転生者は佐野 満の変わりだった人!?
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プロローグ、死=新たな物語の始まり
前書き
初投稿です!
誤字脱字等を教えてくださると幸いです!
―???side―
「っく!予想以上にミラーモンスターの数が多いな!
真司さん!まだ行けますか!?」
「ああ!まだ行けるさ!」
そう真司さんは言うと、Vバックルから翼と背景が炎で描かれたカードを
龍召機甲ドラグバイザーの口に差し込み
《SURVIVE》
という音声がドラグバイザーから流れ、
真司さんは龍騎から龍騎サバイブへと姿を変えた
「それだけ、言えるなら余裕そうですね!!
…なら、俺も!!」
俺自身もカードをVバックルから取り出して
膝の羚召膝甲ガゼルバイザーに
セットする。
すると《SPIN VENT》という音声が流れ、
ガゼルスタッブという角をモチーフにした武器を手にして
俺はミラーモンスターと戦って行った
―――――――――――――――――――――――――――――――
「…はぁ…はぁ…ッ!まだ…終わらないのか…
アドベントカードも使ったのに…多すぎだろ…」
目の前にはミラーモンスターの群れがいた。
キリがないな…
「蓮さんや真司さん達も頑張ってるんだ…!ここで弱音を吐くわけにもいかないよな…!」
そう言いふと、真司さんの方を見た時だった
「!?あれはディスパイダー!?ッ!真司さんはまだ気付いてない!?」
そう、ディスパイダーというミラーモンスターが真司さんに気付かれないように
襲いかかろうとしていた。
「真司さん!!」
俺はすかさず真司さんの下まで走って行き、そして…
「はぁ!」
「いてぇ!?」
グサ!!
「ガッ!?」
「いてぇな!おい満!何してん…だ?」
俺は、真司さんを庇った。
「…はは、滅茶苦茶痛い…それと…なんとかバックルは壊されなかったみたいだな…!
…けど…やられた…ままじゃ…終わらせない…!」
俺はそう言うと、バックルからFINAL VENTと書かれたカードを
ガゼルバイザーにセットした。
すると《FINAL VENT》という音声が流れ、ギガゼール、メガゼール、ネガゼール、オメガゼールの軍団が
どこからともなく現れ、ディスパイダーに向かって襲いかかり、
「…ぐ!?…はぁ…はぁ、…ダリャアァァァ!!!」
それに続く形で、俺はディスパイダーに左足での飛び膝蹴りを放った。
「キシャアアアアアア!?」
そんな断末魔を叫び、ディスパイダーは爆発四散した
「…はぁ…はぁ…ッ!?」
俺はバタンと地面に倒れた。
それと同時に、ミラーモンスターの群れが去って行った
「は…ははは…なんとか…守り…きった…のか?」
「満!しっかりしろ!おい!満!!」
「…はぁ…はぁ…真…司さん…後は…頼…みま…す
俺は…ライダー…バトル…を止められ…かった…
でも…真司…さんなら…きっと…」
ぼやけていく視界の中、俺を抱えながら泣く真司さんが見えた
「喋るな…!喋るな!満!…お前は…最強なんだろ?
…こんな…こんなところで死ぬなよ!」
「ははっ…手厳しいな…真司さんは、
…そうだ…これを優衣…ちゃんと…士郎…さんに…」
そう言い、俺は震えた手である宝石を真司さんに渡す
「…これは?」
「はは…馬鹿だなぁ…真司さん…は…記者…なら
宝石の…石言葉…ぐらい…知って…おいてくださいよ…
ベリル…それだけ…言えば…記者ならわかるでしょ…?
…そんな…事だから…真司さんは…バ…カ…し…」
そこまで言い、俺の視界は暗転した。
――――――――――――――――――――――――――――――――――
―真司side―
「おい?…満…しっかりしろよ…おい…
言えよ…バカ真司って言えよ!!…お前は…優衣ちゃんを
置いて逝くのかよ…それで…それで良いのかよ!!」
力なく腕が下に落ちた満を揺すりながら俺はそう叫んだ。
「なぁ…満…お前は最強なんだろう?…なのに…満…お前は…お前は!!
…!?おい…消すなよ…満を…満を消すなよ!!」
俺が抱えている満の体が徐々に…消えていく
「やめろ…やめてくれ…俺は…また…手塚に続いて…また失うのかよ!!
畜生ぉぉぉ!」
そう叫んだ直後に、満の体は完全な粒子となって消えていった
(真司さん…ライダーバトルを…士郎さんを…止めてください…俺には無理だったけど
…真司さんなら…きっと…優衣ちゃんも…士郎さんも…)
消えた直後、俺の耳に満の声が聞こえた。
この時は幻聴と思っていたけど…
多分、あれは…満の最後の願いだったんだと思う
「城戸ぉぉ!!」
泣いている俺の耳に蓮の声が聞こえてくる
「城戸!無事か!?」
「蓮…か?」
「城戸!…?満はどうした…?」
「……」フルフル
俺は無言で首を横に振るしかなかった
「!!…そうか…満は…もう」
「…満足そうに笑って、逝ったよ…あいつ」
「…そうか」
満…お前の願いは…決して無駄にはしない…!
―――――――――――――――――――――――――――――
―満side―
暑い…暑い…
「…暑すぎるだろ!…ってえ?
俺は確かに死んだ筈…なのに
…ここは、…空港?」
俺は目を覚ましたら全くしらない空港にいた
To be Continued…
後書き
という訳で始まります!
満「いや、何がという訳だよ
俺、死んでるんだけど?」
あー…うん…まぁ…そこは大人の都合でお願いしますw
満「おい」
では次回予告と行きましょう!
―次回予告―
「えっと…大丈夫?」
「お兄さんは誰?」
「…鏡さえあれば…!」
「…変身!」
次回「インペラー、再臨」
満「次回もリリカルマジカル!生き残れ!」
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