不確かなもの
しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。
ページ下へ移動
エピローグ
前書き
いつからだったか、友情というものを信じることが出来なくなったのは。
小学校1年生、男女が混じりあって遊んでいた懐かしい日々。
小学校2年生、夏美がやってきた、親友と呼べる友達が初めて出来て毎日がキラキラしていた。
小学校3年生、いつからか男女の間に大きな溝ができるようになった。
小学校4年生、真希と出会った、もう2度とあんな夏は来ないのだろうか。
小学校5年生、既に狂い始めていた歯車が音を立て始める。
小学校6年生、まるで童心に帰ったように輝いた日々、梨花と出会った。
そして、今、中学校1年生。
私の心にできた傷は、今日も痛みを増す。
ページ上へ戻る