちを見て俺の姿を確認するなり、
「あ、ソラ!いいところに!!」
と叫んだ。
「・・・なんだよ?」
こういうときのキリトからはろくなことがない。はたして今回もそうだった。
「パーティーの準備手伝ってくれ!!」
「はあ?」
どうやらアスナたちに言われてクリスマスパーティーの準備をすることになっていたそうだが
昨日まで忘れてしまっていたらしい。そういえば招待状来てたなと思い出した。
ちなみに今日は12月23日。午後6時過ぎ。
「あ~あ」
俺は思わずため息をついた。これから準備するとしても時間がなさ過ぎる。
「頼む!!報酬は出すから!!」
というとキリトはうっとうしくもべたべたとくっついてきた。
「あーもうやかましい!!手伝えばいいんだろ、手伝えば!!」
「・・・で?何を手伝えばいいんだ?」
「えーっと、とりあえず買い出しかな。近くの百円ショップでいいから買ってきて」
「何を?」
「はい、これ買ってきてほしい物のリスト。それだけあれば十分だと思うから。はいお金」
「えーこの雪の中?しょうがないな・・・」
「いってきたぞー。寒かった~」
「次は部屋の片付け手伝って!」
「え?会場ってここなの?」
「そうだよ?ていうか招待状に書いてあったけど」
「読んでねーよ」
さてさてそれから3時間後・・・。
「ありがとう!助かったよソラ!」
「何で俺よりお前のほうが仕事の数少ないんだよ・・・」
「じゃあ、後はALOでの準備だけか・・・」
「は?」
ま、まさか・・・。
「ALOの準備も手伝ってね?ソラ」
というわけで急遽ALOにいかなければならないらしかった。
後書き
初めてイベントものを書いてみました。
感想まってまーす。
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