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『吐瀉物』

作者:零那
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『対、自分』



ずっとずっと逃げてた。
ずっとずっと蓋をした。
ずっとずっと拒絶した。

そんな遠い昔の記憶。
遠い昔の自分。

急に蓋を開けたって無理。
急に立ち向かったって無理。
急に受け止めるなんて無理。

同じ欠片を拾い集めるなんて無理だけど...

ずっとずっと同じ場所に居るなんて無理だけど...

破壊される度に強くなりたいと思うのは、弱さを知ってるから...


 
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