ハイスクールD×D~黒衣の神皇帝~ 再編集版
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原作前の事
次元の狭間本家
月はと言うと、ご主人様が天界や冥界に行ってる間、引っ越し作業をしていたり各班のチェックをしていました。ご主人様のパソコンは、船にあったデータをコピーして引っ越しさせたのでご主人様が見ればよし。家は前よりとても大きいと思いました。
アグニ様から貰った土地で建てましたが、まさかここまで広くなるとは思いませんでした。ここまで広い土地を貰えるとは思わなかったです。お風呂も何種類か増やしたし、キッチンや食事するための部屋も広くなりました。これもアグニ様のお陰でもありますしご主人様が創ったお陰ですね。
ご主人様がお戻りなったようだから玄関に向かった。次元の狭間にある家に向かった俺は、ちょうど家前に来ていた。大きい門があり、門外の前に専用ドッグがあり、プトレマイオス2改通称トレミー2番艦が着艦してた。恐らく優斗達が戻ってきた後、トレミー1番艦メンバーが行ったのだろう。門を潜りドアを開けた。
『お帰りなさいませご主人様』
と言われた。既にそう呼ばれていたので平然としている。次元の狭間本家メイド長の月が来た。
「お帰りなさいませご主人様」
「ただいま月。俺が天界や冥界に行ってる間に何かあったか?」
「何もありませんでしたよ。この家を建てた後、戦艦2隻が入るドッグを作りました。あとガーデニングなど出来る場所も作りましたよ」
「この家の中はどうなってるんだ?」
「玄関入って真っ直ぐ行くと、リビングになっています。この家は大豪邸みたいになってますから凄く広いですし、3階建てとなっています。1階は先程言った広いリビングにキッチン付きのダイニングルームとなっています。ダイニングルームは、長方形の机に椅子が全部で百個あります。お風呂はプールみたいにとても広いですよ。メイドの部屋を用意させましたし、ゲストルームも用意しました。2階は主に娯楽ルームとなっておりますが、トレーニングルームやゲームルームやカラオケルーム等々あります。図書室は主に電子書籍ですけど、ご主人様が今まで行った世界の小説などもあります。防音対策ばっちりの音楽室があり、好きな楽器を弾いたりする事が出来ます。楽器は各種揃えてあります」
「ほおーそれはいいな、トレーニングルームもあるから毎日朝鍛錬出来そうだ。ゲームルームは全てのハードが揃ってるのか?」
「はい揃ってますよ」
「3階はどうなってるんだ?」
「ご主人様の部屋と私の部屋、残りの部屋は奏様と優斗様の部屋もあります。それともしもこの家に住む人が増える事を想定されているので、住人が増える事がありましたらすぐにご用意出来るようになっております」
「案内はまた今度でいいから、俺の部屋に案内してくれるか?」
「畏まりましたご主人様」
俺と月は3階へ向かう為、エレベーターに乗って部屋に向かった。行く途中、メイドが通りかかったら一礼していた。部屋前に着いたが、次元の狭間の空は虹色になっていて不思議な感じだ。外はここの世界の住人にとって異世界とも言うが、俺達は外史と呼んでいる訳だ。
「ご主人様の鍵は、カードキーになっています。これが鍵ですので、失くしたらダメですからね」
「分かってるよ」
カードキーを受け取り、部屋を開けたらとても広かった。大金持ちの大豪邸だからか、ここの当主は俺だからなのか。ベッドは屋根付きだし、机にはパソコンが置いてあった。家具はまだこれだけしかないが、徐々に増えるだろう。パソコンの電源つけて中身をチェック後、今まで聞いた曲が全て入っていたので各機能をチェック。本棚には今まで読んでいたライトノベルや漫画があった。
「月の部屋はどこにあるんだ?」
「ご主人様の隣の部屋ですよ、もし呼ぶならそこにある内線で連絡してください」
「ところでアグニはどうしてる?」
「アグニ様は先程までいましたが、さっき泳ぎに行きましたよ」
「そうか・・・・ちょっと疲れたから少し寝るよ月」
「畏まりました。夕食の時間になったら起こしに来ますから、お休みなさいませご主人様」
月は部屋を出て行ったが、今夜の食事が楽しみだ。天界や冥界も今までの外史とは大違いな場所であるが、ここは未知なる世界なのだろう。
「さてと寝るか、天界や冥界行ったから疲れたな」
と言ってベッドに行きそのまま寝たけど、さっき冥界で寝たのか少し寝辛かったがまあいいやと思った。目覚めたら時計見たら夕方十七時になってた、起きた服装が戦闘服のままだったので普段着に着替えた。上は長袖のチェック柄のシャツに下はジーンズに白の靴下を履いた。
