ハイスクールD×D~黒衣の神皇帝~ 再編集版
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放課後のラグナロク
技習得する日々×珍客を案内させたアザゼル達一行
次の休日、次元の狭間本家には戻らずに人間界本家で過ごしてた俺達。たまには鍛錬より休日を与えた方がいいと思っての事だったが、ヴァーリ達は『PMW』にいるポケモン技が覚えたいと言ったので休日兼技の授業となった。俺らがいてもいなくとも、人間界本家の結界を何重かで分厚くした。魔法陣で外部から入って来れないようにしたし、関所も厳重にしといた土日は基本知り合いお断りとなっている。
俺らは裏庭にて、休日兼技授業にて参加しているヴァーリチームとソーナ、シーグヴァイラ、イリナ、レイヴェルが今回学ぶ技について何を教えるか考えていた俺。それと猫又姉妹である黒歌と白音がいるけど、白音が放つ気弾からもうそろそろ波導弾になりそうだかららしい。
「さてと、今回は何を教えるか。ルフェイのタブレットに技リストを載せているが、何かリクエストはあるか?」
「・・・・私は波導弾を覚えたいです」
「なるほど、白音は現在気弾であるが波導弾ぐらいを得れば使えるよな。黒歌はシャドーボールかシャドークローか?」
「そうにゃ。ゴースト系統は私でいえば、妖術に近いからにゃ」
黒歌と白音は波導弾とシャドー関連の技か、ルカリオとニャルマーだろうな。空間から手を突っ込んで、ボールを取り出してから投げて出て来た。白音はルカリオで黒歌はニャルマーに教えてもらうが、シーグヴァイラはボーンラッシュの発展系をやりたいのでとりあえずボーンラッシュを覚える為に白音と一緒にいた。
「俺は白龍皇の力を使えるようになったし、逆にヴァーリは赤龍帝の力が使えるようになった。アーサーは二刀流での剣術だし、美猴は棍棒持っているからルフェイとレイヴェルか?」
「俺とアーサーと美猴は、既に色々と学んでいるからな。ルフェイとレイヴェルに頼む所であるが、俺にもドラゴン技を教えてほしい」
「私はフェアリータイプの技を教えて欲しいです」
「フェニックス家は代々炎と風を扱いますが、私は聖なる炎を覚えたいですわ」
ルフェイはフェアリータイプだから、ニンフィアを呼ぶとしてレイヴェルは聖なる炎だからホウオウか。ま、ここの裏庭は玄関から見えないからホウオウが飛んでいても大丈夫だ。それにドラゴン関連と戦うのなら、フェアリータイプは効果抜群だからな。
それとヴァーリとドライグとアルビオンとティアは、主にドラゴン系の技やフェアリータイプを覚えたいらしいからレックウザ三体でドライグ達に技を教える事となっていた。
「まさか本物のホウオウを見てるとは思いませんでしたわ」
「漢字だと鳳凰と読むが、不死を持つホウオウとは違うからなレイヴェル。ホウオウ、レイヴェルに聖なる炎やゴッドバードを教えてほしい」
「これがニンフィアですか、意外に可愛いですね」
「まあな。最近になって増えたらしいが、フェアリータイプでルフェイが使えそうな技はニンフィア自身が分かっているようだからな」
『俺達は伝説と言われたポケモンか』
『私と同じドラゴンとは思えない程だが、まあ大丈夫だろう』
『それに私にとっては、色々と学びたい事があるしね』
そう言う事でレイヴェルは聖なる炎とゴッドバードを教える為に、空中にいたレイヴェルとホウオウだった。なお言葉は分かるようにしといたので、ルフェイにはマジカルシャインは敵全体を倒す技だし、ミストフィールドはドラゴンが敵の場合は敵攻撃力が下がるようにしている。ムーンフォースは主に夜で月が出ている時だけ使用可能な技となっている。
「私にも教えてもらいたいのですが、よろしいでしょうか?」
「ソーナか。水と氷系だから、ハイドロカノンや水の波導が水タイプで氷だと冷凍ビームとなるが高度の技だとコールドフレアかフリーズボルトだろうな」
「コールドフレアとフリーズボルトはどういう技なのでしょうか?」
「これを見れば分かると思うが、コールドフレアをするには凍える空気を自身に包んでから相手を絶対零度の氷と化して水蒸気で氷の中で火傷状態となる」
そう言うと説明不足なので、タブレットにある映像を見せてから実際に見せるかと思いキュレムとレシラムとゼクロムを出した。そんで遺伝子の楔で、キュレムとレシラムを合体させた。コールドフレアを実際にやってもらってから、合体解除後に今度はゼクロムと合体させた。フリーズボルトは冷たい光に包まれてから氷の飛礫に電気を纏わせる事で麻痺させる攻撃だ。
「これがコールドフレアとフリーズボルトだが、チャージ中に攻撃されるとダメだから周辺一帯に障壁で守護すれば問題なさそうだ」
「今の私には習得不可能ではありますが、冷凍ビームは習得済みですから」
