サクラ大戦7人目の隊員
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大神一郎 藤枝あやめとの出会い
芝公園での戦闘終了後、翔鯨丸艦内にて・・・
「直哉君お疲れ様」
「ブーストモードですか?アレは凄いですわね」
「そうねアレがなかったら帝都タワーがやられてたわね」
「いやあ凄いで直哉君はぶっつけ本番でブーストモードの制御に成功させるんだからなあ、さくらはんもよくやったで」
「「ありがとう」」
さくらと直哉は、隊員たちからいろんな言葉をかけてもらっていた。
そして大神が、艦橋に入って来た。
「みんなお疲れ様」
「「「「「「お疲れ様です」」」」
「今回は紅蘭とさくら君のおかげで何とか勝てたよ二人共ありがとう」
!!
大神の言葉を聞いた、直哉はショックを受けたがその後に入って来た、人物によって訂正された。
「あら、そこは違うわよ、隊長さん。感謝するなら三人よ」
「エあ、貴女は?」
「私は、帝国華撃団副司令の藤枝あやめです。宜しく大神一郎海軍少尉」
「うわあ綺麗な人だな。はい仲良くしましょう」
あやめを見た途端大神の顔が打らしくなったのを見てさくらが直哉に言った。
「直哉君。あんな人の言葉だから、さっきのことは気にしちゃ駄目よ」
「さくらお姉ちゃん・・・」
実はさくらも大神の発言には、少しイラついていた。最大の功労者の直哉に言葉をかけなかった大神に対して。
「あちゃあ大神はんには高貴すぎる花やな」
「お兄ちゃんデレデレしてかっこ悪いし、その前に、直哉君にも言ってあげてよ」
「アイリスがついに、直哉除く隊員が思っていることを、言葉にだした。
だが大神は誰も予想していない事を、言葉にした。
「へ、今回の戦闘で、直哉君に助けられてないだろ?俺たち」
!!!
大神の言葉を聞き、艦橋から出て行く直哉だった。
「あ、待って直哉君」
さくらも直哉の後を追いかけ、艦橋を後にした。
「?一体どうしたんだ、直哉君もさくら君も?」
何でこうなったのか?本当にわからない大神だった。
「お兄ちゃんのバカーー」
「いい!!どうしたんだいアイリス?」
「もういいよアイリス部屋に戻るから」
アイリスは、本当に部屋に戻った
「少尉先ほどの言葉は、酷いと思いますけどね」
「俺は、思ったことを言っただけなんだけど?」
「隊長、いえ大神一郎少尉貴方は隊長失格です」
「せやな流石に、先ほどの大神はんの言葉は酷いとうちも思うし」
そう言って、マリア、すみれ、紅蘭、の三人も、艦橋を出て、自室に向かった。
「おいおいみんなどうしたんだよ」
「大神君、貴方本当にわからないの?」
「今回のさくら機の機体強化後の霊力はさくらのものじゃないの、あのシステム起動中は、さくらは、霊力を使ってないのよ」
「ええーーそれじゃあ一体誰が・・・?」
「それは直哉君の霊力なのよ、貴方紅蘭が、改造した理由聞かされてないのね」
「ええ、まだ聞かされてないです」
「そう、でも今回の最大の功労者は誰から見ても彼のはずなのに、大神君、さくら機のブーストモードが無ければ、帝都タワーは守れた自信ある?」
「それは・・・無いです」
そして、彼女たちが怒っている理由は、貴方が無意識に、直哉君を追い込んでるからね」
「え、俺そんな事してませんよ」
「本当に自覚が無いのね、まあいいわもうすぐ帝劇に着くから大上君は支配人室に来てね」
「わかりました」
そして大帝国劇場に帰還後・・・
「はあ、やっぱりだよなあ、いくらわかってても傷つくな」
直哉は自室で、先ほどのやり取りを思い出していた。
「直哉君大丈夫?」
「あ、さくらお姉ちゃん、心配しないで大丈夫だから」
さくらが部屋に戻ってきた。
「あのね、支配人が直哉君を呼んできてくれと言ってるんだけど、いける?」
「うんいけるよ」
そして、支配人行くとそこには、この世の終わりのような表情の大神がいた。
「おおきたか直哉早速で悪いんだが、大神にレッスンに付き合ってくれないか?」
「それはいいですけど、今月の公演は3週間後ですよ」
「ああ、実はな、来週3日間の特別公演をすることにした。その3日間は大神が主演で.女装で出演だ」
「えええ----」
さくらと直哉は、米田の仰天発言に驚いたのだった。
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