部屋を出たら丁度メイドが通りかかったので、一緒にリビングに行った。行く前にちゃんと鍵かけたし、鍵であるカードはちゃんとパスケースの中に入れた。リビングに着いたらアグニと優斗とステラが雑談してたから、俺も混ざろうと思い向かった。ちなみにリンは奏の船専用オペレーターで、ステラは優斗の船専用オペレータであるステラだ。
「いらっしゃいアグニ、それとお帰り優斗にステラ」
「おお一誠か、今戻った所だ。もう少しで夕食だから、一緒に食べようと話してた所だ」
「ただいま父さん。今起きた所?」
「お邪魔してます一誠さん」
「ゆっくりしていけよ、ところで優斗。パトロール中何かあったか?」
「別にないよ。ドウターも現れなかったし、IS世界の外史や恋姫世界の外史を1個ずつ行ったけど問題はなかったよ」
「ならいい」
「紅茶をどうぞご主人様」
「ありがとう月」
「そういえば、天界や冥界へ行ったそうだがどうだった?」
「交渉成立した。『聖書に記されし神』シャルロットや冥界悪魔の四大魔王であるルシファー、レヴィアタン、ベルゼブブ、アスモデウスに会ってきた。あとは堕天使の総督にも会って会談すれば、三大勢力トップとの会談はこれで終わりだ」
「そうか。ドラゴンとしては、二天龍や六大龍王や無限の龍神(ウロボロス・ドラゴン)オーフィスにも会うといいかもしれないぞ」
「明日にでも行ってくるか。月、今日のご飯は何時頃になりそうだ?」
「時間的には十九時頃かと思いますよ。明日は早いんですか?ご主人様」
「アグニが言っていた、二天龍と六大龍王に無限の龍神を探さないとな。今の人間界は何時代だ?」
「江戸時代かもしれないかもね。人間界に行くなら、着物で行かないと相当怪しまれる。父さんの量子変換機には入ってないと思うよ」
「そうだな。月、今の人間界に合う着物を用意してくれないか?」
「畏まりました。早速作りますので、少々お待ち頂いてもよろしいですか?」
月に色々と言った後、現在人間界に似合う服装を注文した。俺の量子変換機には和服が入っていないから、今の所普段着と戦闘服とかスーツとかもある。次は天使や悪魔じゃなくてドラゴンとは、ホントここには色んな種族がいるな。
「さて、夕食まで時間があるな。風呂湧いてるか?」
「確認してますね」
ケータイを取り出して電話した。家内にいる者専用番号があるが、内線だから専用番号というより専用ケータイを持たせている。しばらくコールをしているとかかったようだが、紫苑は特に風呂関係を担当している。毎日の風呂掃除は機械でやっているから、メイド達は毎日の仕事を交互にやっている。
「もしもし紫苑さんですか。今大丈夫ですか?」
『大丈夫ですよ、どうしましたか?』
「ご主人様がお風呂に入りたい、と言ってるんですが沸いてますか?」
『大丈夫ですよ。ちょうど沸きましたと、ご主人様にお伝えしてくれませんか?』
「分かりました」
「紫苑から何だって?」
「ちょうど沸いてるそうですよ、ご主人様」
「よし入るか。優斗、一緒に入ろうぜ」
「いいよ父さん。一緒に入ろうか、僕も久々に父さんと入りたいよ」
「なら我も入っていいか?この姿で入るのは初めてなので、色々教えてほしいのだが」
「別に構わないがステラはどうする?」
「では一緒に入っても構いませんか?一応アグニさんに色々と教えたいので」
「なら一緒に入るか」
俺達4人は風呂に入った。俺と優斗は、先に入って体洗って風呂に入ったらアグニとステラが入ってきた。ちゃんとタオル巻いて来たが、恐らくステラが教えなかったら全裸で来そうだった。ステラに教わりながら体洗ったり、髪を洗ってたりしていた。俺らは左側で頭を洗っていたし、右側はアグニとステラで体や髪を洗っていた。
「風呂はどうよアグニ?」
「これは気持ちいいぞ。ハマりそうだ」
「風呂は心の洗濯とも言うらしいからね」
「この泡風呂は気持ちいいですね」
「それはよかったが、長風呂は禁物だからな?俺は先に出る。優斗もそろそろ出た方がいいと思う」
「分かったよ父さん。ステラとアグニ、お先に出るからゆっくりね」
二人は出てバスタオルで拭いて部屋着に着替えてからリビングに行き、月が出してくれたコーヒー牛乳を飲んだ。二人は団扇でばたばたしてると、アグニとステラが出てきた。月に飲み物を聞いた後、アグニとステラは牛乳を飲んだ。
しばらく団扇でばたばたと仰いでると食事の準備が出来たので、夕食にした。ダイニングルームに俺と優斗、アグニ、ステラとメイド達とご飯を食べた。その後自室にてパソコンで、インターネットしてから寝る時間となり寝たのだった。
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