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『処女喪失、レイプ』

作者:零那
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『真っ白』



其の日は、突然では無かった気がする。
冷静になると、前兆は長年受け続けてきた。

ただ、其の先に、こうゆう行為が在るとは知らなかったから。
だから呆気にとられすぎた。
頭がついていかなかった。

情けないくらい泣くことしかできなかった。
抵抗なんかする余地がないくらい。
体は固定されていた。

頭が真っ白になるってのは、きっとこんな時に使うんだろう。


 
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