鬼神童子ZENKI 二人の呪術師
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過去に跳ばされた二人3
突如現代の式神町から過去の式神町に、跳ばされた千明と直哉と前鬼は、千明の先祖であるちはやと出会ったが、突然ちはやの従者達が直哉に襲い掛かり、ひとまず直哉は、千明と別行動で、元の時代に戻る方法を探す事にした。
「千明殿貴女は、何故あの邪教の者と行動を共にしていたのですか?」
「邪教の者って、直哉君の事?」
「はい」
千明の質問にちはやは、はいと即答したのだった。
「直哉君は邪教の者じゃないよ、むしろ私達の味方だよ」
「なッアイツが、千明殿の味方ですって、そんな事ありません。あの者のからだから欲望に飲まれた者と同じ匂いがしました」
「あーーそう言えば、直哉君一度だけ憑依の実を付けられた事があるからね」
「何ですって!!憑依の実をですって」
ちはやが驚いていると、直哉が出てきた。
「千明ちゃんもうその事は、言わないでよ恥ずかしいから」
「ごめんごめん直哉君、それでどうだった?」
「うんこの時代に、グレンとゴウラがいて、それぞれが、憑依の実を手に入れてる」
「何ですって!!」
「千明ちゃん僕が戻るまで、無理しないでね」
直哉との通信が終わると、ちはやの従者が来て、物の怪が現れたと報告を受け現場に向かった。
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