リリカルアドベンチャーGT~奇跡と優しさの軌跡~
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Another52 幼なじみ
前書き
大輔が幼なじみと再会。
マリンデビモンをイカの丸焼きにした大輔。
アインスを先に帰らせてコンビニのアイマートでブイモンとロップモンの食料確保をしていた。
大輔「えっとブイモンにはチョコレート、ロップモンにはマシュマロ…」
ヒカリ「大輔君?」
太一「何だ買い物か?」
大輔「おお、太一さんにヒカリちゃんじゃん。ブイモンとロップモンの食料確保ですよ。ブイモンはチョコ、ロップモンはマシュマロが好きなんで」
太一「へえ、じゃあ俺達もアグモン達に何か買わないとな」
大輔「テイルモンにはこれがいいんじゃないのか?」
太一「そ、それは…!?」
チーズ蒲鉾~。
大輔「だってテイルモンはハツカネズミモンでネズミだからチーズ喜ぶぞ」
ハツカネズミモン『ネズミと言うな!!テイルモンだと何度言えば分かる!!しかも名前表記までハツカネズミモンに…』
京「やーやー、久しぶりねえ大輔。相変わらず背が低い…げぼおあ!!?」
大輔「黙れハゲが!余計なお世話だ屑が!!」
久しぶりに会った口の減らない幼なじみに地獄の断頭台をお見舞いした。
京「は、ハゲですってえ!!?あんたどこに目を付けてんのよ!!ほら、前髪ちゃんとあるでしょうがあ!!」
大輔「……申し訳程度にはな…」
京の凸をペチペチと叩いてやりながら言う大輔に京は身体を真っ赤にして大輔に飛びかかる。
京「大輔~~~!!日頃の恨み、今日こそ晴らしてやるわ!!」
大輔「やれやれ…」
しばらくお待ち下さい。
バキッ!!
ドカッ!!
ズンッ!!
ベキッ!!
ドゴオッ!!
ズギャンッ!!
ボグッ!!
ゴキャアッ!!
ガスッ!!
ベキャアッ!!
ドガガガガガガガガガガッ!!
ズドドドドドドドドドドドッ!!
ボカスカボカスカボカスカボカスカボカスカボカスカッ!!!!!!
チュドオオオオオオオオオオオオオオオンッ!!!!!!
ボカアアアアアアアアアアアアアアアアアンッ!!!!!!
ドゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオンッ!!!!!!!!
京「そぎゃあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!大輔ええええええええ!!!!!ごめんなさい!!!!!!私が悪うございましたああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!」
大輔「分かればよろしい。大体お前如きが俺に勝てるわけないだろうがよ、精々勝ってるのは(肉体)年齢だけだ(肉体)年齢。」
京「うぐぐ…」
ズタボロにされた京が悔しそうに歯軋りする。
大輔「紹介します。こいつは井ノ上京。俺の幼なじみで馬鹿で阿呆でドジで役立たず、パソコン以外しか取り柄のない救いようのない食い意地の張った凸です。」
京「何ですってええええええ!!!?」
大輔「この前、“どうしよう大輔ええええええ!!お姉ちゃんのミルフィーユ食べちゃった!このままじゃあ、お姉ちゃんに殺されちゃう!!びええええん!!!”とか言って泣きついてきた馬鹿は誰だ?」
京「あ、あんた何バラしてんのよ!!」
「なーるほど、やっぱりあんたが盗み食いしたのね…!!」
京「ひぃいい、お姉ちゃん!!痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い!!アイアンクローは勘弁!!大体代わりのミルフィーユ渡したじゃない!!」
「大輔君が作った奴じゃない!!」
大輔「まあまあ落ち着いて。今日はチーズケーキ作ってみましたから食って下さい」
「あら、ありがとう。大輔君、いい旦那さんになるわよ」
大輔「は、はあ…」
「京、今日の夕飯の時、覚悟してなさい」
京「痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い!ごめんなさーい!!!」
耳を引っ張られてレジに強制連行される京であった。
大輔「相変わらず学習能力のない奴だな」
太一「あ、あははは…」
大輔の呆れたような呟きに太一は引きつり笑いを浮かべるしかなかった。
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