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戦え!!正義の兄弟戦士ジャスティスカイザー

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第二十八話 河合大尉!作者は麻雀を一切知らない!!その三

「私も麻雀覚えたてだけれどね」
「へっ、それでガキの頃から負け知らずの俺達とやるのか」
「確実な負けフラグだな」
「俺達は麻雀だと無敵だからな」
「どんなイカサマも自由自在だぜ」
「しかもイカサマ使うの前提なのね」
 瞬は二人のこのことにも呆れている、やはり汚物を見る目は変わらない。
「某元学生運動家だった元総理か某元学者だった元総理の次位に最低ね」
「流石にあの連中より最低じゃないけれどな」
「あの連中はまた酷いからな」
 少なくともこの二人はそこまではいかない、幾らこの二人が人間の屑といってもそこまでは達していなあいのだ。
「そこまではな」
「いかないか、俺達も」
「けれどその次か」
「人として最低ランクか」
「その連中はサンプルだから」
 所謂人間の屑のというのだ。
「あんた達そこまでいかないからね」
「それ褒めてねえだろ」
「しかも全然」
「それはよくわかるぜ」
「心からな」
「ええ、褒めてないわよ」
 瞬もその通りだと答える。
「全くね」
「だよな、やっぱり」
「俺達この作品中一回も褒められてないからな」
「少なくともジャスティスカイザーとしてはな」
「褒められたことなんて一度もねえぜ」
 これが二人の人徳である、とにかくこの二人を賞賛する人間はいない。この世界でいるのはこの二人だけである。
「ったくよ、とにかくな」
「麻雀だな、今回は」
「それで何処でやるんだよ」
「何処で勝負するんだよ」
「中華街よ」
 麻雀だからだ、そこで行う理由は他にはない。
「そこでするから」
「ああ、神戸のな」
「俺達の地元か」
「そこに行ってか」
「それで麻雀か」
「顔触れはあんた達二人と私のね」 
 そしてだった。
「陸軍衆から日帝衆きっての麻雀の名人河合毅大尉よ」
「毅は『たけし』だよな」
「つまり『かわいたけし』さんか」
 二人はここであることに気付いた、その気付いたこととは。
「某リンかけのか」
「リンかけの黄金の日本ジュニアの一人か」
「ネーミングはそこからか」
「河合っていうから」
「そこから出来た名前よ」
 そうなったというのだ。
「格好いい名前でしょ」
「作者のネーミングの適当さは出てるけれどな」
「まあそれでもな」
「名前のことはわかったぜ」
「今度出て来る人はな」
「そうよ、じゃあ三日後中華街でね」
 瞬は二人にあらためて告げた。
「それじゃあね」
「ああ、じゃあな」
「それじゃあな」
「その時にまたな」
「学校の中では会うけれどな」
「学校の中では友達同士だから」
 瞬はこの辺りしっかりと割り切っていた、この二人も学園生活の時にはちゃんと友達が存在しているのだ。 
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