「それとテクノバスターと言ってな、氷属性の持ち物を持つと使用可能だ。こういう風にな」
俺は氷系統の持ち物を持ってから、テクノバスターを発動させたら的が凍ってから砕けた。そんでキュレムはソーナに色々と氷タイプの技を教えていたが、ゼクロムとレシラムはドライグらの相手をしていた。
その時魔法陣を感知する警報が鳴ったので誰か来たのか?裏庭にいた全員と全ポケモンをボールに戻してから『PMW』に戻した。現在結界を何重にしているから、例え魔王レベルでも無敵の防御を誇っている。
一方駒王学園にいたリアス達にアザゼルが、全員集合との事でオカ研の部室に集まっていた。白音だけがいないが、恐らく俺の家にいると思って余り心配しなかった。アザゼルが連れてきたのは、北欧神話主神オーディンと護衛としてヴァルキリーのロスヴァイセと堕天使側の護衛としてバラキエルがいた事に朱乃は喜んでいた。
「まさか北欧主神オーディン様がこちらにいらっしゃるとは」
「俺もさっき知ってな、バラキエルが護衛しているとは思ってもみなかった」
「アザゼル様、先週言ったのですがもしかして忘れてましたか?」
「ところで一誠はいないのかの?」
「一ちゃんなら人間界本家にいるが、普段土日は他本家にいる事が多いがとりあえず行ってみるか?基本魔法陣でジャンプ出来るが、恐らく爺さんがいるから関所前だと思うのだが」
とりあえず俺らは、一ちゃんがいる人間界本家に魔法陣でジャンプすると予想通り関所前に着いたのだった。基本土日は他本家にいると知っているが、他本家の場所がどこなのかは流石の俺でも分からねえ。とりあえず関所に行こうとしたが、魔法陣か結界により関所から前に進めないようになっていた。この前あった事で増々厳重になったようだが、どうするかな?
「本当にここに一誠がおるのか?」
「ああ。本来なら魔法陣で玄関前までジャンプできるんだが、基本土日は他本家にいてな。いつもより厳重にしてあると、この前聞いたんだが爺さんの隻眼だとどうなっているか見えるのか?」
「やってみるかのぅ・・・・これはとても厳重にしてある。奥に大豪邸が見えるが、創造神黒鐵様の魔力で見えないようにしてあるのぅ」
「本来ならここで諦めるが、爺さんが日本に来た理由を知らせてくれば入れさせてくれるからな。とりあえずリアス達は、関所に向けて攻撃をしてくれ」
リアスは消滅の魔力で、朱乃とバラキエルは手を一緒に掴んでから雷光を放った。祐斗とゼノヴィアは聖魔剣とデュランダルで斬るが、結界は無敵の防壁と化していた。しばらくすると警報が鳴った事で、気付いたらしいな。そんで関所にいたメイドらが、銃を構えていたが俺達は一ちゃんに用があると言うと構えを解いたのだった。
「関所前にアザゼル達が来たようだが、関所を厳重にしてよかったな。ポケモンはまだ見せない事にしてあるし、ヴァーリ達は早めにシャワーを浴びているしな」
「ご主人様達が裏庭でポケモン技を磨いている時、玄関より奥にある関所からも見えないようにしてあります。それにしてもまさかオーディン様が来るとは思ってもみませんでした」
「監視カメラで見ているが、どうやら関所にいたメイド達が銃を構えたが俺に用件があると伝えると待ての一点張りだ」
そうしてメイドと話していると全員シャワーから上がり、部屋着を着ていた事で俺とソーナで行く事となった。関所の結界をノーマルモードにしてから、外に行くと疲弊していたグレモリー眷属がいた。
今はアーシアの回復により休んでいた様子だったが、メイドが銃器を持って囲んでいたので俺らが進むと同時に道を空けてくれた。グレモリー眷属とオーディンとロスヴァイセで護衛としてバラキエルと案内人のアザゼルというメンツ。
「アザゼル、これは何の冗談だ?俺らが秘密特訓してたら、いきなり攻撃警報が鳴ったからとても驚いたぞ」
「悪かったよ一ちゃん。だが客が来たんで、話し合うなら一ちゃんの家にしようと思って魔法陣で飛んだら弾かれてな」
「当たり前だ。いつもより結界を何重にもして誰にも来させないようにしたのさ。それよりオーディンとロスヴァイセはどうして日本にいるんだ?」
「私の一誠を余り困らせないようにお願いしたのですが、これは一体どういう事ですか?リアス」
しょうがないからこいつらを通した、関所のデータベースにはオーディンとロスヴァイセの事は既に登録済みなので通れた。家の中に入ってもらいリビングにいかせた、リビングには着替え済みのヴァーリ達がいた。
そんで俺はアザゼルに文句を言い、ソーナはリアスに文句を言っていたがソーナが私の一誠と言ったので流石俺の婚約者だなと思った。
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